明日香の細い道を尋ねて

生きて行くと言うことは考える事である。何をして何を食べて何に笑い何を求めるか、全ては考える事から始まるのだ。

悠々自適(17)ラジオ新発見

2023-07-13 19:48:00 | 今日の話題

NHKラジオ第一の「ふんわり」という帯番組があって、木曜日の担当は俳優の六角精児である。六角精児を人気俳優に押し上げたのは勿論「ドラマ相棒の鑑識役」であるが、それ以外にもNHKBSの「呑み鉄本線・日本旅」で鉄道と酒を絡ませた旅番組をやっていて、その飄々としたキャラクターが味があって面白いと評判だ。それに六角の場合はキャラクターが面白いだけでなく、色々な知識も豊富で「しゃべり」も上手いのである。元々私はテレビ番組は「パーソナリティありき」であると主張していたが、その六角がラジオでもパーソナリティを務めているという情報を得たのだ!(ただ番組表をつらつらと眺めていただけである)。早速アプリ「らじこ」の聞き逃し機能を使って再生して見た。

私は大体、朝6時頃トイレで目が覚めてそのまま「森本毅郎のスタンバイ」を聴きながら二度寝して、それから9時頃にのそのそ起きだすというのが日課である。森本毅郎は年もだいぶ上だからしゃべりもゆっくりで聞きやすく、おまけに何と言っても「声がうるさくなくって寝床向き」だから耳に心地良く、愛聴している。番組としては一通りニュースを取り上げるスタイルだが、中身はまあまあ中の上という所だろう。テレビは最近とくに面白い番組がなくなってしまい、以前見ていたワイドショーなども「殆ど見なくなって」しまった。昨日たまたま見た「あちこちオードリー」などは四千頭身と「ぼる塾」が出て来て、貴重な「お笑いの裏側」など聞けたので非常に面白かったと思う。ただ、こういう番組は登場するゲストによって面白さが左右されるので、いつも見たいとは限らない。

そこがテレビの限界でもあり面白さでもあると思う。つまりテレビはこちらから「わざわざ」出かけて行って、「あ~、面白かった~」って帰って来るところなのである。ラジオはその点では、神経を集中してじっと聞き入る「主役」ってなわけじゃなく、何か仕事なり趣味なりをやりつつ「ながら聞き」してもオッケーなBGM、ということに「やっとこの年で」気が付いたわけだ(遅すぎるぜ!)。だからテレビは使い方としては「普段は消して」おいて、必要な時や見たい時に「点けて」から鑑賞するものなのだ。それに気が付いてからは朝テレビ番組をチェックしたあと見たいものだけ「録画」しておいて、後で時間が取れたら「まとめて見る」ことにした(皆さんはとっくにそうしていると思うけど、する事が無い暇な私はまだ「点けっぱなし」だったのだ、ああ恐ろしい!)。

これを始めてからは急に時間が余って余って、することが無くて仕方がないように変化したわけだ。いかに今まで自分が意味も無く「ボーっ」とテレビを見ていたかがよーく分かった(テレビ漬け?)。それで朝起きてからはパソコンで「 radiko 」をつけ、主にクラシック番組だが「流しておく」ように生活習慣を切り替えたのだ。まだ始めてから3日目にしかならないが、中々良い感じで爽快である。そこで月曜日は「高田文夫のラジオビバリー昼ズ(松本明子との掛け合いが秀逸だ!)」、木曜日は「ふんわり(六角精児がMC)」、金曜日はアンガールズ山根良顕の「おとなりさん」、土曜日はとよた真帆の「SATURDAY BRACING MORNING」とサンドウィッチマンの「ザ・ラジオショー・ サタデー」、日曜日は三宅裕司の「サンデーヒットパラダイス」を大体聴いている。火曜日と水曜日はライブで聞きたいようなパーソナリティがまだ見つかっていないが、radiko の聞き逃し機能を使えば何でも聞けるので重宝している。

で、今回取り上げた「ふんわり」についてだが、六角が意外と「音楽に詳しく」て、自身でもフォークバンドを作ってレコードも出してる位の「ミュージシャン」なんである!。人は見かけによらないねぇ。それで、彼の軽快なトークの間に色々と変わった選曲で流してくれる音楽が、「BGM」に最適な、ある意味「記憶に残らない」程度の心地のいい曲だから、ブログを書くのにもバッチリだと言う訳。これで木曜日の午前中は「ふんわり」で決まり!だぁ。



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