武膳

2010-03-31 | うどん
 天神パルコの地下、「Oichika」に再び来ております。アイドルタイムとはいえ、まだまだ待ち時間があるようで。
 目当てのうどん「武膳」は三人待ち。これくらいは許せますか。
 カウンターが一つ空き、前の三人組はテーブル席希望でパス、結局待たずに入れました。
 豊前裏打会のうどんの食べ方は、冷ぶっかけが一番と勝手に思ってますが、とりあえずはお手並み拝見、この店一番人気の「ごぼう天(温)」でイッときます。財布に優しい500円、天神一等地のなんとも素晴らしき価格設定。

 うどんと天ぷらは別々に出てきます。



 ボリューム満点のごぼう天。



 透明度の高い出汁。うどんの見た目は澄みきってないと。
 これぞ九州の美意識。



 あっさりした出汁に細麺のつるつるした喉ごしがたまらない。
 どんだけ天ぷらが気前よく盛られてるのか、これを見れば一目瞭然でしょ。



 そしてこの超激辛唐辛子のインパクト。日本一辛い唐辛子「黄金」を振りかけるや、鋭角的なするどい辛みがキーンとくる。くる!辛みだけでなく和の風味も相まって、カァーっと汗線が開き、気づいたときにはもう汗だく。



 このうどん、東京に進出した九州のうどんの逆輸入みたいなものだけど、黒々とした出汁を平気で食べる関東人にこの味理解できるんだろか。別に理解できなくてもいいけれど、これが解らなければ随分センスがないというか、かわいそうなものだと思います。



●「武膳」「ごぼう天(温)」(500円)

鹿鳴荘

2010-03-30 | 中華
 ポートライナーから見た神戸の港。
 今日は急な出張で神戸に来ています。あいにく日帰り。神戸での滞在時間より新幹線に乗ってる時間の方がはるかに長い、それだけでお疲れモード。



 結局昼抜きで打合せに入って、終わったのは夕方。せっかく神戸に来ているのだから、中華街で飯でも食べて帰ることに。
 南京町までのったタクシーの運ちゃんによると、昨日は雪が舞っていたのだとか。どうりで寒いはず。
 何の前情報なしに思いつきで中華街に来てしまい、どの店に入るかはフィーリング次第、来た方向から半ばまで歩いたところで、えいやっで、広東料理の「鹿鳴荘」という店にイン。



 美味い中華料理を何か一品食べて空腹を満たすつもりが、思わず生ビールを頼んでしまったのが運のつき。リーズナブルなコースメニューをつまみに一杯が二杯、二杯が三杯に。長い打合せをしてきた後で、どうしても仕事の話の続きになってしまいます。
 こうなるとせっかくの中華料理も単に居酒屋で食べるつまみ状態。
 北京ダックにフカヒレスープ、
 


エビチリソースに、



ミンチのレタス巻き。



 ショウロン包に、



 五目チャーハン。
 どれもあっさり味です。
 で、締めかと思えば、これでは終わらず…。すいません、ハイボール頂戴!



 えーっと、これ何だったっけ。



 結局、いつの間に頼まれていたのか海鮮やきそばまで出てきて。おいおい、まだ帰るのに3時間以上かかるんだから、後は新幹線の中でにしようやと、まだまだいてまいそうな相方を促して、中華街を後にしたのでありました。


みのしま みのりや

2010-03-29 | ちゃんぽん
 例年より早い福岡の桜の開花宣言は3月14日。それからどうも天気がよくない。寒い日が続き、おまけに風が強く雨の日も多くて今イチ春らしくなかったわけですが、今日は気持ちのいい青空。



 美野島の小柳公園の桜も満開。やはり澄んだ空の下で見る桜は綺麗ですね。
 今年は長く桜を楽しめそうです。



 2週間ぶりの美野島、今日のランチは「みのしま みのりや」へ。高くても600円の定食は、どれを頼んでも期待できそう。
 ランチのトップメニューにあるのはちゃんぽん。居酒屋のちゃんぽんって、当たりが多いんだよなぁ。なわけで「野菜たっぷり こく旨和風ちゃんぽん」を頼んでみます。



 メニューに書いてあるとおり、野菜たっぷり。やや細の麺は生麺を使用しているのかもっちりタイプ。濃いめの色をしたコクのあるスープもいけてます。



 外の天気がすこぶる良くて、店に入るとなんとなく暗い。実際、写真を撮るには暗すぎて、ブロガー泣かせの照度です。



 「シャキッと水菜と とろ~り温泉たまごを添えて…煮込みハンバーグ」なんて、女性好みと思えるとメニューもあるけれど、基本オヤジの店なのか、お客さんは男ばかり。外から中の様子がうかがい知れないのも一因かも。きっと居抜きで出した店なんでしょね。
 それにしても美野島はコストパフォーマンスが高い店が多くて。行き当たりばったりで入って、大きく外すことがないのが素晴らしい。



●「みのしま みのりや」「野菜たっぷり こく旨和風ちゃんぽん」(500円)

三角公園

2010-03-28 | その他
 早起きしてクルミと散歩。近くにこんなとこがあったとは。



 すごい密度で咲いているのは菜の花。
 この黄色、クルには見えているのかな。犬の視覚は白黒でカラーではないとか聞くけど。どうなんクル?
 確かに花を見て嬉しそうにはしてるのは見たことないね。



 まっ、花に興味はないかもしれないけれど、せっかく早起きしたんだから、桜も見にいこう。



 三角公園の桜はもうすぐ満開。
 しかし、花見をするには寒すぎ。ブルブルっ。場所取りのブルーシートも今年はやけに少ない。



 クル!なんか大人の顔して写ってないかい。



 と思えば、あくびしてる。
 朝も早いし、場所取りに来た人がいるだけで、花なんてどうでもいいクルには退屈かな。
 花より団子?ここでバーベキューでもすれば目の色変わるんだろうけど。



 まったく!
 綺麗に咲いてるの、わからないかなぁ。



 午前中はパソコン相手にデータの整理。横でTVを付けてたら、サンデープロジェクトが今日で最終回とか。
 田原総一朗の最後の挨拶をデジカメで撮っときます。



 一昨年フジの「報道2001」が実質終了、今度はテレ朝のサンプロか。
 「日曜日の朝は、ニッポンを考えよう!!」そういう流れを継続するのはTV局の責務だと思うけど。
 結局マスメディアは一方的に作って一方的に消えて行く。だったら必要以上に政治に突っ込んできた今までは何なの?この番組がなかったら、日本の政治はまた違うところに進んだかもしれない。
 継続できないのであれば、人の話をよく聞いて、それを公平に報道しないと。
 ともあれまた少し、時代が変わりつつあります。
 

ゆめ天家

2010-03-27 | 和食
 昨年末オープンした JA筑紫の「ゆめ畑筑紫野店」にようやく行ってみます。
 以前から産直販売所というのは各地にありましたが、「道の駅むなかた」の爆発的なヒットや不況を吹き飛ばすと全国的に話題を振りまいた糸島の「伊都菜彩」の成功例もあってか、後に続く小ぶりな店舗の構成も大分変わってきたように思います。



 地場で採れた野菜はもちろん、



 規模は小さいものの魚屋を併設。



 施設の一角には食事処もあって。「ゆめ天家」で天ぷらイッときます。



 天ぷらに付きものの、漬け物に塩辛。



 この塩辛、塩が押さえられていて、ご飯なしでもどんどんいける。このまま食べて、天ぷらが来る前に塩辛おかわり。



 天ぷらの盛り合せ。地場の野菜と季節の魚の揚げたての天ぷら。
 白飯は筑紫で採れた「ひのひかり」、味噌汁の味噌は筑紫の味「天拝みそ」なんだそうです。



 自分でやるとこんな風にはカラっと揚がらない。



 野菜+魚=天ぷら これ「ゆめ畑筑紫野店」のコンセプト?とてもわかり安い。
 もう少し全体の規模が大きくて、品揃えもこれでもかこれでもかというくらいになれば、天ぷらにももう少し沢山人が来るよな気もするけれど、今のところはボチボチ。
 昼からついつい食べ過ぎ。でも大丈夫、休日なんで一休みすればすぐ復活できます。



●「ゆめ天家」「天ぷら盛り合せ」(700円)



天つるり

2010-03-26 | うどん
 天神の一等地にパルコガオープンして一週間。落ち着いてきたころですかね。そろそろ行ってみますか。



 といっても特に興味があるテナントがあるわけでなし。楽しめるのは最上階の「好日山荘」と「トミカショップ」くらい。ああ、それからパルコファクトリーのオープン記念「モーション+デザイン+マジック展」は見ごたえあり。映像を使ったインスタレーション「光の彫刻」とかいうやつ。
 ウィークデーにもかかわらず、どこもまだすごい人。福岡のパルコはターゲットが若者ではなく、幅広い層に広げたと聞いとりましたが、確かに年齢に関係ない人の群れ。共通項があるとすればお客さん自体が皆オシャレなところか。



 エスカレーターを上って降りて駆け足で視察終了、この後はもちろん地下の飲食街へ。
 その名もパルコのおいしい地下食堂「Oichika」。天神初登場の豊前裏打ち会のうどん屋や伊万里牛ハンバーグの「極味や」、海鮮の「魚松」とか、そそられる店があるわけですが、とにかくすごい行列。さすがにここには並べません。



 しょうがなくソラリア方面の連絡通路に抜けると、この飲食街もリニューアルオープンしています。
 自家製麺のセルフ式うどん「天つるり」なら待たずに入れそう。ここに決まりだね。



 オーダーは「温玉ぶっかけうどん」。明太おにぎりも一ついただきます。



 讃岐風のうどんですが讃岐とはどこにも書いてない。FC展開してる店でしょうが初めて聞く名前。
 太い麺はもっちりした歯ごたえ。ごちごちして力強い。九州福岡でこれが受けるかどうかは微妙なところ。確実に好みは別れます。
 今日は無理ですが、パルコ地下の豊前うどん「武膳」には是非イッときたいものです。この店、本店は東京神田にあってなかなか行けそうにないし…、そう言う意味では好都合、近いうちに!



●「天つるり」「温玉ぶっかけうどん+明太おにぎり」(確か600円くらい)

ランチBOX旬菜香房

2010-03-25 | うどん
 ICカードの相互利用が始まって便利になりました。西鉄グループの「nimoca」で地下鉄やJRに乗れて、なおかつ東京でも使えるようになったとか。この前東京に行ったとき「suica」作らなくてよかったぁ。
 便利になるのはいいけれど、やたらカードが増えて。カード入れを落としでもしたら大変なことに。そういえば、JALカードと一体となって自動でチャージされる「nimoca」にしたんだとナナに話したら、「それって落としたら、アブなくない?」と軽く一言。ズバリ当たってます。



 さて、吉塚での打合せを終えて博多駅の改札口を出ると、もう昼過ぎ。昨日飲み過ぎのせいか胃が重く、あまり腹も減ってないのですが、今のうちに何か入れとかないと。
 こんなときは激安路線で済ませますか。
 博多駅前のサンプラザ地下街「ランチBOX旬菜香房」には、サンパチメニューが並んでいます。
 お店は中も外もチープなつくり。別にチープなイメージ嫌いじゃないし問題はなし。



 10種類以上のメニューがあって、オーダーしたのは長崎皿うどん。先にお代を払います。



 汁多め、とろみの少ない皿うどん。野菜もたっぷり入ってます。最後にネギがパラパラかけてあるのが妙な感じですが、味の方も悪かないです。



 もともとここはイートインできる弁当屋のようで。それに丼や惣菜もテイクアウトできるとあって、博多駅から遠出する前にここによれば重宝するかも。何といっても安い!



●「ランチBOX旬菜香房」「長崎皿うどん」(380円)

ラーメン四郎

2010-03-24 | ラーメン
 3月の3連休は現場が入ってたもので休みなし。今日は思いきって午後休に。昼過ぎに事務所を出てまずは腹ごしらえ。さてどこ行こう。
 帰る方向だし、久しぶりに大橋の「らーめん四郎」に行ってみますか。九州ラーメン総選挙で1位をとった後、一度行ったきりで、移転してからは初めて。そのうち行こうと思ってた店です。
 オーダーはやはり「九州男味しろうらーめん」でしょね。一杯700円はちょっと高いがこれ定番。
 「すいません!大盛りで作ってしまいました。」なんて言われて出てきたのがこの盛りのいい器。大盛りは830円なんだぞう。遠慮なくいただき、ごっちです。
 


 麺は細麺か中太麺かを選べますが、コクのあるスープには中太麺がお勧め。
 モヤシとキクラゲが沢山入ったチャンポン風のラーメンです。



 味付玉子は丸ごと一個。箸で割ると、半熟の黄身がトローンと出てきて、これがまた美味い。



 そうか、四郎というのは天草からきてたのか。でも、熊本ラーメンて感じじゃないな。
 以前の小さな店もよかったが、ここに移って何か都会的なラーメン屋になった気がします。場所的には同じ大橋、それ程離れたわけではないけれど。それに店としての風格も随分出てきました。
 すぐ近くに出来た「らーめん大」といい、大橋は個性的なラーメン屋がしのぎを削るいい街になりました。母親の実家があった関係で子供の頃から知ってるこの界隈、昔からあるのは「一九ラーメン」くらいだったかなぁ。学生時代の思い出とかもあって、何かとこの街には愛着を感じるのです。



●「ラーメン四郎」「九州男味しろうらーめん」(700円)

みんオク

2010-03-23 | その他
 何日か前に知り合ったS藤さん、デジモノに詳しくて思わず話しが弾んでしまいます。
 けれどこの仕事を最後に東京に行ってしまうとか。都での健闘を祈ります。
 そのS藤さんから教えてもらったサイト「みんオク」。



 人気の商品が激安で買えます。例えばSONYのバイオが数百円から一万円程度、90%オフは当たり前。



 「みんオク」は基本的に0円からスタートし、1入札ごとに落札価格が1~10円ずつ上がります。
 オークションには入札終了時間があって、1入札ごとに最大20秒延長されますが、これが「残り0秒」になったらオークション終了。
 終了時、最後に入札していた人が最終入札価格で商品を購入できるのです。
 ただしここがミソ。入札するには、「プラ」が必要になります。「1プラ」は50円.



 なんでこんなオークションが成り立つかというと、例えば10万円の商品が90%オフの10,000円で落札されたとすると、1円づつ価格が上がるオークションでは、1入札あたり50円×10,000入札=500,000円が運営側に入る仕組み。要は落札できなかった人は皆、入札料を損して最後に落とした人だけが激安で商品をゲットできるわけ。よく考えられてます。
 もちろん運営側にリスクがないわけではなく、実際に入札する人が爆発的にいないとこのオークション成り立ちません。しかし現状はアクセスしても繋がりにくいくらいの人気ぶり。
 登録時にもらった10プラでSONYのバイオに自動入札してみましたが、1秒とかからず失なって、簡単に落とすことはできないようです。
 ちなみにバイオは3,340円で落札されました。



 もうすぐ開催されるオークションも告知されていて、MacBookなんかもありますぞ。これが激安でゲットできれば!なんて物欲に刺激を与えてくれます。
 誰が考えたのか、あわよくばと思う人の気持ちにつけ入るネットビジネス。パチンコにも似たところがあって、今度こそはとついつい思ってしまうのです。


陶磁器カフェ

2010-03-22 | カフェ
 マリンメッセ福岡で開催されている陶磁器フェアも今日で最終日。会場内をいろいろ見て回ってきましたが、まだカフェを体験していません。
 毎年春に開催されているカフェのお祭り「カフェウィーク」に参加の人気カフェが、期間中「陶磁器カフェ」として出店してるのです。それぞれのカフェが自慢のメニューを出していて、目移りしますがどれかを選ばないと。
 ソネスの「煮込みハンバーグプレート」は既にSOLD OUTになってます。



 見た感じヘルシーで野菜たっぷりな感じの「トレネのスパイシーチキンと野菜のトマトシチュー」にしてみます。トレネは昨年オープンした警固にあるカフェで、一度行ったことがあったっけ。



 カレー風にワンプレートの上にサラダとトマトシチューが盛りつけられたカフェランチ。ボリュームも十分です。



 日本でカフェといえば若者の店というイメージがありますが、この陶磁器カフェ、年齢に関係なく連日盛況でありました。
 テーブルの上には陶器の一輪挿しの花が添えられ、コーヒーも出展窯元が提供したこだわりのカップで飲むことができる、このイベントならではの趣向です。



 このイベントをきっかけに幅広い世代に受け入れられる新たなカフェ文化が生まれるといいですね。
「癒しを提供するのがカフェの仕事」と語っていたソネスのオーナーの言葉を思いだしました。



●「陶磁器カフェ」「トレネのスパイシーチキンと野菜のトマトシチュー」(700円)

「旬彩家やまと」と「ランビツィオーネ」

2010-03-19 | その他
 現場終了後、中央区港の「旬彩家やまと」へ。バイク屋「江口商会」の前にある小粋なお店。フレンチのシェフだったオーナーが出した和食のお店だとか。前々から行きたかったところです。
 お通しで出てきたのは生がき。プリっとした食感がたまらない。最初から納得、港ってあなどれないエリアです。



 「なまこ」がきました。薄くスライスされていて、ぶつ切りで食べる食感とはまたひと味違います。



 「ホッキ貝」です。この貝食べるの初めてじゃないかな。
 おつなもんです



 「アボガドのシーザーサラダ」このサラダは間違いなく一級品。厚切りベーコンとアボガドがこんなに合うとは。素晴らしい出来映えのサラダです。



 極めつけは「活サザエのエスカルゴ風」。
 大きなサザエがフレンチ風に調理された一押しメニュー。んー、もうたまんない。



 そして「馬刺し」。赤身に、バラ肉のような、これ何と呼ぶんだろう?こっちはわかります、首の脂の部分「たてがみ」の3種盛り。トロンとした「たてがみ」を薬味と一緒いただくと、なんとも贅沢な気分に…。



 アルコールが入るとどうしても写真を取り損ねるわけで、残念ながら外観の写真は撮り忘れ。
 お気に入りの店ベストファイブに入れてもいいくらいで、きっとまた来ることがあるでしょう。

 そしてもう一軒、「ランビツィオーネ」。メニューはなくて、お好みに合わせて調理してくれるイタリアン。
 先客はヨーロッパ系の男性が二人。店の造りも含め外国にいるような錯覚に陥りそう。
 好みを聞かれ簡単に伝えるとワインを選んでくれます。とはいっても、たいしたこだわりはないけれど。飲めればそれでよし。
 フルーティな香りのするワインでした。
 


 生ハムの盛り付けもそそられます。今度は是非一軒目に行きたいね。これをいただくだけで、料理が期待できるのがわかります。
 またいいお店に出会えたようです。






マジックハウス

2010-03-18 | 洋食
 ベイサイドプレイスに新しくできた「マジックハウス」、気になってたのでやっぱり行ってみます。どんな店なんでしょう。
 ランチは3種類。肉か魚かミックスか。こういう3択で行けばどうしてもミックスランチになりますね。



 プレートで出てきました。



 確かに肉と魚。よくありがちな普通の洋風ランチ。



 ランチタイムでも各テーブルをマジシャンがまわりトランプのマジックを披露してくれます。
 写真を撮っていいかと聞けば、「手元だけは勘弁!」と。やはりカメラを向けられるとやりにくそう。
 まずは定番、引いたカードが何だったかを見事に当てる。ようく見ててもタネも仕掛けもわからない。さすがプロ。



 何種類かのマジックを目の前でやってくれるエンターテイメントなランチ。面白いじゃないですか。
 時間帯によってはステージでのミュージックライブやマジックショーが楽しめる趣向。
 夜はゆっくりディナーを食べながらショーを見る、なんて店なのです。



 最初の価格設定はもっと高かったようですが、ここは福岡。気軽に入れるお値段じゃないと。その分料理が普通っぽくなったのかな。
 以外に年齢層の高いお客さん達もやってきて、いい感じの賑わい方をしておりました。



●「マジックハウス」「ベイサイドランチ」(900円)

ベイサイドプレイス

2010-03-16 | 海鮮
 先週リニューアルオープンしたベイサイドプレイスに行ってきました。
 大水槽のカメを見るのも久しぶり。



 福岡初のマジックレストラン「Lighthouse」。食事をしながらマジックが楽しめるそうです。
 オープン初日に行った特派員の報告によると、沢山のお客さんで賑わう施設のお披露目で、ランチ2500円のこのお店だけ人が集ってなかったようで…。



 今日来てみたらランチは900円になってます。大幅にメニューを変えたのかも?



 レストラン併設のワインショップもあります。



 一番の目玉は「博多松金市場」。



 野菜に、



魚。
 博多の名産品も売ってるようです。



 しかしこの程度で人を長く引っ張っぱって行けますかね。せめて下関の唐戸市場くらいのインパクトがないと。
 だいたいポスレジとかで買いものを清算するスタイルが間違ってます。対面式で人と人とが向き合い、自然とそこに掛け合いが生まれる、市場本来の姿がなければ活気なんか出るわけないでしょ。
 店づくり、特に設備なんかにお金をかける必要はないのです。

 市場の奥に海鮮食堂がありました。ここには軽い待ち列。人気あるみたいなので、ここイッときますか。



 待ち列がなかなか進まないのは、慣れてないスタッフの対応にも原因がありそう。いつまでたっても空いてる席が片付きません。
 煮魚定食とか安いメニューはすでに売り切れ。



 本日のオススメ「海鮮丼」を頼みます。



 一見豪華な感じの盛り付け上手。



 しかしボリュームが基本的に足りません。ネタもありふれたもの。
 商業施設にとってつけた海鮮食堂という感じです。
 全体を通じ前途多難な印象がしてしまいますが、半年後はどうなっているのでしょう?



●「博多松金市場の食堂」「海鮮丼」(800円)


信濃庵の地鶏そば

2010-03-15 | そば
 突風が吹いてます。春の嵐?こんなときは事務所近くの「信濃庵」にでもイッときますか。
 店の壁に貼ってある「地鶏そば」の写真を見て、これお願い!あまり時間がないわけです。
 席に座り横を見るとこんなメッセージ、「つもりちがいの十か条」と書いてあります。
 「低いつもりで高いのが気位」「浅いつもりで深いのが欲望」「少ないつもりで多いのが無駄」なんて言葉が10ばかり。店主が考えたものなのか、書き写したものなのか。待ってる間についつい読んでしまいます。そう言われてみると、確かにつもりつもりですれ違うコミュニケーションって多い、そんな気がします。



 出てきたそばはやや伸びていて、



地鶏は浮かんでますが何てことはなく。



 中の下くらいの感じですか。
 急いでることもあってサクっとすすり、店を出ます。
 まあこんなもんか。すれちがいはいろんなところで起きるものです。



●「信濃庵」「地鶏そば」(600円)

コスモス

2010-03-14 | 食べ放題
筑後路の河辺には菜の花が満開。こういう絵のことを菜の花畑というのでしょうね。
先月の半ばから久留米の青少年科学館では「遊ぼう!おもしろ乗り物展」が開催されていて、行こう行こうと思いながらも今日になってしまいました。この科学館、たまに自分のツボにはまる企画展をやってくれます。



ロビーに展示されているのは「オートサンダル」。軽自動車ブームを創り出した最初のクルマ。昭和27年に製造された5台の内の1台、今でも自走可能とか。



会場入口にあるのは「メッサーシュミット」。昭和36年式の排気量200ccのクルマ。バイクみたいなもんです。



しかしまぁ、この企画展全然予算がないんでしょうね。装飾性も何もなくアプローチもこんな状態。問題は中身なんだからこれでよし。といいながらも、もう少し何とかすれば展示物も引き立つのに。



お次は「NJ号」。丸みのあるボディが特徴。何と鉄板を金づちでたたいて打ち出した曲線なのだそうな。



昭和30年の製造のクルマ。今でも受けそうなデザイン。



そしてこれは皆にもよく知られている「ミゼット」。昭和34年式の250cc。



ハンドルはバイクみたいな形状をしてます。
こういうのを見ていると、この50年間でクルマは恐ろしく進化したものです。リコール騒ぎのトヨタ・プリウスのブレーキの調整は、PCソフトをインストールするそうで、もはや修理という感覚から遠ざかり、人の手足の延長ではなくなりつつあります。この進化はきっと今後も続いて行くのでしょう。



おぉ。これはナナハンの白バイ。



クルマやバイク以外にも電車や船や潜水艦、飛行機や空想の乗り物の模型まで展示されていて、手当たり次第持ってこれるものを集めた感じがしなくもないが、それはそれで面白い展示。
おまけに割引チケットでプラネタリウムでの星座案内と番組が2本見れて、十二分に楽しませてくれます。

館の1Fにあるのはナチュラルビュッフェ「コスモス」。道の駅くるめから直送される地産地消のバイキングレストランです。



野菜中心のヘルシーメニュー。
子供のころ大嫌いだったカリフラワーに、今となってこれほどそそられるとは。カリフラワーのオレンジマリネ、もちろんイッときます。



プレートは格子状に区切られて、少しづつ多くの種類の料理をとるのに最適。これはいいアイディア。



酢豚が抜群にいい出来です。
五穀米にはカレーをかけて。
プリンやムースのデザートも充実してます。コーヒーまでいただき850円のコスパ度は最上級。



二日市の「花こうじ」にも負けず劣らずの店でした。



●「コスモス」「ナチュラルビュッフェ」(850円)