窓のこちらで…

日々思ったこと、読んだもの、作ったものを綴っています。

『探偵はバーにいる』東直己と映画『探偵はBARにいる』

2011-09-09 13:01:02 | ★積み上げて…(本)
東直己 『探偵はバーにいる』 (ハヤカワ文庫)です。大泉洋さん主演で映画になるということで、読み始めました。舞台は<ススキノ>。主人公は<俺>であります。新感覚ハードボイルドだそうです。面白いです^^。(ものすっごい簡単な感想ですみません;)なので、続く『バーにかかってきた電話』と続けて読みました。ご存じの方も多いと思いますが、映画『探偵はBARにいる』の内容は、『バーにかかってきた電話』の方なの . . . 本文を読む

『食堂かたつむり』 と 「台所かたつむり」

2010-02-05 11:31:37 | ★積み上げて…(本)
『食堂かたつむり』 小川糸(おがわいと)著 ポプラ文庫――同棲していた恋人にすべてを持ち去られ、恋と同時にあまりに多くのものを失った衝撃から、倫子はさらに声をも失う。山あいのふるさとに戻った倫子は、小さな食堂を始める。それは、一日一組のお客様だけをもてなす、決まったメニューのない食堂だった。――(カバー裏あらすじより)映画が、いよいよ明日から公開ですね。映画の公開に先立ち(?)、小説の方も(半 . . . 本文を読む

『朗読者』 ―映画『愛を読むひと』―

2009-06-22 12:36:42 | ★積み上げて…(本)
『朗読者』 ベルンハルト・シュリンク 松永美穂:訳 新潮文庫・・・・・・・・・・・・・・・15歳のぼくは、母親といってもおかしくないほど年上の女性と恋に落ちた。「なにか朗読してよ、坊や!」― ハンナは、なぜかいつも本を朗読して聞かせて欲しいと求める。人知れず逢瀬を重ねる二人。だが、ハンナは突然失踪してしまう。彼女の隠していた秘密とは何か。二人の愛に、終わったはずの戦争が影を落していた。現代ドイ . . . 本文を読む

『子連れ用心棒』 沖田正午

2009-04-08 11:02:27 | ★積み上げて…(本)
『子連れ用心棒』 沖田正午(おきだしょうご) 徳間文庫あの『丁半小僧武吉伝』シリーズの沖田正午さんの新作です。本屋さんでは、時代小説が集められたコーナーにありました。新しいのが出てる~!!と手にとってみると、本の帯には<怒>の文字が…そうです。武吉シリーズの新作ではなく、新しいお話でした^^;題名の<子連れ>を見て、TVの<子連れ狼>がまず浮かびました。(そういうおトシの私…^^;)TVの<子 . . . 本文を読む

『妖怪アパートの幽雅な日常』 香月日輪

2009-03-25 14:43:10 | ★積み上げて…(本)
『妖怪アパートの幽雅な日常』1・2 香月日輪(こうづきひのわ) 講談社文庫本屋さんでは、(今なら多分;)平積みにされていると思います。見かけたら、まず1巻目を手にとって、巻末の山本幸久さんの解説を開いて、サクッと立ち読みしてみてください。いろんな<あなた>に向けて、「読むといいよー!」と薦めています^^。それに従って、素直に<読むこと>をオススメします。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ . . . 本文を読む

文庫版『ダレン・シャン』

2008-09-29 17:54:54 | ★積み上げて…(本)
文庫版 『ダレン・シャン』 作・Darren Shan 訳・橋本恵 絵・田口智子 (小学館ファンタジー文庫) 全12巻読み終わりました。えーっと。どうやって紹介したらいいのか…なかなか思いつかないので、まずは、カバー絵から。カバー絵、挿絵ともに、田口智子さんという画家によるもの。とても綺麗な絵です。1~12巻まで、もちろん全部違う絵ですが…3巻ずつ、共通のテーマで描かれています。1~3巻のカバ . . . 本文を読む

しゃばけシリーズ最新刊『いっちばん』

2008-07-26 16:59:35 | ★積み上げて…(本)
お待ちかね!しゃばけシリーズ最新刊『いっちばん』 畠中恵著 (新潮社)が7月31日にでます^^。今回の<しゃばけ祭り>のプレゼントは、「家鳴のブックカバー」だそうです。(<しゃばけ倶楽部>に見本が載っていますよー)欲しい!発売日には、本屋さんへ行ってきます。あ、ブックカバーは、帯の応募券で応募して、運よく当選しなくてはもらえません;(当たり前ですが、念のため^^;)そうそう!もうひとつニュース . . . 本文を読む

丁半小僧武吉伝 『面影探し』

2008-06-26 18:46:01 | ★積み上げて…(本)
 丁半小僧武吉伝 『面影探し』 沖田正午 (幻冬舎文庫) ―カバー裏あらすじ―川越の呉服問屋・庄田屋に奉公する少年武吉は番頭の言いつけで使いに出る。だが、そんな武吉を待っていたのは悪徳金貸しの一味だった―。ひょんなことから出生の秘密を知り母への恋慕を募らせる武吉のもとへ、ひとつ、またひとつと災難が。降りかかる火の粉を賽子(さいころ)勝負で払えるのか!? 丁半博奕の天才少年、武吉の活躍を描く痛 . . . 本文を読む

『キルトとお茶と殺人と』 サンドラ・ダラス

2007-12-14 10:45:20 | ★積み上げて…(本)
『キルトとお茶と殺人と』 サンドラ・ダラス             雨沢泰:訳 (文春文庫)カンザスの田舎町ハーヴェイヴィル。不況の波は農村にも押しよせおまけに日照りつづき、しかし主婦たちはキルトの会に集まってはお茶と噂話に日をすごす。ある日表れたのはキルトより<事件>が好きという新聞記者志望の若い女性、それから何かと騒動が起こりだす― 流れ者の登場、不倫と妊娠騒ぎ、そして殺人事件まで…。   . . . 本文を読む

『おまけのこ』畠中恵

2007-12-05 16:36:39 | ★積み上げて…(本)
はい!<しゃばけシリーズ>第4弾『おまけのこ』畠中恵(新潮文庫)です。久しぶりに<しゃばけ仕様>のブックカバーも登場させてみました^^。しゃばけはつい最近、TVでドラマ化されましたよね。原作を読みながら、自分の中で作られたイメージがあったので、ドラマ化されたらどんな感じになるんだろう…と、楽しみでもあり、ちょっと心配でもあり^^;…だったのですが、ドラマ化されたものも、とてもよかったと思いまし . . . 本文を読む