『朗読者』 ベルンハルト・シュリンク 松永美穂:訳 新潮文庫
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15歳のぼくは、母親といってもおかしくないほど年上の女性と恋に落ちた。「なにか朗読してよ、坊や!」― ハンナは、なぜかいつも本を朗読して聞かせて欲しいと求める。人知れず逢瀬を重ねる二人。だが、ハンナは突然失踪してしまう。彼女の隠していた秘密とは何か。二人の愛に、終わったはずの戦争が影を落していた。現代ドイツ文学の旗手による、世界中を感動させた大ベストセラー。
(カバー裏あらすじより)
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『愛を読むひと』という題名で映画化され、先週末から公開されています。
(公式HPはこちらをクリック^^)
5、6年前くらいに読んだものです。
その後、2度くらい本の整理をしたのですが、気に入っているものだったので、とっておいたものです。
(こうやってとっておくから、どんどん増えていくのよねぇ…^^;)
今回のかたづけで出てきました。
ちょうど、映画もやっているので、載せてみました^^。
恋も愛も背景(境遇)も…
せつないです。
訳者のあとがきに、
「ショージ・スタイナーは、この本を二度読むように勧めている。ストーリーがわかりにくいというわけではない。ただ、一読したときにはインパクトの強い事件ばかりが印象に残るが、二読目に初めて登場人物たちの感情の細やかさに目が開かれる、という体験を翻訳者もしている。―」
とあります。
「確かに!」です。
観るのも、読むのも、もう一度読み返すのもおすすめです。
ぜひ、どうぞ!
今回も、<とっておく本>箱にしまいました。
(いつまでたっても減らない…^^;)
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