・高速鉄道は中越国境へ、広西沿海高速鉄道（南欽防区間）年末開通

広西沿海旅客鉄道の一区間、広西自治区都の南寧市と同自治区の欽州市と中越国境に近い防城港を結ぶ南欽高速鉄道は年末の開通に向け、9月30日から総合走行テストが始まったという。10月9日に最高275/hの試験速度が達成されたという。

南欽防高速鉄道の全長は約176km、南寧東駅から欽州北駅までの約99km、欽州北駅から防城港までは約70kmです。設計速度250km/h、開通当時は200km/h、4000トン貨物列車やダブルコンテナー列車も対応、准高速鉄道です。2009年８月23日着工、工期は３年間とされています。

高速鉄道を中心に、広西自治区は今年７路線、全国の約１/５計1081kmの鉄道が新規開通する計画です。

余計な話しですが広西自治区は地理的に東南アジアと変わらないところで。広西沿海高速鉄道基準の鉄道を東南アジアに営業されたら、かなりな競争力があるはず。ベトナムの高速鉄道計画は最近、日本の旅客専用新幹線基準から下記とほぼ変わらない基準になったと思いますので、私が正解だと思います。

‐標準軌、複線電化
‐設計速度250km/h（開通当時200km/h）
‐旅客と貨物輸送兼用
‐4000トン貨物車とダブルコンテナー列車対応
‐工事費は約1億元/km（16億円/km）