明日香の細い道を尋ねて

生きて行くと言うことは考える事である。何をして何を食べて何に笑い何を求めるか、全ては考える事から始まるのだ。

NBAスタート1週間でのチーム成績&得点ランキング

2018-10-28 22:40:00 | スポーツ・ゴルフ
今年はシカゴを応援すると心に決めた私だが、昨日までまだ1勝4敗で低迷している。まだ始まったばかりだから心配はしていないと言いつつも、やっぱり、と不安が的中だ。今日のアトランタ戦はロースコアで勝利したが、まだまだ若いチームだけに調子の波が大きいようだ。主軸のザック・ラヴィーンとジャバリ・パーカー、キャメロン・ペインが頑張っていて、そこにライアン・アーチディアコノやアントニオ・ブレイクニィ、ウエンデル・カーター・Jrが加わって、いい感じにハッスルプレーを連発している。シカゴにはラウリ・マルッカネンという新人が相当期待されているようだが、怪我なのか出場していないので今のところ戦力外だ。2年目のクリス・ダンはウルブスからトレードされ、やっと花開いた有望選手である。だが、こちらも怪我で休んでいるからシカゴはまだ本調子とは行っていないようだ。センターのロビン・ロペスとかフォワードのボビー・ポーティスといった、結構中堅といった人材もいるので将来は明るいとは言えるが、それまで待てないというファンには申し訳ないけれどストレスの溜まる1年になりそう。

さて、シーズンが始まったばかりの感想だが、目立っている選手をピックアップしてみよう。順位は私が注目している度合いでつけた。勿論シカゴは別格だからそれ以外である。

6位 アイザイヤ・トーマス
現在4勝1敗のデンバーに拾われる形になって在籍しているが、未だに状況は難しい。チームは好調でニコラ・ヨキッチ、ポール・ミルサップ、ジャマール・マレイ、ゲーリイ・ハリスといったスターター陣が頑張っていて、結構チーム戦力は上がっている。対戦相手が下位のチームなのが少し気がかりだが、アイザイヤが戻ってきて以前のような活躍が出来るなら台風の目になることは請け合いだ。問題は、「怪我の回復がどうなのか」であるが、股関節の怪我が治ったと思ったら臀部の怪我と2度に渡って苦汁をなめている。完全復帰が何時になるのか、その時期によってはデンバーの順位も変わってくると思う。何れにしてもアイザイアが本来の体に戻らなければ、彼のキャリアはここで終わりになってしまうだろう。彼にとって正念場なのは間違いない。

5位 ヤニス・アデトクンポ
目下6連勝で快調の滑り出し。ミルウォーキーの大黒柱であるが、チームメイトもタレントが揃っている。マルコム・ブログドン、クリス・ミドルトン、エリック・ブレッドソー、ブルック・ロペスなどのスターターが確実に点を取り、ベンチメンバーもパット・コナートン、ダンテ・ディヴィンチェントと得点力が高いのが特徴。現在イースタン1位というのも納得である。だが、いままでの組み合わせがどちらかといえば楽勝の相手なのでこの順位とも言える。これから厳しい上位陣との戦いになれば、この位置をキープするのは難しいかも。何れにしてもアデトクンポは見ていて楽しい選手である。

4位 カワイ・レナード
サンアントニオ・スパーズからトロント・ラプターズに移籍、今季チームに馴染めるかどうか不安視されていたが、やってみれば大活躍。カイル・ラウリィ、ヨナス・ヴァランシウナス、ダニー・グリーン、サージ・イバカとメンバーも揃っていて実力が全然落ちていない。ただベンチが手薄なので長期的な戦略が必要である。デローザン放出の結果はまだ吉か凶かが出ていないが、ひとまずチームのまとまりとしては成功である。トロントはカナダのチームでイマイチ馴染みがないが、力は有るので侮れないチームだ。

3位 デマー・デローザン
トロントとレナードとの交換トレードでスパーズに移ってきたデローザンだが、今日もレイカーズ相手に30得点12リバウンド8アシストと大暴れ。存在感を大いにアピールしている。チームには名将ポポビッチがいて、ラマーカス・オルドリッジ、ブリン・フォーブス、ルディ・ゲイ、パティ・ミルス、パウ・ガソルなど好調なのは納得できる陣容だ。彼のような職人気質のプレーヤーはポポビッチのような名コーチの下で働いたほうが力を存分に発揮できるだろう。このデローザンとレナード、どちらが結果を残すか面白い比較になるだろう。お互い比較されるのは本意ではないだろうが、ファンには話題が一つ増えて、一層プレーオフが楽しみである。

2位 カーメロ・アンソニー
NYからOKCサンダーに鳴り物入りで入ったがうまくフィットせず、今年ヒューストンに移って再起を狙うカーメロ。ジェームス・ハーデンとクリス・ポールの強力デュオにクリント・カペラ、エリック・ゴードン、と揃っているところにカーメロが加わって果たしてどうなるか、今のところ結果は出ていない。まだ始まったばかりでは何とも言えないが、これからに期待することしかないだろう。カーメロの調子が出てくれば、圧倒的な攻撃力で「悲願の打倒ゴールデンステート」を実現できる、いや、是非とも実現して欲しいものだ。・・・どうやら私はアンチ・ウォリアーズのようである。あるいは不遇をかこつ選手が新天地で心機一転大爆発する、というストーリーが好きなのかも。

そして栄えある第一位は、デリック・ローズだ!
度重なる怪我を乗り越えて再び輝きを取り戻すために努力を惜しまない彼には、元シカゴのコーチやチームメイトが強力に後押ししてのことだろう。だが何より本人の能力がNBAで通用するレベルであることに尽きる。私はシカゴにいるときからデリックのキレッ切れのカットインを何度も目にして好きになった選手である。ベテラン最低保証額でウルブスに入った時から彼は「やってやる!」と心に決めていたのだと思う、努力は裏切らないのだ。私ももっとリハビリを頑張らなければという気持ちを持たせてくれる憧れの存在でも有る。だからデリックが活躍してウルブスがガンガン勝ってくれることが、私の夢でも有るのだ。デリックがこれからもっと戦略的なパスを磨いていけば、持ち前のカットインに長距離のシュートも使えて、ウルブスの万能ガードとして彼の能力が大いに活きてくる。そうすればチームにもより深く溶け込むことが出来て、更なるチームパフォーメンスが生まれ、ジミー・バトラーが抜けるだろう穴も充分埋められると確信している。これはしばらくデリック・ローズから目が離せないな。

という事で、得点順位はポートランドのダミアン・リラードが33.8でトップ、GSWのステフィン・カリーが33.7で2位に入っている。それに続いてシャーロットのケンバ・ウォーカー31.7、GSWのケヴィン・デュラント29.7,そして我らがザック・ラヴィーン29.3とスターがずらっと並んでいる。フィラデルフィアのジョエル・エンピード、ヒューストンのジェームス・ハーデン、デトロイトのブレイク・グリフィン、フェニックスのデヴィン・ブッカーと来て、ようやくLALのレブロン、それにニューオーリンズのアンソニー・デイビスと新旧王者が並んでいる。12位にデローザン、13位にカワイ・レナード、14位にヤニス・アデトクンポが入っている辺りは、まあ順当と言ったところか。

ところでNBAでは、ハーフタイムなどにはショーが入って、観客の娯楽を盛り上げる仕組みになっているが、短いタイムアウトなんかではテレビカメラが観客を映していて、子供などが踊りを踊る映像がよく出てくる。こないだシャーロット・ホーネッツのホームでホーネッツ・ブルーのシャツやパーカーを着て見に来ているコアなファンを映していたところ、何と十数人があの「DA PUMP の『USA』」を踊っていた!!

超びっくりである。まさか DA PUMP がアメリカNBAの中継で全世界放送の画面に流れるなんて、ピコ太郎以来の快挙だぜ、と興奮した。つまり、日本発であろうがなんだろうが、クールでオリジナルなものはネットであっという間に全世界に広まって行く、ってことなのだ。ましてやシャーロットみたいな辺鄙な片田舎でも、若者や子供が DA PAMP を真似してるってことだから、これはマジ凄いね、驚いた!。いよいよグローバルな時代が生活レベルで浸透してきたっていう証拠だろう、というのは私なりの分析である。NBAバンザイ!!!

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