健康になるために気を付けること（１）腎臓を守る

こないだ医者に定期検診に行ったら、血液検査で尿酸値が高いと出た。その他にはコレステロール値がやや高かった位で、概ね良好である。だが尿酸値を放っておくと痛風になるし、何より「腎臓」に負担が掛かると恐ろしいことを医者が言った。まあ、それ程悪い数値じゃないから「気をつける程度」で言いと思う、とシラっと他人事みたいに言うのである（元々他人なのだが）。何だよ！、気をつける程度って？！と腹が立った。今回の血液検査をやりたいと言い出したのは私の方からで、右足の「浮腫み」がどうしても取れないので「もしや腎臓疾患ではないか？」と思ったのがきっかけだった。

尿酸値は基本的に「プリン体及びアルコールの取り過ぎ」が原因という事なので、取りあえずビールをやめてプリン体がゼロの「焼酎かハイボール」にした。プリン体というのは食物全体に広く分布してるそうだからこんな程度でどうなる物でも無いとは思うが、何とも致し方が無い。無力な患者の「安易な対症療法」である。とにかくプリン体を取らないようにして次回の検査を待つことにした（次回は９月を予定している）。はてさて尿酸値は規定内に収まるとしても、肝心の「浮腫み」の方はどうなるだろうか心配だ。

取りあえず今問題になっている箇所は、右足が「浮腫み」で左足が「脊椎感狭窄症」である（これは医者の診断では無く、私の素人感覚）。日記を読み返してみると去年の秋頃から体重が増加し始めて、それと同時に右足がパンパンに腫れ「踝が無くなって」足首全体が浮腫んでいた。焦った私は右足を擦ったり揉んだりして、その時は程なく元に戻り一安心と胸を撫でおろす（実はその前に足首から脹脛に掛けて、皮膚が黒くカサカサになっていた記憶がある）。

しかしその後しばらくして見てみると、またちょっとばかり浮腫みが出てきているではないか。原因を考えてみるとどうやら長い間「コロナ禍」で外出しなくなってしまっていて、自然と運動不足になって「その分体重が増えた」せいだと思い当たった。太って動かなくなり、リンパの流れが滞って浮腫んだ、との推測である。医者にその旨を話しても「ろくな回答」が聞けなかったのは心外だったが、専門医じゃないので大体そんなもんだろう。いまの医者というのは、薬は出すが「原因は不明」という訳である。何だかなぁ〜。

一方、左足の脊椎感狭窄症だが、この突然の不調の直接的原因を考えると、実は「一つのこと」が頭に浮かんだ。それは足が不調になった時期が丁度「ゴルフパートナー」へ練習に行きだした頃と重なるのである。まさか？と思う人もいるかと思うが、実は最近「腰が痛くて」歩けなくなったのだ（とうとう来たか！）。昔は毎年、正月頃に急に痛くなって１週間経つ頃にはケロっと治る、を繰り返していた。今年は６月に発生したので、季節外れである。つらつら考えるにゴルフの練習で、下半身を捻るドリルを夜中に自宅の布団の上でやって「痛たたっ！」となり、翌日眼が覚めたら「覿面に痛くなっていた」ので、原因は「これだ！」と分かったのだ。

まさに「年寄りの冷水」とはこのことである。

多分脊椎感狭窄症も原因は同じだろう。私は７３にしてゴルフの「スイング大改造」を決心し、熱中して頑張ったのでようやくハンドファーストが打てるようになったのだが、その練習のせいで「思わぬしっぺ返し」を貰ってしまった、と言う訳だ。下半身特に左足に無理な負荷を掛けていたと思う。そしてきっと、それが運動不足による体重増加と相まって「腰と左足に痛み」となって出てきたのだろう。幸い症状は徐々に収まりつつあるように思うが、これは体重が減って元に戻るにつれて不調が改善されていることからも、関連性は明らかなように思う。肝心の体重は７２ｋｇから７０ｋｇ台へと突入した。

１ヵ月で１.５ｋｇだからまあまあのペースである。このまま減らし続けて「６９ｋｇ台」に戻すのが目標だ。それと共に運動量も増やす両面作戦である。この年で何もマッチョになろうと思ってる訳じゃなく（それじゃあ変態老人だよ！）、コロナ前の体力に戻すのが取り敢えずの目標だ。もっと簡単に言えば一昨年の冬着てた「お気に入りのパンツ」（昔はズボンと言ったもんだが）がスンナリ履けるような体形に戻る事である。昔のようなちょっとお腹が出ている程度の体形に戻り（それでも腹筋はゼロだが・・・）、少し腕と上体に「筋肉」が付いてくれば、また年相応の生活が送れると言うものである（そうなりたいねぇ）。

最近の健康理論から言うと、年を取って「ダイエット」をしちゃ駄目だそうだが、お腹が異様に膨れている状態はとても健康とは言い難い。私は毎日活動的に外出して、ウィンドウショッピングしたり窓の多い喫茶店に入ってコーヒーを飲みながら、お気に入りの本と拙いブログ記事を書くのが理想である。それには今のカロリー消費量で計算すると「一日一食」が丁度だと思う。もう少し運動量が増え、東京都心に出かける頻度が上がってくれば、カロリーも「もうちょっと摂取」しても良いかも知れない。とにかくタンパク質はしっかり取って筋肉を付けてビタミン・ミネラルも満遍なく補給し、カロリーは抑えるのがベストである。糖質は「玄米パック」をチンして食べ、余り弁当類を食べないのがポイントだ。最近は「オートミール」をチンする技も覚えたので、もうちょっと質が良い食事が出来そうである。とにかく野菜や魚など「しっかりと食べるもの」は食べて栄養を摂り、お菓子や揚げ物などの「満腹感だけ」の栄養に乏しいものは極力避ける、というのが気をつけている事である。

さて９月の血液検査で数値がどう変化しているか？。今から楽しみである。