11月29日の蘇州日報（江蘇省蘇州市）によると，同市建設中の地下鉄1号線の総合調整作業は年内にも終って，来年1月から客なしの時刻表通り走行試験開始，5月に営業開始としています。車両はB型車4両編成です。
蘇州地下鉄1号線（東西方向）の延長は25.739km，起点は呉中区の木渎，終点は蘇州工業園区の鐘南街，計24駅です。
建設中の2号線（南北方向）の延長は26.557km，計22駅 . . . 本文を読む
中国中央政府（国家発展改革委員会）に許可された都市鉄道（地下鉄）計画が以下のとおりです。
2010年9月現在，計28＋1都市
都市 省 許可年月
1 北京 直轄市 1950年代 ★ 336キロ地下鉄開通，延伸中
2 天津 直轄市 1960年代 ★ 71.6キロ地下鉄開通，延伸中
3 上海 直轄市 1990年3月 ★ 424.7キロ地下鉄開通，延伸中 . . . 本文を読む
11月29日の南方都市報（広東省広州市）によると，建設中の広州～深セン高速鉄道は11月中旬以降は線路の最終調整作業が開始した。このような作業は普段開通1カ月直前の時に行う中国国鉄開通前の標準作業プロセスであるので，広州～深セン高速鉄道は年内開通ではないかという憶測が出てきた。
これは本当としたら，同鉄道は7月23日の温州事故以来最初の高速鉄道開通になるだろう。
広州～深セン高速鉄道は，広州南駅 . . . 本文を読む
昨今の甘粛省正寧県で発生した幼稚園の送迎バスの事故について，電話取材されまして，下記のコメントをしました。今朝の22日（火）8：55頃に放送されたということです。
・中国の田舎は日本同様に、子どもが減っており小学校や幼稚園の統合が進んでいる。そのため移動距離が増え、スクールバスの需要が近年になって増えている。
・しかし、実際にスクールバスを充分に完備できていない幼稚園・小学校が増え、すし詰め . . . 本文を読む
中国メディアによると，蘇州市は同市の高新区に新型路面電車を導入することを決め，年内にも着工するということです。この路面電車1号線の起点は太湖大道（大通り）に位置する竜安路駅，終点は蘇州楽園駅で，全長17.8km，計22駅です。工期は2年と定めました。
路面電車のコストは鉄道の約1/6か1/4，輸送能力は6000～15000人/時間，エネルギーの消費量は車の1/9，バスの1/4になるので，環境面に . . . 本文を読む
下記，転載です。
確かに厳しく審査しないと，また“大躍進”になってしまうかもしれないです。
既に杭州市，ウルムチ市，上海市には，電気バスやタクシーの火災事故が発生したよ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111118-00000018-rcdc-cn
ーーーーーーーーーーー
＜中華経済＞政府が新エネ車の普及モデル都市を厳しく審査へ、資格はく奪も―中国
. . . 本文を読む
11月14日（月）12：00～14：00富丘経済研究会会長の浅野純次様と同事務局長北沢尚徳様が招いていただき，日本記者クラブという場所で，「中国の高速鉄道の実態と今後」について講演いたしました。とても光栄です。今後ともよろしくお願いいたします。
取り急ぎ，その発表資料をアップします。
下記，ご参照ください。
中国の高速鉄道の実態と今後
高速鉄道事故の分析 . . . 本文を読む
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111112-00000018-rcdc-cn
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
2011年11月11日、上海市が電気自動車（EV）に最適な都市を目指し、充電スタンドなどのインフラ強化に取り組んでいることを、中国の各メディアが伝えた。同市は中国初のEVモデル都市で、独自の購入補助金政策も展開している。
上海市の自動車産業拠 . . . 本文を読む
昨日（11月8日）17:20頃に、フジテレビさんのインタビューを受けました。話題になっている中国高速鉄道において“195km/hの居眠り運転”の騒動について話しました。
それは無理でしょう。
１．高速鉄道運転室に、Emergency Brake、いわゆる居眠り防止装置があって、1分間か50秒の間に何も操作もされないと警報或いは自動的ブレーキをかける仕組みです。
２．中国の鉄道運転士は、運転作業 . . . 本文を読む
中国鉄道の“運転士居眠り”騒動で，フジテレビ「とくダネ!」のインタビューを受けました。9日(水)朝
8：40～9：00の間に放送されるっていうこと。さすがカメラの前に，大変緊張しました。
長い間ブログを更新しませんでした。本当に申し訳ございませんでした。
-追記（9日）
うちの奥さんに確認してもらって，結局9:45に放送されました。けっこうずれましたね。 . . . 本文を読む