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武装警官がエイズの針を刺され、なお感染の可能性も

2007-05-18 | Weblog
 注射器にエイズビールスが入っているぞと言って脅し、大騒ぎになった事件が何年も前に天津でありましたが、今度は本当に刺される事件が起こりました。この注射器の中味が何だったのかは書いてありませんでしたが、病院が薬を出していることから、本物の血液が含まれていたのかもしれません。

 5月6日、南昌市で一人の男が猛烈なスピードで逃げ、後ろから大声で「泥棒を捕まえてくれ!」ともう一人が追いかけていた。2人の武装警官がちょうど付近を巡邏していて、追いかけ始めた。

 泥棒はもうダメだと思ったのか、突然停まって注射器を手にして「来るな! 俺はエイズだ! 死んでもいいならこい! ここにはエイズが入ってるんだ、くれば刺すぞ!」

 泥棒は警官Aに向かったので、もう一人の警官Bが戦友を助けようと、注射器を叩き落した。だが泥棒もあきらめず、すぐに拾いあげて、Bに突っかかり、不幸にも針がBの左腕に刺さってしまった。その後、泥棒はすぐに取り押さえられた。

 5月8日、南昌疾病監視センターはB警官の血液を採取し、今のところ感染は認められていない。エイズの潜伏期を考慮して、センターは1ヶ月分の薬を出し毎月血液検査をして感染の有無を確かめることにしている。