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明日香の細い道を尋ねて

生きて行くと言うことは考える事である。何をして何を食べて何に笑い何を求めるか、全ては考える事から始まるのだ。

毎週女子ゴルフ(9)ハワイで渋野が大暴れ!

2022-04-16 16:48:57 | スポーツ・ゴルフ

今年の夏は WOWOW でアメリカ女子ツアーの放送が見られるってんで、もう大忙しである。それにサッカーのリーガやブンデスやCLも見なくちゃならないので、時間が「とてもとても足りない」のだ。普段は毎日チェックしている「政治経済ニュース」なども全く見る機会がないので、当然のことだが関連するブログの方はお休み状態になってしまった。まあ、しばらくはゴルフ・サッカー関連ということでブログの更新を続けたい。いずれネタが尽きたら、また元の「歴史・芸術・旅』などを中心としたブログに戻っていこうと思っている。どちらの方が PV が伸びるか、私は案外「後者」のような気がするのだが・・・

1、米ツアーで渋野、いよいよ本領発揮か?
今週のロッテ選手権は、強風が吹き荒れるので有名なハワイでの開催である。予選は渋野・古江・笹生・野村と4人が通過した。畑岡は残念ながら予選通過ならず。実力発揮となるにはもう少し時間が掛かりそうだ。笹生は調子が中々上がらないが、そんな中「渋野の快進撃」が注目の的である。米ツアー本格参戦の今年、早くも先々週のメジャー「シェブロン選手権の4位」で成績を出した。日本国内でどんだけ成績が良くても「アメリカではさっぱり」という選手が多い中で、出る度に好成績を収める渋野は「本物」との予感がしてきた。「全英オープン優勝」の上に、途中経過ではあるが、メジャーの「全米オープンとシェブロン選手権」の両方で一時首位に立つなど、何より他の選手にはない圧倒的存在感を見せている。

周囲から散々叩かれたスイング改造も一人で黙々とこなし、僅かな期間で「既に完成に近づけた」能力は、天性の才能を思わせるものがある。というのも私が渋野に感じるのは、アスリートとしての「習得のスピード」が半端ないことなのだ。スイングについても相当な改造を難なく身につけた適応力には感心するほかないが、特に驚かされるのが「多様なアプローチ」をこの短期間に「ほぼ習得」してしまったことである。今回のように風が吹きまくっているコースでは、グリーンに乗せるのも難しい。しかもアメリカの芝は日本のと比べて「粘っこくヘッドに絡む」芝が多いそうだから難儀である。ところが渋野は、難なくアプローチでピン側に寄せて簡単にパーを取っている。特に2日目、強風で皆が苦しむ中、この得意とするアプローチで見事アンダーパーで回ったのは流石である。

畑岡が予選落ちして、ショートパットに抜群の安定感を示していた古江が「信じられないボギー連発」で6オーバー68位と大きく崩れたのは意外だった。笹生57位・野村68位と、こちらも下位に沈んでいる中で、渋野独りが2位タイと「格の違い」を見せつけているのは何故なのか?。私の見るところ、渋野の躍進の原動力が「ドライバーの飛距離」にあるのは間違いない。パターは元々一級品だったが、そこへもってきて最近は「アイアンの精度」がとても良い。強風の中でもパーオン率が80%近いというのは相当凄い数字である。そこにドライバーの飛距離がドッカーンと加わったのだから、もう押しも押されもしない「ツアーの顔」といっても言い過ぎではない。ティーショットを打った後ですぐにティーを拾いに行くのは自信の表れだろう。スイングは思いっきりマン振りしてるのに「全然曲がらない」のは、一にも二にも「スイング改造」の賜物である。どこをどういう風に直したのか、本人が説明してくれれば最高なのだがそれは難しそうなので、誰か「分かり易く解説してくれる」と助かるのだが。そうすればゴルフのレッスンとしても「最高の評価」になるのではないか。期待したい。この調子で行けば、世界ランキングで上位に名前がでるのはほぼ確実である。少し前まではアメリカツアーに参戦すると聞いて大丈夫かな?と案じていたが、フタを開けてみれば安心・安定の成績で、心配するどころか「イケイケどんどん」と応援に大忙しだ。試合でも「直ドラ」を使ったりして、変幻自在の戦いぶりはまさに「圧巻」である。

やっぱり渋野は「天才」じゃね?

さあ、明日の最終日は渋野優勝!ってことになるかどうか、早起きしてテレビに齧り付くとしよう。

2、フンドーキン・レディースで大林奈央が優勝!
試合結果は大林奈央が13アンダーのぶっちぎりで初優勝。2位は丹萌乃・新田萌乃の「萌え萌えシスターズ」に、可愛さぶっちぎりの尾関彩美悠が7アンダーで並んだ。初日大林と共に8アンダーとコースレコードを叩き出して首位と飛び出した山内は、2日目3日目に伸ばせず、こちらも7アンダーと悔しい2位。本人たちはレギュラーもステップアップも関係なく真剣勝負をしてるのだが、見てる方は何となく「気楽に見ていられる」のは、やはり「下部ツアー」という意識があるのだろうか。賞金額もレギュラーに比べると、大分少ない。ちなみに優勝賞金は360万。21位Tでは17万6千円とガクッと下がってしまう。多分、飛行機代・ホテル代・食事代にエントリー・フィーを払ったら赤字じゃないだろうか。それでも夢を追って必死に戦い続ける選手の姿は、我々も見ていて清々しい気持ちになる。中でも丹萌乃は初戦のラシンクで5位T、2戦目の Hanasaka で13位T、そして今回のフンドーキンでも2位Tと、しっかり上位でフィニッシュしていて、そろそろ「優勝か?」という勢いがある。次回の「九州みらい建設」では今度こそ優勝!じゃないかなと、私は勝手に期待しているがどうだろうか。これだけ成績が出ているのはコロナ禍で練習時間が取れ、トレーニングがしっかり出来たことにより「飛距離が大幅に伸びた」ことが大きい、と本人が語っていた。やっぱり勝つためには「飛距離」なんだな。私も練習場に行って、もう一度スイングの見直しをしてみよう。

ところで、私の他の注目選手はどうだったかと言うと、小林夢果が106位T、高橋恵が90位T、山田彩歩が29位T、廣田真優・権藤加恋が24位Tであった。高橋恵が相変わらず90位と振るわないのが、困ったもんである。プロテスト1位通過と実力はある筈なのだが、成績が全然出ないのは何故なのか。ポテンシャルは大いにあると思うのだが、勝負の世界は厳しいねぇ。優勝などと無理な期待はしないが、せめて予選を通ってくれるのを期待したい。

なお、レギュラーは熊本で激戦が繰り広げられているが、こちらは西村優奈と植竹希望の一騎打ちになりそうである。結果は明日最終日にレポートしたい。


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