明日香の細い道を尋ねて

生きて行くと言うことは考える事である。何をして何を食べて何に笑い何を求めるか、全ては考える事から始まるのだ。

ゴルフの真髄(24)練習してたら余計深みにハマってしまった

2019-11-05 22:29:40 | スポーツ・ゴルフ
今日はコンビニで見つけた「飛ばしの強化書」を試してみるつもりで、お決まりの双伸ゴルフ練習場に行った。著者は飛距離請負人の異名を持つ「吉田一尊」である。本自体は「まんが」なので、図解風になっていて分かりやすいから、いつものコインランドリーで洗濯している間に読み切ってしまった。今ちょっと値段を見てみると、本体709円と結構高くて「ほぇ〜っ」と驚いたが、まあいいだろう。これで何かつかめれば安いもんだ。

最初に目についたのは「上体が突っ込む癖を治す方法」である。本によると、左足を踏み込む時に「踵から」踏み込む人は、インパクトで上体が突っ込みやすいとある。逆に「拇指球」で踏み込むとインパクトで左足踵の上に乗れて、しっかりした球が打てるそうだ。これは私の悩みにドンピシャだということで「実際に試して」みたが、どうもギクシャクして上手く出来なかった。当たり前である、踏み込む動作は「踵側から」でないと力が入らないのだ。これは私には、いきなりやるのは難しかったようである。「ギリ」足裏全体ぐらいである。この練習を何回かやっているうちに、今度はスイングの方がおかしくなってきて「シャンクが止まらなく」なってきたのだ。これはマズイ、超マズイ。

要するに前回までの注意点は「全部頭から飛んで」シャンクのことしか残ってなかった。ヘッドを少し手前側にセットしてシャンクは克服したつもりなのに、今度は今までにない位に「酷い」症状である。多分、右打席の人は「眼の前を横切っていく」私の打球が気になっているであろう。何も言わずに椅子に座ってタバコを吸い始めたのが「何よりの証拠」である。ああ、みっともない。それで最初っからスイングを見直して、一つ一つチェックすることにした。そして答えは直ぐに出た。ヘッドがインサイドから入るために「下から入って開いていた」のである。基本的なミスだ。

ところが基本的なだけに「ちょっと他のことを考えていると」もとに戻ってしまうのである。だからゴルフは難しい。インパクトに意識が行くと、どうしてもスイングが下から入ってフェースが開いてしまう。それでシャンクに特化するというわけでなく、基本的に気をつけるポイントを書き出してみた。毎回注意点を書いておきながら「またか」とうんざりするお気持ちは重々承知しているが、今回ミスの原因が「ここにある」と分かった以上、書かざるを得ないのだ。「そんなもの、聞かなくったって分かるさ」とお考えの方は、このブログは卒業である。

で、まだ私と同じ程度の悩みをお持ちの方は、次の諸点を注意して練習されることを推奨する(偉そうに言っているが、同じミスを何度も繰り返した私が言うのだから、間違いない)。私は「今日の所は」治りました。300球の「最後の5球」でようやく「まっすぐの球」が出たので、半信半疑ながら「一応の結果が出た」ことで、満足して家路についたのである。どうやら私は同じ間違いを「色んな原因で再現する」のが上手いらしい、つまりゴルフの才能なしってこと。ああ、もう練習やめようかなぁ・・・

今回もう一度初めから見直しをした点

1、トップでフェースを「開かない」
左手を外側に折るとフェースが開いてしまう。むしろ手のひら側に折るぐらいが良い。同時に右手の平は「蕎麦屋の出前持ち」の形にする。右肘を後ろに引くとスイングスピードが上がるが、今回はバックスイングでは、「左手をシャット」にする事を注意するだけに留めた。色々やると「つい肝心なことを忘れてしまう」ところが大事な点である。

2、左への体重移動を「必ず」やる
ついつい体重移動を忘れてダウンスイングしてしまうが、やらなかった時は大体シャンクが出ている。私が思うに体重移動をしない時は、インパクトで「身体が開き、ヘッドが下から入って」上の方に引っ張り上げるスイングになっている。正しいスイングでは身体を球より左側に置いて、「右側の球を上から打つ」感覚になっている。

3、スイング軌道を「インサイドアウト」に振る
シャンクの原因の一つに「アウトサイドイン」の軌道がある。それがヘッドのトウに当たれば引っ掛けになるし、ヒールに当たればシャンクになる。だからスイング軌道がインサイドから入って球に当たるというのは「マスト」である。私はダウンスイングのクラブの軌道を右膝の前辺りで「確認しながら」振ることにした。インサイドに「軌道が入っていること」を確認してから、インパクトするのである。

4、インパクトでは、必ず「トウ側で当たる」ようにヘッドのコースに気をつける
インパクトでヘッドが外側にブレるとシャンクする。ヘッドが間違いなく球の「手前側を通る」ように毎回「最大の注意を払って」おく。これは頭を残して「しっかり球を見る」ことでもあり、顔が上がらないからフェースも開かないと良い事づくめだ。むしろ「この方が大事」かも知れない。とにかく球の手前側を通れば、「シャンク」にはならない。ただ、左への「引っ掛け」が多発するので、左肩が開かないように注意すること。

5、頭を「右に」残してフィニッシュする
シャンクする時は、必ず頭が「前に流れて」いる。それで身体は体重移動して左に動くが、「頭は残す」ことで自然に「右を向く」ことが出来る。自分では相当右を向いているように感じるが実際は、ほぼ「球と正対している」と考えて良い。つまり自分の感覚が正対していると思っている時は、逆に「身体が流れている」と思ったほうがいいのである。

以上で今日の練習は終わった。要するに「シャンク撲滅練習」である。だから、飛距離を伸ばすどころではない。ほぼシャンク対策で、練習が終わってしまった。気持ちよく全力で振り切るスイングは「一体何時になる」のだろうか、実に心もとない。出来ればシャンクについては、「これっきり」にしたいものである。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿