三面記事から見る最近の中国

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二人の日本人を処罰  考古の名目で勝手に測量

2007-05-30 | Weblog
 この記事には、二人の日本人の名前も出ていますが、どうも大学の先生のようです。でも、罪を認めたとなっていますが、本当でしょうか、どんなところで何を測量したのか分りませんが、学問的な必要性以外には理由が思い浮かびません。

 二人の日本人が、考古の名目で江西省の地方都市で勝手に測量し、同省測絵局は彼らに違法な測量行為をやめるよう命じ、罰金、測量ツール、測量結果を没収する行政処罰を加えた。

 3月23日から27日にかけて、日本人二人は携帯型のGPS受信装置、1∶250000、1∶500000縮尺の英語版の地形図光ディスク、ノートパソコンなどを持って、考古研究の名目で江西省南豊、鷹潭、上饒、鉛山などで勝手に測量活動をした。

 彼らは違法に測量したことを完全に認め、中国の行政処罰を受入れ、さらに保証書を書き、違法な測量の事実を反省、謝罪し、今後中国の法律、法規に違反する活動をしないことを誓った。

 測量の結果の中には多くの国家機密が含まれていたという。彼ら日本人の行為が中国の国家秘密を盗み取ったことになるのかどうかは関係部門が認定することになるという。