1、田中元理事長の逮捕について
逮捕のキッカケになったのは、自宅に踏み込んだ時に「帯封のついた現金」がそのまま無造作にリビングに放り出してあったため、という報道があった。こういう報道は視聴者の犯罪への興味を満足させるだろうが、犯罪防止にはマイナスだと以前から思っていた。犯罪者の「こうした、ちょっとした行動」を見逃さずに検挙に持って行くやり方というのは警察にしてみれば、犯罪者を追い詰めるための「秘密にしておきたいテクニック」だと思うのである。
逆に言えば犯罪者からして見れば、警察の手法を知れば知るほど今度は引っかからないように用心をする。そうして、彼らが知恵をつけて、どんどん「捕まらないように」なるのは目に見えているではないか。それなのにマスコミが、田中元理事長の「脱税を摘発」した決め手は「帯封つき札束」だったとバラしてしまったら、これから似たような犯罪を冒そうとする人間に「捕まらない為に気をつける方法」を教える結果にならないだろうか。
まあ、そもそも警察が発表しているのだから「それほど重要な情報ではない」のかもしれないが、我々市民の側もあれこれ興味本位に詮索して、犯罪者の片棒を担ぐことの無いようにしたいものである。
2、天然痘と血液型
またまた血液型の新情報が出てきたようである。これは科学的な研究として真面目に議論されているようだから、日本で人気のある「占い」みたいなものではないと言える。今日の SmartNews によれば「感染症は血液型で死亡率が違うんじゃないのか?」という研究が最近出てきて、その例として、アメリカ原住民の血液型はO型が殆どであり、それは天然痘の猛威による自然淘汰でA型が激減して「O型が残った」と考えられる、というものだ。ネットで血液型の分布を見てみるとそれほど極端に地域で違っているようには見えないので、これを欧米諸国に比べて「東アジアでコロナ被害が少ない理由」とするのには、エビデンスが少し弱いような気がする。
ただ、コロナに限らず、感染症はその人の「免疫力」の強弱が重症化するかどうかの決め手になるということなので、今後も研究は続ける必要がありそうだ。自分の免疫力はどのくらいなのか、「血圧を測るみたいに」簡単に測れれば安心なんだけど、そういうのどこかで発明されないかなぁ。これを作ったら、多分億万長者間違いないだと思うけど、・・・。
3、私のお気に入りのCM、5選
テレビを見る時は、いつもは録画して CM は飛ばして本編だけ見るようにしているが、今日はそんな CM の中でも「お気に入り」のものを5つ選んでみた。
① 有村架純・・・東芝
バックには松田聖子の楽曲を手嶌葵がカバーした「瑠璃色の地球」が流れる。有村のピュアな存在感がひときわ目立ったCM。行く手をしっかり見据えた彼女の視線の先には何があるのだろう?。東芝のコンセプト・大海原を未来に向けて突き進む船の壮大なイメージに負けないだけの強い意志を感じるあたりは、さすが大女優の貫禄躍如である。これを見る度に私は「よ〜し、明日も精一杯頑張って生きるぞ〜っ!」と、心の中で勇気が湧いてくる。やっぱり、有村架純は若いけど最高に輝いてる女優だねぇ。これは文句なしに今1番見とれてしまうCMである。
② 浜辺美波・・・docomo
2匹のぬいぐるみを相手に色気満載でdカードの説明をする姿が、もう「たまりません!」。docomo のシリーズはどれも面白く、ママ友に「勿体ない!」と訴えるCMも可愛かったが、こちらのは衣装もゴージャスで「彼女の大人っぽい魅力」をフィーチャーしたところが Good !。浜辺は今「超引っ張りだこ」だから、テレビで見ない日は無いのが凄い。ここからどういう方向でキャリアを積んでいくのかが、女優として大成するかどうかのカギだと思う。けど彼女、意外としっかりしているからきっとやってくれると思うけど、持ち前の「可愛いい魅力」も忘れないで欲しいね。
③ 橋本環奈・・・スズキ
ソリオの周りで数人がダンスする楽しいCM。橋本の衣装は青の縦縞のワイドパンツが可愛いと、これまた評判である。橋本環奈のキュートな魅力がバッチリ出ていて、いつ見ても画面に釘付けになる病みつきCMだ。パパイヤの振り付けも躍動感にあふれていて、これまた見ていてハッピーになるCMのお手本のような作り。橋本環奈は役者としていろいろな役柄に取り組んでいるが、このCMのように「明るくて元気ハツラツ」というのが1番ピッタリなんではないかな。彼女のCMではこれが1番気に入っている。
④ 多部未華子・・・リクルート
スタジオアプリ ENGLISH での彼女の表情、特に正面を向いて人差し指を上げている時の表情が美しい。UQのCMの時から綺麗な人だなとは思っていたが、深キョンと永野芽郁に挟まれて「ちょっと印象が薄かった」と思う。スタジオアプリのCMは何種類かあるようだが、何れも彼女の人柄の「真面目で暖かな感じ」が伝わってきてホッとする。彼女の雰囲気からすると、性格の悪い悪女の役柄は向かないんじゃないかな。出来れば「キューポラのある街」の吉永小百合みたいに逆境にもめげず、健気に働く青春群像なんて役、見てみたいけどねぇ。
⑤ 松本穂香・・・AUペイ
意識高すぎ高杉クン・・・のCM、毎回面白く見させていただいている。私はAUペイには入るつもりはないが、見ていて存分に楽しめるというのは「CMの最低限のマナー」ではないだろうか。1番気に入っていたのは女子が「バカヤロー!」と怒鳴って、自転車に乗って通り過ぎる、あのCMである。これを初めてみたときには余りにシュール過ぎて、一瞬テレビCMであることを忘れて画面を見入ってしまった。松本穂香と神木隆之介・中川大志に西野七瀬が加わって、益々面白くなっているのが楽しみなシリーズである。
以上、私の好きなCM5選でした。
「おまけ」はユニクロのCMで、使われている楽曲が、桑田佳祐の「SMILE 〜 晴れ渡る空のように 〜」です。軽やかなゆったり目のリズムに乗せて歌われるバラードは、最近の彼の円熟した曲作りが見事に結実した楽曲で、桑田佳祐の音楽の「一つの頂点」だろうと私は高く評価している。聞いていて心地よく何一つ尖ったところがなくて、それでいて心の平安と明日への希望がじんわり伝わってくる久々の名曲です。このCMが短すぎて「ああ、もうちょっと聞きたいのに〜」と思わせて終わるという、いけずなところが如何にもユニクロらしい。
なお、私の「嫌いなCM、5選」も書くつもりでしたが、長くなりそうなので次回にしましょう。
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