明日香の細い道を尋ねて

生きて行くと言うことは考える事である。何をして何を食べて何に笑い何を求めるか、全ては考える事から始まるのだ。

理想のゴルフスイング(12)やっと形を固定する時が来た

2023-06-01 12:33:00 | スポーツ・ゴルフ

実のところ、今はボールがどこに飛んでいくかはまだそれ程気にしてはいない。万一フェースに当たらなくて空振りしても、取り合えずは放っておくことにしている。今取り組んでいるスイングが固まって、軌道がある程度「一定の方向」に収まってくれば、後はボールの位置を「クラブのスイング軌道上」に置いて、フェースの開閉具合を「打ち出す方向」に合わせるだけである。

私は元々、スライスやフックにはそれぼど悩んではいなかった。どちらかというとダフリやトップに苦しんでいた方である。しかしこれは、プロの試合を見ているとスライスやフックはしょっちゅうみるが、「ダフリやトップ」というのは余り見ないから、こちらの方がスイングとしては「完成度が低い」のかも知れない。どちらにしても、スイングが固まってくれさえすれば自ずと球は思った方向に飛んでいく筈だ・・・と信じて今は練習しているわけだ(まあ、思った通りに行かないのがゴルフなのだが)。

勿論、ゴルフは距離も合わせるゲームなので、方向だけ良くても何にもならない。フェースの打点を一定にして、インパクトの強さを揃えることが重要だ。それにライとかラフとか池とか風とか、要するに練習場ではスイングがちゃんと出来ていてもコースではそうは行かず、スコアをまとめるのには「アマチュアにはやる事が多すぎる」のだ。そしてさらにさらに面倒なのが「グリーン」という難物なのである。とにかく私は一発でカップに入ったためしが無いパター音痴だから嫌になる(若い女性ならイヤ~ン!といえば可愛いねで済むが、私ではそうは行かないだろう。打つ手なしだ。)。

ということで、色んな事を考えるのは一旦全部やめる事にし、今は「スイングだけ全集中」する事にした。簡単に言えば「スコア?、ほっとけ!」ってことである!。・・・これ、一応私の今のゴルフに対する考え方を述べてみました(がちょ~ん!)。

で、ゴルフパートナーに行き始めてからもう大分になるので、今日はそろそろスイングを固めて「フルスイングの準備」も始めようかなと思い、まずはアドレスからフィニッシュまで、一応「全ての点」をチェックし直してみた。ハンドファーストの理屈も大体のところが分かってきたので、これの練習と並行して「フルスイングの練習」もやり始めることにしたのである。何時までも7番アイアンだけ練習していたのでは全然ゴルフにならないので、少し「ドライバー」などを練習しとこうという話だ。やっぱゴルフは「豪快に飛ばす!」のがアマチュアの楽しみなのである。では、私の「理想のゴルフスイングの為のチェックリスト」をご覧下さい。なお、カッコ内の記号は、〇:出来ている・✕:練習の必要あり・ー:もう少し、の意味です。

なお、アドレスは、私の場合「インパクトの形」から始めてみようかと考えています。スイングはインパクトの再現というから、インパクトのイメージを脳に焼き付ける意味でやってみようと思った次第。上手く行くと良いけど。

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1、アドレスからバックスイング

a. 頭はボールの真上に置き、上体を被せて体重は拇指球の上、両親指で受け止める(ー)
b. バックスイング開始は胸から回し始める(〇)
c. 軸は首の後ろから尾てい骨までを意識(ー)
d. 体重は右股関節あたりに感じて右膝は伸ばし、左膝は軽く内側に曲げていく(✕)
e. 左腕は伸ばして右肘が肩ぐらいの位置に来るように高さを調節する(ー)(✕)
f. グリップは力を抜いて手首の角度を直角にキープしておく(〇)

2、切り返し

a. 身体をやや沈み込ませて、腰だけゆっくり左に移動させ切り返し動作を始める(ー)
b. 同時に切り返し動作の一部として、反動を付けるためにクラブを更に一段引く。(✕)
c. この時、右手首を甲側にコテッと折ってシャットにする。折らないとクラブがアウトサイドから下りてしまうので注意すること(✕)
d. 体重は右足から両足に均等かやや左足の方に掛け、左膝は開く(ー)
e. 左脇腹は負荷がかかって伸び、頭は残したまま動かさないこと(✕)
f. とにかく切り返しまでは身体全体には力が殆ど入っていない状態が望ましい(ー)

3、ダウンスイング

a. 手に力が入るとアーリーリリースになるので、絶対に「力を入れない」ように注意(ー)
b. これを防ぐには、意識を手じゃなくて左肩に集中すれば良い(ー)
c. 同時に左尻を右後方に引きながら左足を伸ばし、上体を折って右足の前に向かって「お辞儀」をする。頭は下げ、全体に少し前屈みになるが、お尻は逆に少し伸び上がって全体に前のめりになる感じ(✕)
d. ボールとの距離は相当近くなる。これを近くしないと届かないため「手首でクラブをリリース」してしまい、結果としてアーリーリリースになりハンドファーストに打てないので注意。思っているよりも「相当屈む」位で丁度良い(ー)
e. 当然、右腕は曲がったまま「トップの形を維持して」左足の前まで下ろすこと。この「曲げたまま」というのがとても大事である。一切手首をリリースしないで「そのまま下ろす」こと。これがハンドファーストのコツである(✕)
f. 回転軸は首の後から尾てい骨の線。右手の位置を変えずに掌を正面に向けて、そのまま「肩と腰の回転だけ」でインパクトする(✕)

4、インバクト

a. 左手を巻き込みながら引っ張る(ー)
b. 右手首は親指の腹を突き出す感じ(ー)
c. グリップでフェースの位置をコントロールするのではなく、直接フェースの軌道を見ながら「フェースだけを見て」ボールに当てるように操作すること(あくまでイメージ)。インパクトに向かってリリースする段階で、グリップとフェースは接線を描きながら離れていく。だからグリップの軌道とフェースの軌道は「当然違って」当たり前だ(但し、クラブが垂直に近くなればなるほど、その差は小さくなる)。なので、なるべくクラブは上から入れて「縦振り」にする方が方向は良くなる(✕)
d. まだフルスイングしていないので本当のところは何とも言えないが、インパクトで右手を返すよりは、クラブを出来るだけ速く「引き上げる」事に力を入れた方が、球は飛ぶように思えた。インパクトで完全に「リリースが完了」した状態で当たるよりも、「当たってから」少し時間が経ってリリースする方がより強い球になるようだ。これはインパクトでボールがフェースにくっついている間に「更に力を加え続け」ている方が衝撃の量は大きくなるのだろうと想像する。インパクトの時間は短いが「飛ばす力 = 衝撃度 ✕ 力が加わっている時間」である(✕)
e. 飛んで行く方向はフェースが球を押し出す角度で決まる。この角度は簡単に言うと「クラブの軌道」である(スライスやフックは軌道に対するフェースの角度で決まる)。だからインパクトから30cm位の間をクラブがどう動くかが大事になって来る。決してインパクトで終わりではない。そこでインパクトを点ではなく「線」で捉えること。少なくとも「30cm」を意識してスイングすること(ー)

5、フォロー
フォローはとにかく腰を回し続けることしかない。インパクト後、遅れて右肩が前に出て右足がチョンと上がるようにフィニッシュ出来れば一応理想のスイングは完成である。これを自分で作りに行くのではなく、自然とそうなるのが理想。私は身体が固くてまだ出来ないが、充分前傾を深く取り回転軸を意識して肩を回していけば、意外と楽にフィニッシュが取れるような気がしてきた(いつもポジティブ!)。まず回転軸をしっかり真っ直ぐ保つことである。

以上。

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まあ、こんな調子で日々研究を積み重ね努力してます。今度金曜日にゴルフパートナーに行くので、結果どうなることやら。スイング探求の道は永遠に続く・・・



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