明日香の細い道を尋ねて

生きて行くと言うことは考える事である。何をして何を食べて何に笑い何を求めるか、全ては考える事から始まるのだ。

ゴルフの愉しみ(16)右手のローテーション

2020-04-26 20:25:47 | スポーツ・ゴルフ
基本の形「アイアンのスイング」を練習する

1、右手のローテーション
少し前に買った「前傾キープでミート率アップ」というアルバの雑誌を開いて眺めていたら、松山英樹のスイングを石井忍が解説している「前傾キープ」という記事が目に入った。それによると

a. 左腰の位置まで右腰を下げて切り返す、とある。これは毎回私が取り組んでいる「腰を前に出さない」やり方の一つだと思う。プロの分解写真をいろいろ見比べると、両膝を結んだ線は大体飛球線と平行の位置まで戻っている。勿論、個人差はある。理想はクラブがダウンに入った段階で、左肩の位置が「右側に残っている」状態が欲しい。この形が、私の目指しているスイングである。

b. さて今回目をつけたのは「右手のひらをボールに向けて振り下ろす」メソッドだ。こないだ右側で振ろうと練習した時に上から打たなくてはと苦心した結果、どうも右手の動きがスムーズに行かなかった。右肩を下げて「思いっきり右手首を甲側に折る」と、クラブが寝て動きがスムーズになる。スイングにストレートに手首の返しの力が加えられ、打った後に「親指が腕と一直線」に伸びた美しいフォローが出来上がる(予定だ・・・)。なのに私が一番出来ていない動きが、これである。ああ、惨め!

c. 右手のローテーションが完璧に出来てくれば、左腕が低いところを通り、ダウンブローに当たって強い球が打てる。これは左サイドの動きを頑張るというより、右サイドでダウンスイングを遅らせることが出来れば、それ程難しくはないと思う(それが出来ないから困っている)。左側の筋肉を強化すれば、徐々に「強い左サイド」が出来てくる筈である。

以上。果たしてこれは役に立つのか?

そこで、部屋の中でシャドースイングを試してみる。すると、「a.」の動きは比較的やりやすかった。難しいのは「b.」だが、これは反復練習して体で覚えるしかないだろう。ただ、切り返しの直後から緩やかにローテーションを始めて、「右手を返すタイミング」を合わせるのが難しいかも。これを失敗すると球が散ってしまう気がするから、実際に練習場で試してみたい。最後の「c.」だが、お尻を左後ろに引く練習を続けていき、同時に「背中を丸めて」インパクトすれば、自然と左腕は低く長い「理想形」が出来上がると思っている。練習場だと飛距離が欲しくてついついインパクトの後に「引っ張って」しまうが、引っ張ると当然身体が起き上がってしまい、「フェースが寝て」飛距離が出ない。プロの分解写真を見ると、例外なく「背中が丸まって、頭は下に下がって」いるから、必須の動きなのだろう。私が好きなダスティン・ジョンソンも、緩やかだが「この形」なのだ(カッコいいよねぇ)。全然飛ばない私は「格好さえ良ければすべて良し」の考えだから、まず「タメ」を作り、そして右手首がしっかり伸びた「リリース」が出来たら本望である。明日は緊急事態宣言の中だが気にせず「不要不急のゴルフ練習場」に行って、今日覚えたポイントを一心不乱に練習してみたい。どうなるかな?

2、縦振りの勧め
今朝見た You Tube で「飛ばしには縦振り」という映像があって、アマチュアはインサイドに引きすぎるとインストラクターが言っていた。言われてみればダンロップ・ゴルフスクールで自分のスイング画面を見ても、思ったより相当インサイドに引いている。そこで試しにクラブを持ち出して、縦振りを試してみた。左肩から始動し右側に「出来るだけ遠く」押し出してコックを使い、方向は真っ直ぐ飛球線後方に引く感じでやってみる。最初は何だか「余りにも外」に引いている気がするが、先生はそれで縦振りになると言う。この所、バックスイングで出来るだけ肩を回す練習をしているので、段々身体が柔らかくなり、左肩が「顎の下に入る」ようになった。

右腕は余り力を入れず添える程度にし、胸を空に向けるつもりで上体を捻り上げる。この時、左肩は回すのではなくて「下に下げる」というのが大事だと You Tube では注意していた。前傾し、首の後ろを回転軸にして捻っていけば、当然「左肩は下がる」筈とのこと。何だかクラブが身体から離れるような気がして不安になるが、それが縦振りの感覚だそうだ。画面は横振りと縦振りで打球の勢いが違い、「飛距離に違いが現れる様を実際にやってみせていたが、何しろ「打った音が物凄くドカーン」と響くので、どんだけ飛ぶんだよ!って感じに見えるが「表示された数字」は大したことなかったと言っておこう。まあこれは You Tube だから、一応「音響効果」って奴だろう。

スイングは出来るだけ身体の挙動が少ないほうが正確性は増す。上体を捻ったまま左に軽く体重移動を行い切り返しに入るが、その時に左足に体重を乗せ、右足を軽く伸ばしてお尻を左後方に突き出すと突っ込まなくなる。体は左に動くがクラブは右側に残ってスイングするのが鉄則だ。そこで左腰を余り下げてしまうとギッタンバッコンになりやすいので、平行くらいの感じが理想である。静かに低くスライドする感じで「左右の足の中間あたり」に移動すると、早く打ち過ぎなくてクラブを遅らせる事が出来る。何より腰が「前に出ない」ように全力で注意すること。私の悪い癖の「一番が、この前に突っ込む」ことなのだ。これさえ治れば、スイングの悩みも「8割解消」だと思うのだが・・・。

以上、これで今日の記事は終わりである。なお、書きためた記事がたまたま残っているので、「おまけ」として、注意しているポイントを2、3書いておくことにしたい。

(1)右腕を「背中の後ろ、出来るだけ遠く」に持っていく
この右腕の引きが足りないと、どうしてもダウンスイングで右肩が「前に出てしまい」、身体とクラブの「思ったような時間差」が作れない。ダウンスイングは、一拍おいてから振り下ろすぐらいのタイミングで丁度よいのだ。スイングの基本は、右側で上げ「右側に下ろす」、である。今まではインパクトの形をあれこれ考え、クラブを「形に合わせ」て振ろうとしていたが、今日練習した感じでは、下半身が打つ姿勢になっている時に「まだクラブはハーフウェイダウン」の位置にやっと降りて来るぐらいの時間差が望ましい。この時間差が無いと、右側で振る形は作れないし、アマチュアが求める「タメも作れ」ないのだ(これがまだ出来ないんだよねぇ)。当然インパクトで詰まってしまい、方向性もめちゃくちゃになる。

(2)クラブは寝かせても、右手は寝かせない
右手首の角度を「フェースがクローズになるように、親指の腹側を右外に向けて保つ」のがコツのようだ。結果、バックスイングからトップまで縦振りに上げたクラブは、ダウンスイングの間中ずっと「右手が上」のまま下りてきて、クローズになりながら「真っ直ぐターゲット方向」に振っていく(書くのは簡単だがね)。私はどうしても右腕が弱いので、遅れて下りてきたクラブを「アーリーリリース」しやすい。何とか右手の角度を維持できれば、インパクトでも「分厚い当たり」になる筈だ。

(3)左手は掌屈
私のインパクトで気に入らないミスは、左手が浮いてしまいフェースが開いて当たる「弱々しいトップ」である。これが今回も何度か起きてしまった。それを防止するためにインパクトの前に左脇を締めることを考えた。そしてクラブを下に振り続けるのである。これは右手を左手より上にしておくことで、自然と「下に押さえる」ことが可能だと思う。

以上である。

いつもは形を覚えるので一杯一杯だが、時々どうもボールに力が伝わってないような気がする時がある。それはボールに対して、振りが「加速して当たってない」のだと思う。例えばインパクトでフェースが空を向いてしまうとか、ダウンスイングの途中で左脇が緩み、左へ引っ掛け球が出るとか、原因はいろいろだが、結構出て心が折れる。ちょっと前に出ていた「低く出て後半に高く伸びるスピンの効いた球」が中々出なくて、弱々しい「おじぎ球」が左へ飛ぶことが多かった。勿論当たりもトップ気味で、全然飛距離が出ていない。

つらつら考えて見たが、やっぱりインパクトで「身体が左を向いて」おり、左手が浮いてその結果、左手が詰まって「クラブが振れてない」のである(私の分析)。一つには、左への体重移動が出来ておらず、ボールの位置がインパクトで左過ぎて、クラブを低く押し込むことが出来ていないのじゃないか?、ということ。もう一つは左脇が緩んで伸び上がっているので、力が伝わらないのである。これを直すには左脇を締めて左腕を伸ばした形で「左側を固く使う」ことしか無い。それには左足を伸ばし、左側を伸び上がるようにして尚且前傾はそのままか、むしろ深く覗き込むようにすること。プロの分解写真を見ても、力感のあるフォームで「高速でクラブを解放している」のが分かる。その証拠に、右手首の形がキレイに「親指側が伸びている」のだ。つまり、インパク手で左手を掌屈し、右手を地面に向かって押し込むようにして、力を「リリース」することである。

何だか今回もいつもの調子で「出来たらいいな」しか書けていないのが悔しい。まあ、書く事で「次の練習では、絶対に完成させるぞ!」というモチベーションが生まれる訳だ。こんな風にゴルフに向き合っていれば、80になっても「夢を見ていられる」というもんである。さて右腕のローテーション、どれだけ私のスイングを理想に近づけたか。次回のお楽しみにしておこう。

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