・１０月１日、中国国鉄１日利用者数1032万人

中国では初めて、鉄道利用者が1000万人を超え、前年同日比13％増の1032万7000人に達した、ということです。
因みに、日本ではよく誤解されましたので、ちょっと説明したいと思います。

中国国鉄の旅客輸送は既に中長距離に特化していました。平均トリップ長は580kmで、通勤や都市内移動に特化した日本の在来線と全く性質違うものです。単純な比較対象になれないです。中国国鉄の旅客数はそれほど多くないですが、特にトリップ長が長いですので、旅客人キロベースにしたら、先進国の合計よりも多い、世界一になってますよ。因みに、中国国鉄は世界最大の貨物鉄道でもあります、トンベースもトンキロベースも。利益と言えば、殆ど貨物輸送からだと言われます。

日本には絶対認めたくないですが、中国鉄道はその規模を考慮されたら、特に最近10年間において、先進国に全く負けないような安全記録を保っています。実は複線率、電化率、信号システム、輸送効率などのいずれも先進国の平均レベルに負けなく、もしろ上回っているようです。