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Everyday is a Special Day.

英語、日本のドラマ、日々のあれこれについて熱く語ってます。

ドラマ「東京DOGS」第一回

2009-10-24 15:15:16 | Review
「東京DOGS」第一回
小栗旬、水嶋ヒロのイケメンコンビ刑事ドラマ。
小栗くんがいつもと違うタイプの役でかっこよかった。独特のテンポのドラマで、分かりにくい笑い部分が受け入れられるかどうかで好き嫌いが別れそうだけど、私は好きです、このノリ。見続けます。
小栗くんは、ビジュアル的には私の好みじゃないんだけど、「スマイル」の時の悪役が本当にうまくて、それからファンになってしまいました。見かけより中身がある男性が好きなのです。

小栗くん演じる奏はエリート刑事で、とにかく冷静、冗談一つ言わない敏腕刑事。反対に水嶋ヒロくん演じるマルオは下っ端刑事で、ちゃらちゃらした行動派。冷静な奏に対して、たたみかけるようにツッコミをいれまくるマルオのコントラストで笑いを産む、という構造。
これは二人がしっかりキャラクターを作り上げてないと、コメディにならないすごく難しい役だと思いました。
今のところ、二人ともまだ堅さがあるというか。特に水嶋くんは頑張りすぎてて、それが空回りしてる感じで、うるさく感じてしまった。今後、息が合ってくるのを期待。
私は、奏のキャラクターが気に入りました。クールで真面目なんだけど、それがちょっとぼけててかわいい。母親には弱くて、家に帰るとみんなにやりこめられてしまうのもいい。これは、父親が幼い頃目の前で殺されたことで、家族を大切にしている、、ということなんだろうね。冷静に話す小栗くんのセクシーな声がいいわ~。

「スマイル」の時の役を考えると、奏を水嶋くん、マルオを小栗くん、の方が合っていたりするのかも?と思いました。でも、奏役はシリアス演技で笑わせるという難しい役なので、演技力がある小栗くんの方がいいのかな。
吉高由里子ちゃんは、相変わらずのちょっと狂気を感じさせるような浮世離れした変な女の子で、合ってました。勝地涼くんはさりげなく色々なドラマに出てるけど、どの役もしっかり演じててうまいですね。

第一回目の犯人は成宮くん。彼は本当に綺麗な顔だよなぁ。。。顔だけだったら成宮くんが一番好み。
奏を殺したジンノが誰なのか、が大きなテーマとなり、毎回ゲストで犯人役が出演するのかな。きっと最後まで見続けると思います。

ドラマ「不毛地帯」、「小公女セイラ」第一回

2009-10-24 00:12:05 | Review
「不毛地帯」第一回目を見ました。2時間以上だったのでちょっと、かなり?長く感じました。
原作を忠実にドラマ化されていると思われる(原作は読んだことがありません)重厚で見応えがある作りでした。
が、戦争物は苦手なんですよね。。。気持ちがずしんと重くなるというか。まぁ、軽く見られる戦争物っていうのも問題だけど。
でも、暗くてイヤな気持ちになっても、戦争の悲惨さは忘れてはいけない。それを伝えていくことが被爆国日本に生まれ育った者の使命なのかもしれません。
私の祖父も夫の祖父もシベリア抑留を体験しました。夫の祖父はシベリアでそのまま帰らぬ人に。以後、祖母は小さな子供を三人抱えて大変苦労したそうです。夫の実家には、今も祖父が戦争に行く前に長男だった夫の父に残していった手紙が額に入って飾られています。
今年の春に100歳で亡くなった私の祖父は、二年経ってシベリアから無事に帰国したものの、シベリア時代の辛かった話をよくしてくれました。朝起きると隣に寝ている人が動かなくなっていたこと、その遺体を焼いたことなど。。。若い頃は、何度も聞いて「またその話?」とか聞き流してしまうこともあったけど、今思うともっと聞いておけば良かった。祖父がこのドラマを見たらどう思うんだろう、、、なんてことを想像しながら見ました。
…ってドラマの話に戻ると、後半はようやく壱岐が商社に入社し航空機に関わるという展開に。少し面白くなってきたかな~というところで第一回目は終了。
2時間15分は長すぎ~。だらだら続くので、途中でリタイアしそうになりました。同じく途中で飽きて見るのを辞めた人が多いんじゃないかな。今後面白くなるかもしれないのに、なんだか勿体ない。連続ドラマの第一回目ってとても大事です。今期は多いけど、無理矢理2時間SPにしなくてもいいんじゃないかな~。

フジテレビ?周年記念番組だけあって、キャストが豪華。さりげなく主役級の俳優さんが出演しています。半年間放送されるそうなので、今後が楽しみ。低視聴率で打ち切りとかになりませんように。

「小公女セイラ」を見ました。
岡田恵和さん脚本なので楽しみにしてました。岡田さんの脚本は普通の恋愛ドラマでもどこかファンタジーっぽいというか、現実感が欠ける感じがあって、そこが苦手なときもあるんだけど、このドラマは少女小説のドラマ化って感じなので、その味が生きてました。
主演の志田未来ちゃん、「魔女の教室」の頃は子供だったのに、「14歳の母」で成長したな~と思ったら、さらに女性らしくかわいくなっててビックリ。別人かと思いました。
院長先生の樋口可南子さん、えみこ先生の斉藤由貴、アラン先生の田辺誠一、他のキャストも良かったです。田辺さんはこういう気障っちい役、合いますね~。「ガラスの仮面」のときの速水さん役を彷彿とさせました。

内容はいかにも!!な少女マンガチック。「小公女」は子供の頃、読みましたが、日本の昔の少女マンガ「キャンディキャンディ」とかのモデルのようなお話ですよね。
私は、序盤のいじめられる部分が辛くてあんまり好きじゃなかったんだけど。でも、辛い目に耐えて耐えて、、、、最後はお姫様に!って少女が憧れる王道ストーリーですね。
このドラマでは、セイラがいじめられるような暗くなりがちなシーンも、えみこ先生のほんわかした演技や生徒の大げさな演技で悲惨さを薄めてくれていて見やすかったです。
絵本から出てきたようなプリンセス~な衣装とか悪役、味方が分かりやすい設定、現実にはあり得ない世界だけど、狙ってそれを作ってるんだろうから、これに浸れるかがドラマにハマれるかの鍵になるでしょう。私は、この手の現実離れしたコテコテのドラマ、結構好きなので、楽しみに見られそう。

今頃気づいたんですが、「小公女」って「小さな公女」、「Littele Princess」って意味だったんですね~

ドラマ「JIN」第二回 他雑記

2009-10-21 23:27:26 | Review
「JIN」第二回も面白くて、あっという間の一時間でした。私の中ではあと30分くらいあるような気がしてたのにエンドロールが流れて。。。「もっと見たい~!!」こんな気持ちになるドラマはホント久しぶりです。

子供が仁に枝豆をどのくらい届けたら治療費を返せるかを、息も絶え絶え話す部分は泣けました~。
あと、ラストの龍馬が囲いをさっと乗り越えるシーン、感動でした。ちゃんと咲が緒方先生にそれについて話した後だったので、その囲いをなんの躊躇もなく超えた龍馬の行動が、龍馬のキャラクターを表していました。このあたりは原作のままなのかもしれないけど、脚色した脚本家さんがうまいなーと。
最初に仁が自分がひとを救うことで歴史を変えてしまうかもしれない畏れを感じて、一旦は救うのは辞めようと思うのだけど、、、それでも咲の熱意や、自分の中の医師としての信念に動かされて、コレラの患者を必死に助けようとする仁。
現代で恋人を植物状態にしてから医療に関して自分が信用できなくなるというか、自信を失って迷ってしまう彼の弱さとかを表していて、登場人物一人一人の行動がすごく自然に感じました。
ドラマってストーリーを進ませるため、キャラクターが急にその人らしくない行動を取ったりして興ざめになることがよくあるんだけど、このドラマはそんなことは全くなく。だから、見ていて共感出来るんだと思う。

咲役の綾瀬はるかちゃん、すごくいいですね。彼女はなにげに演技力があると思います。良家のお嬢さんらしい品もあって、世間知らずな純粋な部分もあり、でもとてもまっすぐで意志が強い。魅力的です。

軽くまとめて終わりにしようとしたのに、まただらだらと書いてしまった。第三回も楽しみです。
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ここのところ、バタバタしていて新ドラマはまだこれしか見られていません。
録画はしてあるので、少しずつ見ていこうかと思ってますが、育児中の今は続けてみるのは3本が限界かなー。
「JIN」以外にあと2本。何を見るべきか。

海外ドラマ「ヤングスーパーマン」もDVDで続けて見てます。今サードシーズンの10話目くらい。サードシーズン中盤に来て、大きな展開があり。レックスがぁぁー。これはきっと今後、彼がどうやって悪役になるのかの布石になるんだろうなぁ。レックス好きなので、クラークとずっと仲良くしていてほしいんだけど。
いったん、クラークはラナと付き合うことになったのに、またすぐに別れが。クラークが選択したのだけど、辛すぎです。
ラナも些細なことですぐクラークを信じられなくなるし。。今は他の男に心が揺れているようです。まぁ、ドラマ上仕方ないんだろうけど、簡単に気持ちが揺れちゃう彼女ってどうなんだろうなー??
最近ずっと「ヤングスーパーマン」見てますが、ホント面白くて飽きない。英語のリスニングにもちょっと役立ってるかな?

あとは、webで英語日記を書くのにハマって?います。
英語のライティングの勉強になるし、英語だと日本語より言いたいことが言いやすいんですよね。どうしてだろう?
思ったことをダイレクトに書けるというか。日本語だと回りくどくなる表現も英語だとシンプルで言いやすい。なんだか楽に書けます。
日本語と英語、話すときに人格が変わる人がいる、と聞いたことがあるけど、分かる気がします。文化が違うから、変えざるを得ない部分もある。
私の場合、人格が変わるほどではないけど、英語の方が日本語よりももう少しざっくばらんでフレンドリーかな?
実際に、アメリカに住んでから自分の性格は変わったなぁ~と思います。日本にいたときより、知らない人に気軽に話しかけられるようになって、愛想が良くなりました。あと、人付き合いなどでの割り切りも早くなったかな。
まぁ、これはアメリカでの苦労?が自分を成長させただけかも。
話はずれたけど、英語で日記を書くのが楽しい今日この頃です。…っていっても、ボキャブラリー貧困だけど。

息子は2歳半になり、とっても可愛いです。
私が眠くて横になってると、「まま、お腹痛いの?可哀想」なんて言ってくれて涙。夜寝るとき添い寝して、見つめ合って微笑み合ったりして、、、あー、幸せ。なんだかこれって、恋人とつきあい始めの頃のラブラブな時期に似てるなぁ、なんて思ったりして。ちっちゃな恋人状態です。
でも、いたずらが過ぎて怒ってしまうことも多々なのだけど。
この間、夫に息子を見てもらい、英語クラスの友達と鎌倉に遊びに行ったのですが。
息子には「学校に行った」って夫が話したそうで。帰り駅まで迎えに来てくれたんだけど。
息子が「ママー」って笑って駆け寄ってくる姿を見たとき、「ああ、私はもう息子無しには生きられない」とか思ってしまいました。一人で友達と鎌倉に遊びに行って、それはとても楽しかったけど、それは家で待っていてくれる息子がいるから。息子がいないときは、一人で出かけられて楽だった、とかたまに思ったこともあったけど、そんな不自由もうどうでもいい。息子がいない世界なんてもう想像できない。
なーんて、思いました。まぁ、そう思えるのも夫がよく息子を見てくれて私を一人にしてくれるからで恵まれているんでしょうが。
息子は健気にも「ママ、また学校行っていいよ。○○くん(息子の名前)お迎えにいくからね。」なんて。可愛すぎです(涙)
以上、親ばか近況でした。

今クールのドラマ

2009-10-13 23:34:55 | Review
ドラマ「JIN」について書いたら、やたらとアクセス数が多くてランキング入り(といっても8000番台)してビックリしました。
見た後に、他の人の感想を知りたい人が多かったのかな。ドラマ好きとして、何より悲しいのが、視聴率不振で、放送回数を削られたり、脚本を改変させられること。だから、気に入ったドラマは多くの人に見てもらって視聴率あがってほしい。

最近は見たいドラマが少なくて、ドラマ熱も冷め気味だったけど、今クールは見たいドラマがいくつかあって嬉しいです。
見ようと思ってるのは。

月曜9時「東京DOGS」
小栗旬くんと水嶋ヒロ、今をときめくイケメンの競演。「スマイル」での熱演で、小栗くんが演技派だってことに気づいたので、彼の演技も楽しみ。水嶋ヒロは私にはどうでもいいかな。
話も、刑事物でシリアスあり、コメディあり、で面白そう。脚本も「33分探偵」の人だそうです。…って見たことないんだけど。とりあえず初回は見てみます。

木曜10時「不毛地帯」
「白い巨塔」毎回夢中で見てたので、これにも期待せざるを得ません。シリアスで重そうな内容で見応えありそう。

土曜8時「小公女セイラ」
タイトルだけなら絶対見なかったんだけど、テレビCM見たら「いかにも!」なコテコテ展開が面白そう。こういうベタなの好きなんです。古いけど、「家なき子」を思い出す。調べてみたら脚本は岡田恵和さん、プロデューサーは磯山さん(なので、これは見るしかない。志田未来ちゃんは演技もうまいので、安心して見ていられそう。

土曜9時「サムライハイスクール」
キャストからいって、若い子向けのドラマっぽい。三浦春馬くん、大人気だね~。脚本が井上由美子さんなので面白いかも??初回は見てみようかな~。
土曜日に2本見るのは辛いので、「セイラ」とどちらか、面白い方を見るつもり。

あとは、日曜9時「JIN-仁-」。
これは最後まで見続けます。

ドラクエ9も一段落してゲーム熱も治まったので、秋はドラマ三昧の日々を過ごそうかな~。楽しみです。

新ドラマ「JIN - 仁」第一回

2009-10-12 00:32:30 | Review
番宣を見てずっと楽しみにしていた「JIN」を見ました。
すっごく面白かったです!!
ドラマとは思えない壮大なストーリー、俳優陣の演技力、素晴らしかったです。
最近のドラマはつまらないなぁ、なんて思ってたけど、久しぶりに楽しみなドラマになりました。
今日は約2時間のスペシャルだったけど、画面から目が離せないくらい集中しちゃってあっという間でした。
主演の大沢たかおさん、正統派なハンサムじゃないと思うけど、私は大好きな俳優さん。あのたれた細い目が私の好みに超ストライクです。そして甘い声。
熱意と正義感を持った清々しい医者役は、あの「星の金貨」の秀一先生を彷彿とさせてピッタリ。この人しかいない、という感じでした。
恋人役の中谷美紀さんも美しい~。江戸時代の花魁姿は、目が眩むほど綺麗で見とれてしまった。
さき役の綾瀬はるかちゃんも、まっすぐで純粋、ちょっとドジな役がピッタリ。でも旗本のお嬢さんらしくちゃんと気品もあって。これも彼女しかできない!って役。
橘家の母(麻生祐未さん)息子(小出恵介くん)もうまかった。
坂本龍馬役の内野聖陽さんは、もうさすが!!!としか言えないほどの演技力と存在感。土佐弁、すごくうまくて、今までに見た龍馬の中でかなり私のイメージする龍馬に近かったです。
やっぱりドラマは俳優さんの演技力が大切。モデルやアイドルあがりで、演技の勉強もしてない棒読み演技のキャストじゃ、感情移入もできないんだなぁ、と改めて思いました。

物語については敢えてここでは触れないけれど、SF、時代劇、医者物など、いろんな要素がうまく絡み合ってすごく面白かったです。考えさせられたり、感動したり、ハラハラしたり、ちょっと微笑んでしまったり。
好みの別れる恋愛ものとかと違って誰にでも勧められるドラマです。
ぜひぜひ見てみてくださいー。

映画「カムイ外伝」

2009-09-30 23:06:59 | Review
母に子供を見てもらって、映画「カムイ外伝」を見に行ってきました。
映画館で映画を見るなんて、妊娠中アメリカで「硫黄島からの手紙」を見に行って以来です。3年ぶりくらいかな。
松山ケンイチくんの主演映画なので、絶対見に行きたかったのです。「ウルトラミラクルラブストーリー」は車で行かれる近くの映画館では上映されず見られなかったし。

原作マンガを読んだこともないし、映画についての情報もテレビCMくらいしか知らない予備知識ゼロの状態で見ての感想は。
松ケンはやっぱりステキ
今回もカムイになりきってました。敵から逃げるとき、危険を感じて走るとき、疾走するあの走りは早送りで撮ったのか?まさに忍者!でした。
なんていうか、本当に存在感がある役者だと思います。取り分けてめちゃめちゃハンサムという訳じゃないのだけど、そこにいるだけで目が行ってしまう。引き付けられてしまいます。
さやかに向かって、太陽と月の貝?が「俺があわせに行く(めちゃくちゃうろ覚え)」みたいなセリフをいうときの顔にやられました。胸がキュン。
私は松ケンのたまに浮かべるはにかんだようなニヤっとした顔が好きなんだけど、とにかく悲しい展開で、カムイが笑うシーンがほとんどなく残念。

そうなんです。お話はとっても残酷で悲惨。終わり方も救いがない。グロいシーンもあって、見てる間も見終わった後も、心の中がしばらくどよよーーーんとしました。
「カムイ」のアニメを子供の頃に見たことがあるんだけど、その雰囲気と同じ。やたらと暗く、どこまでも陰鬱。だから、映画も原作の雰囲気をしっかり伝えていたんだと思います。
でも、生い立ちも不幸、それまでの人生も不幸。映画の中でも結局不幸。。。
不幸なストーリーでも、「ミリオンダラー・ベイビー」みたいに作り手の強いメッセージが感じられて何か考えさせられる物ならいいのだけど、この映画からはハッキリとしたメッセージを感じなかった。映画の中で何を一番いいたいのか、が見えてこなかったです。
佐藤浩市演じる残虐な藩主との戦いが映画の中でメインになるのかと思ったら、後半は別な展開で新しいキャラクター不動が出てきてそちらとの一騎打ちがラスト。話がいろいろとっちらかってしまった感じ。
貧乏な家に生まれたカムイがどうして忍者になり、抜け忍となったのかがあらすじみたいにさらっと語られるだけなので、カムイの心情に感情移入しにくかったです。
たぶん、長い原作を2時間に収めるのが難しくそうなってしまったんでしょうね。

…と、悪い部分を書いたけど、アクションも迫力があったし、役者陣は熱演。鬼気迫る雰囲気があって、映画を見ているうちに自分が映画館にいることを忘れるほど入り込んでしまいました。その分、気持ちもダークになったけど。

小雪は松ケンと恋に落ちるヒロインなのかと思いきや違ってました。結構ワイルドな訳で、品がいい雰囲気の彼女がこの役をやるなんてビックリ。
彼女の演技はあんまり好きではないのだけど、この役は良かったです。何かで読んだんだけど、最初はこの役、菊池凛子がキャスティングされてたそうですが、怪我か何かで降板し、小雪が代役になったそう。なるほど。菊池凛子さんならイメージぴったりだったかも。
あと、伊藤英明。彼はすごくハンサムで、顔だけなら松ケンよりずっとかっこいいと思うのだけど、いつも演技はイマイチだなーと思ってました。
でも、この不動役は豪快な感じで良かったです。
カムイを一途に思うサヤカは大後寿々花ちゃん。「セクシーボイスアンドロボ」だ!と思ってしまった。彼女もとてもうまかったです。

次に映画館に行くのは、来年の「ノルウェイの森」かな。松ケン主演。楽しみ♪

「ヤングスーパーマン(Smallville)」セカンドシーズン

2009-09-25 14:09:51 | Review
インターネットレンタルDMMに入会し、無料の一ヶ月8枚プランを使い切りました。
借りたい作品をリストに登録しておいて、2枚ずつ送られてくるシステム。見て返却し、DMM側で返却が確認されると次の二枚がまた発送されます。
届いたらその日のうちか翌日までに見て、即返却を繰り返し、3週間で8枚借りることが出来ました。希望のリスト通りの作品が届いたし、とっても満足。
私みたいに子供がいて、レンタル店に何度も出向けない人にはすごく便利なシステム。返却も好きなときに近所のポストに入れればいいし。
でも、TSUTAYA DISCUSの評判もいいので、そちらも試してみて、どちらか気に入った方に入会しようかな~と思ってます。
最近、アメリカのドラマを見るのにハマってるのです。一応?英語の勉強にもなるしね。

DMMで借りたのは「ヤングスーパーマン」のセカンドシーズン#1~#8まで。
ファーストシーズンでは、毎回、スモールビルの町でいろんな怪事件が起こり、それを解決、、というパターンだったけど、セカンドシーズンでは、クラークやケント家、レックス、ラナ、クロエ、、などに関わる事件が発生し、それが物語の本筋に関わって来るという展開になり、見応えが増した気がします。
クラークとラナ、クロエの三角関係も盛り上がって、切ない。。。
クロエはクラークが好きなのに、ラナに夢中のクラークを見るのが辛くて、友達のふりをしている。。そして、ついにラナもそれを知ってしまい。
鈍感で純情なクラークはカワイイんだけど、ドラマ等の王道として、あまりにも鈍感過ぎやしないかい?
父親に反発するレックスのサイドの話も面白い。
学園物、青春物、としても見られるし、SF、ラブストーリー、サスペンスなどいろんな要素があって飽きません。
登場人物一人一人がしっかり描かれていて、キャラがぶれないのも見応えがある。クラークはかわいいし、レックスは悪の魅力でかっこいい。

日本のドラマは最近あまり見てないんだけど。。。
あ、昨日スペシャルドラマ「天国で君に遭えたら」を見ました。岡田さんの脚本だったので。
末期ガン患者の方のエッセイが原作だそうだけど、お話はちょっとファンタジーっぽく現実離れしていて、逆に心にしみる感じで。いい雰囲気の素敵なドラマでした。
二宮くんはやっぱりうまい。ちょっとした表情まで気を配ってる。アイドルなんてやめて、俳優一本で行けばいいのになぁ。

連続ドラマは「ブザービート」だけ見ていました。
最終回は、予定調和で思った通りの展開過ぎて、ちょっとイマイチだったかな。「愛がひとを強く」して、夢を追う力をくれる、というテーマなら、莉子の夢も最後まできちんと追った姿を見せてほしかった。
夢をかなえるため軽井沢に行くため、直輝と別れたんだから、何か一つその夢がしっかり叶ったというシーンを見せてから、直輝とまた一緒に生きていく、っていう展開が良かったなぁ。
でも、ドラマ全体としては、90年代の月9っぽい「いかにも」な展開満載でツッコミつつも楽しめました。
脚本の大森美香さんは、「好きな女性の夢を邪魔しない男性」が理想なんだな、と。「不機嫌なジーン」のときも、教授は仁子が夢を追うためなら、たとえ別れてもそれでいい、という展開で描かれていた。
「エースをねらえ!」の宗方コーチがやっぱり「好きな女の夢を邪魔するな」みたいなセリフを藤堂さんに言ってたことを思い出しましたよ(笑)
しかし。好きな女性の夢のためなら、公共の看板に落書きしていいのか~???!とツッコミたかったです。

ドラマ「ブザービート」第8話

2009-09-02 23:58:16 | Review
ついに先週分まで見ました、「ブザービート」。
ハッピーな展開に向けて終わった前回と対照的に、今回はアンハッピーな方向へ。
そうだよね。最終回に向けて盛り上げるために、ハッピーな展開のままではいられないよね。
菜月が「行かないで~」と直輝を引き留め。。土砂降りの雨の中、待ち続ける莉子。
…って、携帯があるんだから、家で待ってれば、莉子?通話できなくてもメール入れておけば後で読むでしょ?
直輝もやさしすぎ。

なんか、この展開、どこかで見たような……??と思ったら、90年代のトレンディドラマ(既に死語)の金字塔「東京ラブストーリー」じゃないの!
一旦はリカと付き合うことを決めたのに、優しすぎるカンチ。結局、情にほだされ憧れの女の子だったさとみの元へ。そして、リカは一人去っていく。

優柔不断ではないけど、優しくてマメな直輝→カンチ
夢を持ったしっかりした莉子→リカ
女の部分を利用しまくる菜月→さとみ

見事に同じ。やっぱりこのドラマ、90年代のベタなラブストーリーを意識してるのかな。
あと、莉子と直輝が会うバスケコートの公園にある大きな看板(「Love makes me strong」と書いてある)、あれって、やっぱり90年代ヒットトレンディドラマ「ラブジェネレーション」にもああいうの、あったよね?
莉子が携帯のメアドを紙飛行機にして飛ばすシーンも、ドラマチックで、うーん、月9!って感じだった。
まぁ、ドラマなんだから、中途半端なリアリティを追求するより、このくらいやってくれた方が、夢の世界に入れていいかもしれない、と昔の月9ドラマのおもしろさを思い出しました。

このドラマ、セリフはすごくリアリティがあると思う。
ちょっとしたセリフ一つ一つが「ああ、分かる~」って感じ。
莉子と麻衣の会話とか、直輝と莉子の想いが通じた後のシーンとか、恋愛が始まった頃のドキドキ感とか幸福感を思い出した。
ベタだけど、すごく胸が切なくなる。。アラフォー主婦も昔を思い出して共感してしまいます。

来週はどうなるの~!?と思いきや、山下くん、新型インフルエンザにかかってしまったんだよね。来週の収録も終わってないそうだから、放送延期になるかもしれないらしい。
どうか、打ち切りとか回数減らしたり、とかは止めてほしいなぁ~。ちょっと遅れても、山下くんの体調が良くなったらでいいから、ちゃんと全部放送してほしいよ~!
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今日、本屋に行ったら「ガラスの仮面」44巻が発売されてました。
確か今年の春頃新刊が出たばかりだったので、思わず目を疑いました。本当に新刊かよーく確かめちゃったよ。
ここ10年くらいは、新刊は数年に一冊のペースだったのに、どうしたんだろ。ついに最終回まで書き上げてくれるのかなぁ。
内容は、噂には聞いてたけど、「えええ!!!」という展開でした。このマンガもいろいろツッコミどころはあるけど、やっぱり面白い。
私の子供の頃からの願い、「マヤと真澄さんがハッピーエンド」をどうか叶えてくださいっ。

ドラマ「ブザービート」第七話まで

2009-09-01 13:50:49 | Review
録画してたまってた「ブザービート」を先週の15分拡大スペシャルの第七話まで見ました。
ドラクエ9にハマってて、ゲームしながらのながら見だったんだけど、見ているうちにながら見できなくなってきてしまいました。昔懐かしい「東京ラブストーリー」時代の月9っぽいベタベタなラブストーリーだけど、脚本がうまいのか切なくて共感する部分が多い。
やっぱり大森美香さん脚本ドラマは面白い。
奈月の浮気で別れた後、少しずつ莉子に心が動いていく直輝。でも、恩人の川崎コーチの「おまえを信じてる(うろ覚え)」だかの言葉で、莉子への気持ちにストップをかけざるを得なくなり。
(これって、「ヤングスーパーマン シーズン1」でラナの恋人が街を離れる前に、クラークに「ラナをよろしくな」と釘を刺すシーンにかぶってて、ラブストーリーの常套手段だよな、と思ったり。)
キスしたり想いをぶつけてくる莉子に対して、「もう会えない」という直輝。落ち込む莉子。ああ、切ない。
でもでも、誕生日の日に直輝から電話をもらって、「もうキスしたり、触ったりしない。半径5メートル以内に近づかないから、会わないなんて言わないで」という健気な莉子。そんな莉子を愛しく思って、たまらずかけだす直輝。きゃーー
私までキュンとしちゃいましたよ。
でも、直輝を忘れられない奈月がまたまた意地悪して邪魔してきそう。。このままハッピーエンドになるのかなぁ?
大森美香さんの脚本といえば、大好きな「不機嫌なジーン」があるけど、終わり方は見事に悲しかったから。。。あんなふうに終わらないでほしい。

莉子が「友達の関係を壊さなければ、ずっとそばにいられて良い関係でいられるのに」とか前回言ってたけど。。。すごく共感してしまった。
そうなんだよね。友達から一歩踏み出したら、付き合うか、別れるか、しかない。
直輝が菜月に、別れた後「友達でいられるかな」って聞かれて、「それはできない」と答えていたけど、私もそう思う。相手を深く深く好きだったら、別れてすぐには友達になんてなれないよ。

私にも若い頃同じような経験があるので、重ね合わせてしまって切なかった。
ずっと昔、すごく仲良くしていた男友達がいたんだけど。
性格も似ていて、まるで兄弟かと思うほど。相手の気持ちが手に取るように分かったし、相手も同じだったと思う。好きなことも似ていたから何時間でも話していられて。一緒にいるとすごく楽しくて心地よくて。そばにいるのが自然だった。
でも、その関係は友情のままでは終われなくて、友情を超えてしまったことにお互い気づいてしまい。
結局、ドラマで直輝が言ったように、もう会わない展開に。友情を超えた気持ちを持ってることに気づいたら、今までのようにはいられない。
私は、それでも友達に戻れると思ってたから、相手にそれを主張したけれど、こういうとき、男性は潔いんだよね。決意は変わらず。
だから、莉子が「半径5メートル以内に近づかないから、友達でいて」と叫んだ気持ちがすごくよく分かる。
あんなに一緒にいて楽で気が合って、なんでも話せる友達は、もう出来ないと思ったから、どうにかして友達に戻りたいと思っていた。
会えなくなった後も、「どうして友達のままでいられなかったんだろう」と何度も思い返して後悔して自分を責めたりした。辛かったなぁ。
今でも忘れられない若き日の想い出。

その経験から、男女の友情は成立しないことを思い知りました。
私は弟とばかり話して育ったからか、男友達が多かった。男女の友情、全然アリ!だと思ってた。
でも、本当に究極に仲良くなったら、異性間では友情は友情を超えてしまう、ということを実体験で知りました。
まぁ、これは「友情」という言葉の定義にもよるけど。ただ一緒に出かけたり、気軽な話をする友達としてなら異性間でも友情は成り立つかもしれない。
でも私の中での、「本当の親友」としての「友情」は、異性とは成立しない。そこまで仲良くなると、友情は恋情に変わってきてしまうと思う。

…って、莉子と麻衣みたいに恋バナしちゃったよ
話をドラマに戻すと。
北川景子ちゃんのアイメイク、きつすぎませんか?家でくつろいでいるときさえ、アイラインとマスカラばりばり。美人なんだからそんなに化粧きつくしなくてもいいような。
直輝はあの公園でバスケの練習してるけど、苦情こないんかい?妹と母の会話で「こんな時間まで」というセリフがあったので、遅い時間までやってるんだよね?私はあの近くのアパートに住みたくない。子供が寝た後起きちゃうよ(笑)
あと、やたらと男性キャラの裸シーンが多くないですか?視聴者の女性サービス?お風呂やシャワーのシーンばっか。山下くん、伊藤英明、永井大、と鍛えられた身体の俳優さんばっかそろえてるのもわざと?
…とツッコミつつ見るのも面白い。
麻衣と秀治のカップルはいい感じ。秀治くん、カワイイです。

NHK教育の子供番組

2009-08-28 15:46:42 | Review
子供が産まれてから、NHK教育テレビの子供向け番組ばかり見ている。いや、見させられている?「いないいないばあ」「おかあさんといっしょ」はもちろん、その前後にやっている番組も。
少し前に見た「おはなしのくに」が、今朝もやっていた。
これは、いろいろな名作絵本を俳優さんが読み語りしてくれる番組。今月?(しばらく同じお話が放送され、また他のお話に変わる)は終戦記念日もあって、原爆についての絵本「いわたくんのおばあちゃん」をやっていた。
この時間帯は洗濯物を干したり、洗い物したり、息子にテレビを見せている間忙しくて適当にしか見てないのだが、このお話には家事も忘れて引き込まれてしまった。
お話はこちら
2006年刊行の比較的新しい絵本みたいだ。
いわたくんのおばあちゃんが写真を撮りたがらない理由。それは。。。
実際に撮った写真が出てくるのだが、お話を知ったあとに見ると悲しくて涙が出てしまう。
原爆に関する絵本は原爆の被害の残酷さについて書かれたものが多くて、それは時々トラウマになりそうなくらい恐さがあって。もちろん、それも事実を伝えるという意味で大切なのだけど。
この絵本はそういう場面がなくても、戦争が家族という何より大切な物を奪ってしまうということを子供にもしっかり語りかけてくると思う。

語りは安達祐実なのだが、これもまたうまい!子供とおばあちゃん、語りの部分を演じ分け、緩急をしっかりつけた演技はさすが。
最近の安達祐実はお笑い芸人と離婚したり、お母さんが変な方向に行っちゃったり、ゴシップばかり取りざたされるけど、演技力はたいしたものだと思う。
以前、「ガラスの仮面」がドラマ化されたとき、演技の天才マヤ役は彼女しかできないと思ったもん。
良い女優さんとしてこれからも活躍して欲しいな~と思いました。