中国雑技団が新しい演出を披露 秋には日本でも公演

　中国の雑技は有名ですから、ごらんになった方も多いと思います。今年の秋には新しい演出で、日本へもやってくるようです。

　5月7日夜、中国雑技団は新しい演出「絢技画巻」を保利劇院で披露、観衆の大きな喝采を浴びた。これは2006年に雑技団の制度改正後、初めての演技で、近年国内外で獲得した多くのゴールド賞の出し物を含み、市場化を目指して構成し直したもの。

　演出形式、服装舞台設計など多くの面で伝統的な雑技団のやり方を破っており、メディアからは「伝統雑技を転覆させた」と評された。4月27日から30日まで北展劇場で、今月4日から7日まで保利劇院で披露され、超満員となった。演技終了後は、観客は総立ちになり長い間拍手を続けた。

　この「絢技画巻」は国内だけでなく、海外市場にも打って出ることにしており、「巡回演技版」はすでに日本と契約ができており、9月から、北海道から沖縄まで、4ヶ月に120回演出を行う。