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明日香の細い道を尋ねて

生きて行くと言うことは考える事である。何をして何を食べて何に笑い何を求めるか、全ては考える事から始まるのだ。

つぶやき倶楽部2025(107)絶対負けられない戦いって、バッカじゃないの?

2025-03-31 13:31:40 | スポーツ・ゴルフ

1、サッカー日本代表戦が日本人のメンタリティを図らずも露呈していた件
この前サッカーのワールドカップ予選のテレビで見ました。そこでは相変わらず川平慈英が「絶対に負けられない戦い」とか何とか吠えてたんです。本人はこのフレーズ、選手の戦意高揚とファンの盛り上がりを後押しする「魔法のメッセージ」のつもりでしゃべってるんでしょうけど、私にはもう「ウンザリ」なんですよ。どうして「絶対に勝つ!」ってポジティブ思考で試合に臨めないんでしょうか?。これから国を背負って戦おうっていう時によりによって「負け」という単語を口に出すなんて、私には「絶対絶対やっちゃダメ」なことに思えてならないんです。だってこの試合「絶対に負けられないんだ」とちょっとでも考えたりしたら体が自然に反応して、嫌でも「防御」の事が頭に思い浮かぶじゃないですか。これは人間の本能ですから止められません。つまり、本来は相手を粉砕して勝利する姿をイメージしなきゃいけないのに、最初から「ネガティブ」なことを頭に刷り込むわけですから勝てる試合も勝てなくなりますよね?、当然です。もしまともなメンタル・コーチとかがチームに一人でもいたならば、こういう発言はまず「真っ先に禁止する」に決まっています。なのにいつまでたってもテレビでは全国放送で「全国民にぶち上げてる」訳です。異常ですよね。

これが日本人特有の「負けの美学」なんですね。昔太平洋戦争時に「一億玉砕」という言葉に全国民が酔い痴れていたのを思い出します(私はまだ生まれてなかったですけど)。日本人はとにかく潔よく「美しく負ける」ことに無上の感動を覚える変態的精神の持ち主なんですよ。もうそろそろこの「間違った性根」を根本から叩き直して、あたりまえの「まっとうな精神」に変えようではありませんか。つまり、絶対に負けられない戦いというのを「絶対に勝つ!」と変えるんです、それだけで気持ちが「前向き」になるじゃありませんか。そういうアドバイスの出来る人材が、代表チームにはいないんでしょうかねぇ、マジ腹立ちます。

とにかく川平慈英は「即刻クビ」にして欲しい!。これ、しがないサッカーファンの「切なる願い」でございます。

2、おしんこに目覚める
こないだスーパーで買ったおしんこ「大根・茄子・人参・胡瓜のぬかづけパック」が超美味しかったので書きました。値段も246円と手頃です。私は生まれてから75歳になる今日まで「おしんこ」に代表されるような和食系のもの、例えば味噌汁とか魚の煮付けとかは殆ど食べないで、揚げ物中心の洋食ジャンク系の食事をしてきました。それが去年から「インスタント味噌汁にめかぶと納豆」が朝食の定番になり、いよいよ「漬物」に目覚めたというわけです。どうしちゃったんでしょうか?

食事は180度転換しましたが、体はいたって健康です。ただ嗜好が変化したのは多分年齢でしょう。歳を経るにつれ「味覚が変化」して和食の繊細な味わいに「やっと気が付いた」ってことのようです。ただ、和食は塩気で味を調えている感じがするので、そこは気を付けないとと思ってます。まあ残り少ない人生ですが、今度は和食の美味しさを極めるってのも悪くはないですね。スーパーで色々試してみるつもりです。

3、人間は若いときには選択肢が少ない・・・という事に気づくべきだ
こないだ、明治維新で活躍した人々は殆どが「40前の若造」だった、というのをテレビの教養番組で知って愕然としました(確か、関口宏の一番新しい江戸時代って番組だったと思う)。とにかく、寿命が伸びて70・80は当たり前という現代と違って、殆どの人は還暦を待たずに死んでいた時代ですから、全員若いというのも当然って気はしますが・・・。とにかく現代人の私は今まで「いっぱしの考え」が出来て人前で意見を述べることが可能になる年齢、つまり「一人前の人間になる」ためには少なくとも60年位はかかると思っていたんですが、当時はそんな悠長な事は言ってられない時代だったんですねぇ。皆んな超若いです、子供です。

で、薩長と朝廷を取り持つ影の悪役「岩倉具視」なんかがそもそも30台ですから、その下の勤王の連中は推して知るべしというわけですね。徳川260年の安定システムを倒してまだ実績もなにもない天皇を担ぎ出すような思い切った事を計画するなどという真似は世の中の事が少しは分かる年齢に達すると「無謀」過ぎて、とてもじゃ無いがついていけない訳です。まあ薩長の連中は「若いが故」の猪突猛進でしょうか。一番簡単な方法というか、それしか思い浮かばなかった安易な方法で解決しちゃおうと思ったんでしょうねぇ、つまり自分と意見の違う相手は殺しちゃえばいい、と(頭の悪い人間のやりそうなことです)。

もっと色々考えて工夫すれば何も人殺しなんかしなくても上手く行く方法はいくらでもある筈なのに、歴史はいつも問答無用の殺し合いで進んでいくんだなぁ、と思わざるを得ません。そろそろ人類も気付いてもいい頃ですけど、まだ駄目なんでしょうかね?。若い人に考えて貰いたいテーマです。



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