和翠塾ブログ

目黒都立大にある書道教室「和翠塾」のブログです。

海外の人が喜ぶ和テイスト

2015-09-18 22:28:17 | 日記
ベタな感じなんでしょうね、喜ばれるデザインとか絵柄とかは。

富士山、侍、芸者、相撲、忍者

こんな感じなのでしょうか。

もう少し深いところもアピールしたいところですね。

虫の音とか水琴窟とか能舞台の下に埋められている瓶とか、、、

音関連ばかりですね(笑)

音を伝えるって難しいです。

言語によって使う脳が違うらしく、世界的には日本語は特殊らしいのです。

日本人は鈴虫や風鈴ばかりか、蝉やカエルの声まで鑑賞できますからね。

特別というか、特殊というか、世界の人には理解不能な部分なのかもしれません。

そこを説明することがなんとかできたとしても、一緒に楽しむことは難しいでしょうね。

虫の音を聞きなが、そんな事をつらつらと考える秋の夜なのであります。

『フラカン』

2015-09-18 10:07:53 | 日記
『フラカン』こと『フラワーカンパニー』が今年武道館でワンマンやるそうです。

凄い!

うちのスタジオにも来てくれていたこともあるフラカンは、ロックバンドそのものです。

ロッカーの憧れはドームではなくて、やっぱり武道館!

ビートルズがやった武道館!
加山雄三がやった武道館!
ドリフターズもでた武道館!(笑)

その武道館に、ヒット曲のないフラカンが年間100本のライブを15年続けてきたのだとか。

機材満載のハイエースにメンバーがのって、年間移動距離はなんと4万キロ!

フラカンのようなライブバンドは、鍛え上げられたパフォーマンスが凄いのです。

そういえば『マキシマムザホルモン』もブレイクする前には相当なライブ本数を全国でこなしていました。

ブレイクしたあと長続きするのは、ライブで鍛えていればこそ。

まぐれでブレイクしたって鍛えられていれば続くんですよね~

これはどんな世界でも同じ事です。

若者たちよ!
来るべき日の為に鍛えておこう!

おっさんも諦めずに頑張るぜ!

イェイ!



昨日書いた仮名習作

2015-09-18 09:30:00 | 日記


山頭火の句を書きました。

とても暗い句ですが、心に響いたので私なりの解釈で書いてみました。

散らし方と変体仮名の選び方にまだまだ工夫が必要です。

『志』と『川』を意識したく『つ』のディテールを意識して変えようとしたのですが、ぱっと見まだ被って見えます。

『さ』は『佐』ですが、果たしてこれを『さ』と読んでもらえるのでしょうか。

古典にはあるのですが、そらをそのま現代の句に使うのは問題です。

しかし、『八』の広がりをデフォルメする為には縦長の『さ』が欲しかったのです。

考えどころですね。

一行目と横につかせる二行目は、疎密のバランス良くする為に変体仮名を選びました。
と言っても
『盤』と『里』だけですが(笑)

二行目から渇筆にし始めたかったのですが、もう少しかすれさせるとより途方にくれた中での儚さや侘しさが出せると思うのです。

斜め右に少しだけ流しました。

三行目は流れる水に少しだけ生命力を与えて、光明を出そうと考えました。

かなり流されてしまいましたが(笑)、半紙を飛び出た右かなり下法で三行が結びつくようにして、半紙の枠を越えた流れを出してみようとしました。

50センチぐらい右下ですね(笑)

まだまだブラッシュアップしないといけない習作段階です。


仮名作品には

⚫︎文章の内容による文学的要素
⚫︎散らしや濃淡、潤滑、変体仮名の選択などによる絵画的要素
⚫︎音読するとわかる旋律やリズムなどの音楽的要素

この三大要素があると言われています。

今回の教書仮名課題も、その要素がどこにあるのかを考えながらお稽古してください。

花を生ける感覚を思い浮かべると、より分かりやすくなるかもしれませんね。


色々と忙しくなりそうなので

2015-09-18 09:01:15 | 日記
一昔前の定年年齢を越しているのに、やりたい事とやらなくちゃならない事が沢山あって、しょってる荷物を少し軽くしないといけない事に気付きました。

『今更?』

と言われちゃいそうですが、
そう、『今更』なのであります(笑)

他の人よりだいたい10年は遅いんてんすよね、感じたり動き出したりするのが、、、、

何をどうするのかは細々しているので一つ一つは挙げられませんが、とにかく世の中の流れに乗せられないようにしようと。

『今更?』

確かに、、、、

乗せられていなかったつもりなのですが、今までちょこちょこと乗せられてきたので(笑)、今回は本気できっちりさせようと思います。

とにかく、へんし~ん!

できるかな?

頑張ります!