明日香の細い道を尋ねて

生きて行くと言うことは考える事である。何をして何を食べて何に笑い何を求めるか、全ては考える事から始まるのだ。

最近こんなに笑ったことないよ、って番組

2019-07-03 20:25:24 | 今日の話題
NHKの「ネーミングバラエティ」にゲスト出演していた井戸田潤は、時折笑わせていたが爆笑とまではいかない「まあまあの出来」だった。彼はレギュラーの澤部佑と「お決まりのボケ・ツッコミ」を披露して、番組を面白く盛り上げる役である。皆様ご存知の通り、井戸田のキャッチフレーズは「甘〜い!」と「ハンバ〜グ!」の絶叫ネタ2つだ。今回も何処かで使ってくる筈だと視聴者は期待もし、番組進行役の古舘伊知郎も手ぐすね引いて待っている。

番組は、変わったお名前の人ということで登場した〇〇天光光さんを紹介して(〇〇のところは忘れてしまった。ごめんなさい!)、戦後の飢餓に苦しむ人々を何とかして救おうと女性ながらに努力したエピソードなどを取り上げて「場に、ちょっと感動的な雰囲気が漂ってきた」頃合いを見計らって、女性アナウンサーが彼女が日本に初めて持ち込んだ食材は何でしょうか?と、宮崎美子らも含めてのパネラー達にクイズが出された。カメラは一同をぐるっと写した後に井戸田のところで何かを待ち構える。「何だろう、何かしら?」と全員がザワザワささやいていると、すかさず待ってましたとばかりに井戸田が「満を持してハンバ〜グ!」と叫んだ・・・。

本来はここで「正解!」となって笑いを取り、井戸田も役目を全うできて「目出度し目出度し」となるところだが、最近はNHKも一筋縄では笑ってもらえないのを知っているかのようで、もう一ひねり入れて「〇〇」と言い井戸田のハンバーグはハズレになったのである(何の食材だったかは失念した)。これには井戸田も「わかるわけ、ねぇだろ!」とツッコミを入れ、ゲストを翻弄する番組進行に超オカンムリであった。私も井戸田が正解したものと思い込んでいたから、NHKのプロデューサーにまんまと一杯食わされ、番組の爆笑の渦に巻き込まれて「私自身も」5分ほど腹を抱えて大笑いした。実は、こんなに笑ったのは久し振りである。井戸田の持ちネタを伏線にして、本人にも黙っておいて最後に思いっきり外すとは「笑いのツボ」を心得ているではないか。

毎回こんな「腹の底から笑える」番組に仕上げるというのは難しいとは思うが、NHKの視聴料を律儀に支払っている身にしてみれば、むしろ公共放送じゃなくて「CMのスポンサーつき」の番組にしても充分やっていけると思うのだが、いかがだろうか。こういう娯楽番組こそ、「無料」の民放でやるべきである。NHKがなければTVが見られないという家庭も今や日本では無くなっているだろうから、NHKの視聴料は廃止して、全部スポンサーつきの民放にすべきである。

とまあ、最近笑ったことを書くつもりが毎月不本意にむしり取られている「NHK視聴料」の話になってしまった。こんどの選挙には「NHK視聴料廃止を党の綱領に掲げる」政党が出るという。今回はこの党に入れてみようかな、なんて思ったりしている今日この頃でした。

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