比べてみました！＜スノーボールクッキー＞

スノーボールクッキーです。

材料は、小麦粉とバターとお砂糖というシンプルなもの。
好みのナッツを加えて、小さいボール状にして焼き、
粉砂糖をまぶして、雪玉のように白くお化粧させたクッキーです。

お化粧用の粉砂糖の優しい甘さと、
その分、甘さを抑えた生地の、ナッツとバターの芳ばしさが美味しい！
ホロッとお口の中でほどけるような食感も、
ひとつ、またひとつと、つい摘まんでしまう美味しさ＾＾。

作り方も至ってシンプルなのですが…幾つか作り方があるようです。

私が作ったことがあるのは２種類の作り方。
その、どちらの作り方でも、ちゃんと美味しくできているのですが…
この作り方によって、出来上がりの違いはあるのでしょうか？

「どーなんだろーねぇ…」
と思うものの、同時に作り方の違うそれぞれを食べてみなくちゃわからない＾＾；
結局、いつも話は「どうなんだろ？」で終わりです。


で！！
今回、スノーボールクッキーを、二通りの作り方で、同時に作ってみました。
（暇人…＾＾；）



二通りの作り方…と言っても、違いは、バターを練って（写真左）使うか、溶かして（写真右）使うかの違いなだけなのです＾＾；



生地をまとめたところです。
生地の色が違うことと、とかしバターの生地の方がやわらか。
練ったバターの方は、ぼそぼそした感じの生地です。

成形して、同時に焼き上げました。
粗熱がとれた状態の断面は、こんな感じ↓。

　練ったバターの生地

　とかしバターの生地

６人（サンプル少なっ；）で食べ比べた結果
ほろっと食感は、練ったバターの方に軍配。
芳ばしさは、とかしバターの方。

どちらが好きか…は、４：２となりました。
これは好みの違いというだけで…（ちなみに私は練った方）
どちらも美味しかったです＾＾。

仕上げの粉砂糖をまぶすタイミングにも違いが…
熱いうちに～というのもあれば、
粗熱がとれてから～というのもあります。

粉砂糖を厚くつけたいときは、熱いうちに。
バターの割合の多いレシピのものは、焼きたては表面に溶け出したバターも多く、湿った感があり、粉砂糖も厚くつきます。
スノーボールという名前のとおり、真っ白な雪玉のようになります＾＾。
（本来、これが正しいのかもね？）


■今回の分量■
バター１００ｇ　砂糖４０ｇ　薄力粉１５０ｇ　アーモンドプードル２０ｇ
（ローストして細かくきざんだ）クルミ３０ｇ　粉砂糖適宜
直径２ｃｍ強のボール状に成形（３０～３５個）して、
１７０℃のオーブンで２０分～（うっすらと焼き色がつく程度）焼きます。
粉砂糖をやさしく全体にまぶしつける。
（写真のものは、粗熱がとれて、温かいうちにまぶしたものです。）