明日香の細い道を尋ねて

生きて行くと言うことは考える事である。何をして何を食べて何に笑い何を求めるか、全ては考える事から始まるのだ。

ドライバーは軽い方がいいけど

2017-06-05 20:00:42 | スポーツ・ゴルフ
昨日は念願のドライバーを買いに上野アメ横の二木ゴルフ中古ショップへ足を運んだ。本数は多いが案外絞ってみると、対象となるクラブは中々ないものである。私はいつも迷わないようにブランドはピンかタイトリストと決めている。とにかく力が入らないので軽いのにしようと考えて、ピンのGシリーズのSRかタイトリストのVG3のSRとどっちかにしようと思って、秤に載せて重さを計ることにした。盗難防止の発信機がシャフトに付いていたが店の人が親切に外して「どうぞ」と言ってくれたので、あれこれ載っけて計った挙句に、結局280gのVG3にした。45000円である。

安かったかどうか分からなかったが店の人に気兼ねしてしまい、つい買うことにしたのである。私が買物をする場合、こういう気兼ね(私の勝手な気兼ねであって、店の人は何も考えていないのだが)が購買行動を決断させる場合がよくある。元々買う気満々で店に入ったのだがお目当ての品が希望価格帯に入っていないので「躊躇して」いた所だったので、買わずに店を出る可能性も充分考えられたのである。だが結局の所、VG3をカードで買って電車に乗っていた。どっちみち買うつもりだし4、5千円の差であれば探し回るよりも買っちゃったほうが気分は良いのだと納得している。無駄遣いなようだが、一回飲めばなくなってしまう金額である。私は年を取ってきたせいか、この辺の金銭的シビアさが年々淡白になってくる事に余り敏感ではなくなって来ている。あと十数年もすれば「どっちでも良い事」なのだ。気にしない、気にしない。

早速月曜日にいつもの双伸ゴルフで試打である。ヘッドはデカいが軽いので持ちやすい。2、3球無駄球を打ったが、その後は気持ちよく振り抜けた。ヘッドスピードが遅くて非力なゴルファーには弾きの良いヘッドでは無いので飛距離が出ないと思うが、ヘッドの食い付きが素晴らしく良いので「当たったときの感触は最高」である。バシッと当たる瞬間に「ちょっと球が潰れる感じ」が手に残るのだ。勿論私のヘッドスピードでは、球が潰れるわけはないのだが。これはヘッドの正面の後ろにスリットがあって、少し大きめの隙間が「トランポリン効果」を上げているものと思われる。ちょっと上級者になった気分にさせてくれる気持ち良い仕組みである。ヘッドスピードが45m/s以上のハードヒッターであればこの潰れる感覚がしっかりあるので、球筋をコントロールする時にフィードバックを確かめられる効果も期待出来る筈である。調子良くドライバーで30球程を打った後、ピンの3Wを取り出したが重くてダメだった。370gある。私の6番アイアンが370gなので全然重量配分が出来ていない、当たらないわけである。今回購入したVG3に合わせるためには300g位の3Wでないとスイングがぐちゃぐちゃになってしまうので、今度はタイトリストのウッドを買う羽目になってしまった。クラブの重さを変えるというのは、結局クラブを全部取り替えることになるので大変である。合わないクラブをいつまでも使っているとスイングがダメになるので、来週またウッド選びに二木ゴルフへ行こうと思う。

ところでドライバーで打っても最高で160ヤード位しか飛ばなかったので、6番アイアンと20ヤードしか変わらないわけだが、これは球に伝えるパワーが不足しているせいだと考えている。アイアンは飛距離を落とすために工夫された道具なので、本質的には「最高効率で球に当たらないようにロフトが付いて」いる。私のVG3では6番で25度である。ハンドファーストで当ててダウンブローになるように努力しているので、多分実際には18度か20度位で当たっていると想像しているが、ドライバーのロフトは10.5度であるから、リアルロフトが12度とすると6度から8度しか違わない。これにシャフトの長さが長い分「逆にヘッドスピードが遅くなって」しまうので、飛距離的には大差ない事になるみたいである。力がある人(普通の人でも私よりは数段腕力がある)なら「誰でも思いっきり振ることが出来る」ので結果、長さの利点が生きるのだが、私や女性とかお年寄では力が無いために「長いと振れない」のでせっかくの長さが飛距離に繋がらないのである。それでもVG3の打感はドライバーを打っているという気分にさせてくれるので、これから筋力強化に励むことにする。

今日はスイングも練習したが、前傾姿勢を保つこととインパクトの形をダウンブローになるように特に注意して練習した。その中で気がついたことはバックスイングが終わる直前に「左へしっかりシフトすることと、左のお尻を引くこと」が、インパクト時の「左ひじを下向き」で正しい位置に持ってくるのに有効なことがわかったのである。松山英樹は左手を無理に返さず「肩の回転で飛ばして」いるが、私の力ではその方法では全然無理だと思うので、左手をキチンと返してヒットするように練習している。その時どうしても左肘が目標方向に向いてしまい、フェースが開いて当たりが悪くチョコっとしか飛ばない状態になってしまう悪い癖がある。それを解決するのが「左尻を引く」ことなのだ。それでインパクトから右肩右腕をまっすぐ目標方向へ押し出しても、「フェースが開かない」理想の形が出来た。後はこのスイングを「毎回出来るように」練習を繰り返すことである。何となくスイングがゴルファーらしくなってきたので、嬉しくなって一箱余計に球を打った。

結果が出ると相乗効果でリハビリも進む。気力充実・体力増強、私の人生もまだまだこれからである。








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