明日香の細い道を尋ねて

生きて行くと言うことは考える事である。何をして何を食べて何に笑い何を求めるか、全ては考える事から始まるのだ。

テレビが届いて、これが大事になった!

2019-01-16 21:16:59 | 今日の話題
テレビが届いてあたふた設置した顛末と実機レビューを書きます。買ったのはビックカメラ柏5階のパソコン売り場で、フィリップスの43インチモニター・ゲーム用の436M6である。82852円ポイント付き。最初は他のモニターとか3階のテレビ売り場とかを見ていたが、最終的に49インチのI・Oデータのものに決めてレジまで行った。だが、自宅のテレビを引き取れないというのでガッカリし、買うのを止めて帰ってしまったのである。気が短いのが私の欠点だ。翌日考え直してもう一度ビックカメラに行き、もう一度モニターを見ていたら、フィリップスのモニターが目に停まった。色が薄くて白っちゃけていると思っていたのだが、輝度が高くて「暗い所の描写力がハッキリしている」ことに気がついて俄然興味が湧いて欲しくなってしまった。それで他のモニターはというと、輝度は375と低く、暗いところは「真っ黒に潰れている」のである。。それに比べてフィリップスのは明るく、細かい所をよく見分ける事が出来るモニターということが分かった。値段は高いのだが輝度調整幅が大きいということで、心がすっかりフィリップスに移ってしまい、早速レジに行って注文・支払いを済ませてルンルン帰ってきたのだ。頼んだのが土曜日なので、水曜日の到着を待つ間、部屋の配置換えなどして準備万端である。

そして水曜日12時に予定通り到着した。玄関を開け、部屋をちょっと片付けて荷物を運び込むのを待っていたら「すいません、サインをお願いします」の声が・・・

不思議に思って玄関へ戻ったら受け取り用紙を渡されたので「設置はしてくれないんですか?」と聞いたら、「私は配達業者なので・・」の返事、ビックカメラは何と配達するだけだった!

てっきり普通の電気屋さんと同じで、設置と配線をしてくれるとばかり思っていたのが間違いだったのだが、「勘違いしてた私がバカだった」のだから話にならない。業者は受け取りを貰ってサッサと帰っていった。配達業者だから当たり前である。それを呆然と見送る私、これからこのバカでかい荷物をどうしよう?と考えると、ドッと疲れが出てしまった。

何故かと言うと、私は脳梗塞の後遺症で右手がまだ回復していないために、普通の重さの荷物であっても「腰より上に持ち上げる」というのが難しいのである。最近回復してきて少々の荷物なら天袋に上げることが出来るようになった。だがこのフィリップスのテレビは「半端ないデカさ」なのである。私の気分は「う〜、無理」。しかしこのままに放置しておくことは許されない。「誰か助けて〜」と叫びたい気持ちをグッと抑えて、荷物を玄関から8畳のリビングまで必死で運んだ(まるで何部屋もあるみたいな書きっぷりだが、部屋は一つしかない、とほほ)。ダンボール箱を開けて発泡スチロールの緩衝材を取ろうとするが、右手の指の力が弱いので途中で戻ってしまう。何度かトライするが、ぴったり作りすぎているので簡単には取り出せない。とうとう逆さにして重力で落とす方法にした。ようやく中身が出たが箱を外すためには「箱を肩より上に持ち上げなければいけない」。私はブルブル震える腕で何とか上に持ち上げ、ダンボール箱を外してテレビ本体を布団の上に転がした。ここまでで約15分くらいもかかっている。なんてこった!

この後に、箱から出したテレビを上下ひっくり返して70cmの高さのテーブルに乗せる難儀な作業が残っている。ビックカメラは難だって設置してくれないのか、と恨み節も出ようというもの。高齢者の一人暮らしの家など、こんな馬鹿でかいものが届いた段階で、どうしようもなくてそのままになっている場合もあると思うがどうだろう。男ならまだしも、足腰の悪いおばあちゃんが独りで生活しているような家庭では、とてもじゃないがフィリップスに限らず、最新式の大型テレビでは、絶対に「テレビ台の上に乗せられない」に違いないのだ。いやいや箱から出すのも難しいだろう。日本の高齢者社会の負の側面が、如何に日々の生活の隅々まで浸透してきているかを思い知ったのである・・・と、つまらない感傷に浸っている場合ではない。私は充分に腰を落としてテレビを持ち上げることにした、「ふんむ〜っ」。

なんと、意外とあっさり持ち上がったではないか。それでテーブルの真ん中に乗っけて一先ずホッとしたら、一気にクタッとしてその場に座り込んだ。見掛けはデカイのだが、思ったよりは軽いのである。「よかったぁ〜っ」と一安心、最近の電化製品は軽くなっているらしい。早速電源を入れて、しばらく4K映像を楽しむことにした。

ここからはフィリップスのモニター436M6の実機レビューである。その前に腹が減ったので、冷凍人参牛蒡のミックスパックとハンバーグ小を2個を焼いて夕食の準備をしておく。8時からBS日テレの4K放送があるというので、10年前のSONY・BRAVIAの画面との違いをチェックするとして、それまでに一応マニュアルに目を通しておく事にした。入力は HDMI とUSB−C とDISPLAY PORTがある。早速USBでMACBOOK−PROをつないで見る。ガチョーーン!、画面が超小さく表示された。これでは老眼の私にはとても見えないので、表示を「文字を少し大きく」調整して、試しにNBAのシカゴ vs ロサンジェルスを見てみる。やっぱり大画面のNBAの試合は迫力満点である。しかし画面が白っぽい。これは輝度が大きすぎるためなので、リモコンの調整画面を出して「輝度を50、音量を20、コントラストとシャープネスはそのまま」にし、HDRをNOMALからUHDAに変更。これでやっとなめらかな色感たっぷりの画面になった。最初は白っぽくて靄がかかったような画面が気に入らなくて「これは失敗したかなぁ〜」と思ったのだが、少しあれこれいじっているうちに丁度よい画面の設定が見つかってようやく満足である。

そうこうしている内に4Kの放送が始まったのでチャンネルを合わせたら、「こりゃまるでテレビ売り場みたいだな」というド迫力の映像が目に迫ってきてまあ驚いた!。流石に4Kを買っただけはある。まあ余程の映像でもなければそれ程の違いは感じられないし、4K放送自体が少ないので思う存分とはいかないが、私としては MAC の映像を大画面で見られるだけで大満足である。後で USB−C を DISPLAY PORT 接続に変えたらどうなるか試してみたい。

ちなみにダンボール箱は今度の引っ越しのために大事に取っておくことにした。こういうのが長距離の引っ越しには大事なのである。今度引っ越したら18回目。これでオシマイかと言うとまだまだそうは問屋が卸さなくて、奈良の次は京都という具合に「私の漂白の旅」は続きそうなのだ。最後はどこでどうなるのか・・・

されはそうと、古いテレビを粗大ごみに出さなきゃいけないが、どうするか?。こんど駅の市役所出張所へ行って方法を聞いてくるので、また面白い話ができたらブログにアップすることにします。今回はこれで終わり。明日、筋肉痛にならなければいいけど。

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