感想:ToLOVEるダークネス バトルエクスタシー

2014-07-06 08:19:54 | ゲーム(VITA)


ToLOVEるダークネス バトルエクスタシー 公式サイト


ゲームは無双系アクション。
「とらぶるくえすと2」なるゲームの中に入り込み
出られなくなってしまうというストーリー。
つまり、キャラはダークネスだけど中身は無印ToLOVEるですね。


プレイヤーが操作するのは主人公のリトのみで、
女の子キャラはボス敵として登場する。
一応ゲームの中の出来事という建前ではあるのだけれど
ToLOVEるの女の子をボコボコにするのって
まぁ好きな人は好きかもしれんが、ちょっとどうなの。

ゲーム自体は3Dアクションだけれど
複雑なマップで延々迷わせたり
前のフロアに戻される逆ワープがあったり
ファミコン時代の不親切極まりないキャラゲーから
ほとんど進歩してない。

難易度をベリーハードで遊ばない限り
雑魚が弱いのが救いといえば救い。
しかも射撃タイプの武器が強すぎて
せっかく多くの武器を用意しているのに選択の幅がまったくなし。
きちんとテストプレイしたのかコレ。


肝心のおさわりミニゲーム。
ボスを倒したあとと待機場面の会話イベントで発生。
キャラのモデリングが微妙なことをのぞいても
適当に触りまくるだけでクリアできるのであまりにも出来が悪すぎる。
にも関わらず発生頻度が高いのでうんざり。
肌色がゲシュタルト崩壊してくるので
トロフィーコンプへ向けた作業としてはまさに地獄。

残念なことに、原作の再現っぽい場面があるにもかかわらず
お風呂のシーンでもバスタオルや下着の状態なので
脳内で全裸に変換する必要あり。
湯気や光でどうにでもできたんじゃないのかね。


とにかくゲームとしてはすべてが平均点以下の出来。
それでもToLOVEるキャラを自分の指で喘がせることができるのは
ファンにとってはたまらなく楽しいし
原作が愛にあふれている作品なので、そのタイアップとして
出来が悪かったとしてもなかなか憎むことができない。

ファンなら広い心を持って買うべき。
保障はしないけど。




この画像1枚でおおよその出来がわかってしまうという…。

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