祗園のウエストがうどん居酒屋になっていたり、ここ春吉のウエストは「生そばうどん」の店になったりと、ウエストも徐々に進化しております。
そば中心のメニューで、そばのみ3玉まで同一価格の打ち出しかたは、「鳴門うどん」や「春月庵」以降に出てきたスタイルを意識した戦術でしょうか。それに加え「つけそば」という新しいジャンルへの挑戦も面白い。
「もつ鍋汁」が一押しのようではありますが、つけそばの「辛ねぎ香味汁」でイッときます。
周りを見渡すと、40cm近くはある焼きものの器で大盛りそばをかっくらう人たちに圧倒され、ついついひるんでしまう。少し弱気になり2.5玉をオーダー。
細い麺です。
味噌味の中華風つけ汁につけていただくそば。今までに食べたことのない感覚のそばです。細いながらもキリっとしまった食感が心地よい。
繁盛する店内は13時すぎというのに、いつの間にか待ち列ができてしまい、厨房は戦場と化してます。
これは大ヒットかもしれません。
今度は「おろしかき揚げぶっかけ」やシンプルなざるそばもイっときたい、そういう気になってしまうのも当然です。
●「ウエスト生そばうどん」つけそば「辛ねぎ香味汁」(690円)