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Everyday is a Special Day.

英語、日本のドラマ、日々のあれこれについて熱く語ってます。

ドラマ「JIN -仁-」第9話

2009-12-07 00:09:35 | Review
もう9話です。あと二回くらいで最終回?今回も盛り上がって、お話が全然収束傾向じゃない。あと数回でどうやって終わらせるんだろう?
噂では、映画化の話もあるようです。
大好きなドラマなので映画化されたら絶対見に行っちゃうけど、最近は少しドラマがヒットするとすぐ映画化して、、、儲けようとしてるテレビ局の思うつぼにはまってる感じがしてちょっと嫌かも。
どうせなら、アメリカのドラマみたいにシーズン2とかにして、また1クール放送してほしいな。アメリカだったら、ここまでの人気作は、絶対夏頃にシーズン2が放映するはずなのに。

今回も泣いちゃいました。
野風が切なすぎます。どちらかといえば咲ちゃんを応援したい私だけど、花魁という立場から自分の好きな人とは決して結ばれない野風の運命が悲しくて切なくて、、、
身請けされて他の男の物になる前に、最後に一度だけ仁先生と…と思ったのに、その思いは遂げられず。
龍馬の胸で「雪になりたい」という野風が可哀想でたまりませんでした。
野風を通して江戸時代の吉原の女郎たちの悲しみに思いを馳せてしまいました。自分の意志で女郎になったわけじゃないのに、意志に反してしか生きられない辛さ。その悲しみを生きる強さに変えて、他人の前では涙を見せずに生きる。。。
現代の恵まれた生活を送る私たちからは想像できない生活。何百年か前にはそんなひとたちがたくさん日本にいて、その人たちの命を継いで今の日本がある。
そう思うと、もっと一生懸命生きないといけないな、と思わされます。

今回は火消しとのエピソード。中村敦夫さんが演じた役は藤田まことさんが演じるはずだったのですが病気で降板したそう。藤田さんだったらどう演じたかな、とちょっと比べてしまいました。

仁が野風のところに行った夜、眠ることもできずずっと起きている咲ちゃん。切ない。。。現代の女性みたいに自分をアピールせず、いつも仁のことを一番に考えて行動する姿がいじらしくて、素敵です。
咲ちゃんも縁談が舞い込んだらしいし、、、野風は乳ガンらしいし、、、仁先生はどちらともうまくいかないのかな?

ミキの写真は野風と抱き合っていたときに、また復活しかけたので、野風とそういうことになれば、乳ガンを早期発見できて彼女の命を救い、ミキにつなぐことができる、ということかな?
ミキは野風と誰かの子孫ってことだろうね?野風と仁先生の子孫になったら、それはちょっと困る気がするから、野風は仁先生とはやっぱり結ばれなさそうだよね。
龍馬だったりして?

来週は龍馬が暗殺されかけそうになったり、野風の身請け前の検診で仁が乳ガン発見という展開になるのかな?
仁のタイムスリップの謎、あの胎児の腫瘍についての謎も少し明らかになるのかな。1クールで終わらせるには、勿体ない。まだまだ仁先生や他のキャラクターの活躍を見ていたい。やっぱりシーズン2希望。

海外ドラマ「The OC」シーズン2 4話まで

2009-11-19 14:46:55 | Review
GyaOで「The OC」のセカンドシーズンが始まりました。1話から4話まで29日まで配信なので興味のある方はどうそ。(無料)
GyaO アジア・ドラマチャンネル
以前、GyaOでファーストシーズンを見てから、ずっと待ってたので4話まですぐに見てしまいました。

テレサの妊娠で、チノに戻ったはずのライアンが、またOCに戻ってくることに。
テレサはライアンを気遣って嘘をついたみたいだけど、それでいいのか?さっさと信じてOCに帰っちゃっていいのか、ライアン?
元恋人マリッサはライアンがいない間に家に出入りするイケメン庭師と浮気。うーん、お嬢様と庭師、、、これって「チャタレイ夫人の恋人」のパロディ?
ライアンが戻ってきたら急に庭師に冷たく当たったりして、、、で、ライアンもダメと分かったら、また庭師に戻るマリッサ。
ファーストシーズンの時も思ったけど、マリッサってやっぱり嫌いかも。最初の頃はなんてかわいい女の子かと思ってたんだけど、今ではミーシャ・バートンの性格まで悪く見えてしまう。ドラマの設定のせいなんだけど。
実際、ミーシャはドラッグとかいろいろあって、今ではスキャンダル女王だもんね。The OCの初期の頃の清純なかわいさはどこへ。。。

4話でついに、新カップルができあがり。
サマーとザック、マリッサと庭師(名前がわからないー)、セスとアレックス、ライアンとリンジー。
子供っぽいセスに大人びたアレックス、実は賢いライアンと同じく目標に向けて頑張る現実派のリンジー、実はサマー、マリッサよりもお似合いなカップルなんじゃないかと思った。
でも、最後はまた元に戻るんだろうけどね。
大人の方は、ジュリーが大活躍???とことん嫌な女で、ここまで来ると感心してしまいます。嫌な役だけど、この女優さんセクシーで美人だよねぇ。

英語リスニングのつもりで聞いてみたけど、「ヤングスーパーマン」より難易度が高い。。。特にセスのサーカスティックなマシンガントーク。これは難しい。。。
言い回しも分からないし、早すぎて。
大人の会話も、仕事がらみが多いので専門用語が多く、難しい。。。

あ、そうそう。新キャラのザック、すごくタイプです。
昔好きだった人に似てる。思わず俳優さんを検索しちゃいました。
マイケル・キャシディ
しみじみ人の顔の好みって変わらないなぁ、思ったり。
ザック、ミスチル桜井さん、大沢たかお、、などなど、たれ目で笑うと目がなくなる顔が好きなのです。無理矢理分ければ、夫も同じ系統かな。
異性の顔の好みって、どうやって決まるんでしょうね。何か、自分に足りない物とか潜在的に求めているのかな。

…ってそんな話はおいといて。
「The OC」、ちょっとドロドロなティーンドラマが好きな人にはお勧めです。

ドラマ「JIN -仁-」第6話

2009-11-16 00:35:40 | Review
息子が昼寝のしすぎでなかなか寝ず、ようやく寝たと思って「JIN」を見たら、もう12:30。体力勝負の育児のためにそろそろ寝ないといけないのだけど、感想を書かずにいられない~!

今回は二回も泣きそうになってしまった。
咲が仁を刺客から守って、手をぎゅっと握って「先生は生きてます(うろ覚え)」って言うシーン。
仁の命が狙われている事を知り、すぐにも伝えに行きたいのに、決して吉原から出られない野風。やむなく咲に手紙で知らせて、吉原の入り口の門で祈る野風が切なくて切なくて。。。
咲は仁の現代での恋人、未来に似た野風をうらやましいと言うけれど、野風からしたら、いつでも自分の意志でどこにでも行けて、好きな人のそばにいて助けることもできる咲がうらやましい。
江戸時代の吉原には、好きで花魁になったわけでなく、他に道がなかった悲しい女性がいっぱいいたんだろうな。野風は気が強く、最初は咲に冷たい態度を取るけれど、それは、そうせずには生きていかれなかったからなんだと思うと、また悲しい。
野風が祈るときの手の動き、いろんなことをたたえた瞳。。。すごく綺麗で見とれてしまいました。
咲ちゃんの一途さもいいよね~。仁の危険を知って、迷わず走って守ろうとする姿。彼女の仁に対する思いにじーんと来ました。

龍馬から「先生は欲がなさすぎる」と言われる仁。それはそのまま現代の仁にも繋がるわけで。未来が植物状態になったことで、希望とか欲とかきっとなくしてしまったんだろうけど。
龍馬の言うとおり、人間は「欲」がないと生きていけない。汚い物のように言われがちだけど、実はとても大切な物だよね。これは、ドラマを通して伝えたいことの一つのように思った。
江戸時代の人たちは、みんな何かの欲を持って、一生懸命生きていて。。。なのに現代はなんでもあって便利だけど、そのせいなのか、人生に対する欲みたいな物が欠けている人が多い気がします。

このドラマ、本当に面白い。前回の視聴率は20%超えたそうです。この意気で次クールまで続けてほしいくらい。それか続編を見たい。…ってまだあと半分残ってるのに今から思ってしまいます。
オープニングの音楽もすごくいいし、江戸時代の写真と今の写真が対比される映像がいい。今の私がここにあるのは、過去の日本人たちの頑張りがあったからで…、長い歴史を積み重ねて、自分が今ここにいることにすごく感謝したい気持ちになります。私ももっと頑張って生きようと思ってしまいます。
役者陣はどの人も好演してますが、やっぱり仁先生が魅力的。あの頼りなくにこっと笑う笑顔が素敵すぎます。

DVD「魔法にかけられて」

2009-11-13 23:29:56 | Review
ずっと見たかった映画「魔法にかけられて」をDVDで見ました。
ディズニーアニメのプリンセスが、魔女の呪いにかけられて、現代のニューヨークに来てしまう。アニメと実写のミックス、ディズニーのセルフパロディで話題になった映画です。
「魔法にかけられて」

すごく面白くて、ハッピーな気分になれる映画でした。久しぶりに好きな映画に出会ったかも。
飽きっぽい私には2時間集中して映画を見るのは、なかなか難しい。つまらない映画のDVDだと途中で手芸を始めたり、他のことを同時にしたくなってしまうのですが、この映画は最初から最後まで画面をずっと見て、時間もあっという間に感じられました。
アニメから実写になったときの俳優さんがピッタリで全然違和感がありません。(アニメの方を俳優に似せて書いたのだろうけど)主人公のプリンセス、ジゼルとエドワード王子は歌がうまくてミュージカルシーンもばっちり。
セントラルパークでジゼルにつられてみんなが歌い出すミュージカルシーンはほんと楽しくて感動してしまいました。音楽も、「美女と野獣」「アラジン」などと同じ作曲家が担当しているそうです。
ディズニーアニメの中では、プリンセスには「怒り」の感情はなく、ひと目会っただけで恋に落ち、翌日には結婚。
でも、それについて、現実世界で出会ったロバートは疑問を感じてジゼルにツッコミます。まさにセルフパロディ。
ロバートは一度目の妻に逃げられ、娘と二人暮らし、弁護士として離婚訴訟を扱ううちに夫婦のもめ事を見て、「真実の愛」なんてありえないと、悟っている。
でも、ひたすらまっすぐにそれを信じるジゼルを見て、段々と変わっていくのです。
ロバートの言ってたことは、確かに納得、だけど、それでも「真実の愛」を求めて夢見ていれば、いつか王子様が現れるかもしれない。それは、バツイチ子持ちの男性かもしれないけどね。

私は、ディズニーはそれほど好きではないのですが、ディズニーワールドに行ったときは、感動したし、この映画でも思ったけど、この徹底した「夢の世界」を信じて作り上げる力は、やっぱりすごい。
どんなに辛くて厳しい現実の中でも、夢見ることって人間には必要だよな~。って、しみじみと思いました。
エンドロールのアニメが綺麗だったので最後まで見てほしい。

特別に凝ったストーリーでもなく、シンプルでストレート。でも、それだからこそ、心に響くような。私はすごく好き。
こういう何も考えず、普通に感動できる映画って最近は少なくなったなぁと思います。
ちょっと落ち込んだとき、疲れているときなど、オススメ。特に女性は夢の世界に浸れると思います。
見た後、無性にディズニーランドに行きたくなってしまいました。

ドラマ「JIN -仁-」第5話

2009-11-08 23:44:18 | Review
もう第5話なんて。。。ほとんど中盤ってことですよね。1クールで終わるのが悲しい~。

今回は吉原での梅毒の話。
この時代にはまだ発明されていないペニシリンを、花魁、野風の慕う姐さん、夕霧のために作ろうとする仁先生。
無事にできあがるのだけど、夕霧の病は重く、、、

最後に化粧してあげて、鏡を見て…手を空高く上げて会わせるシーン、泣けました。
この時代、女郎になったのは貧しい農家などから売られてきた娘が多かったそうです。家のために売られて、辛い仕事をして最後は病気で死んでいく…
あの時代には、悲しい運命に逆らえずただ従って生きて死んでいった人も多かったんでしょうね。それでも、夕霧は「泣くも人生、笑うも人生」と笑う道を選んだ。
現代に生きて、自分の好きなことをできる自由は、なんて恵まれているんだろうかと改めて思いました。

第三話までと比べると、4,5話と少しトーンダウンかな、とも思うけど、それなりに面白かったです。
綾瀬はるかちゃん演じる咲は、いいですね。まっすぐに仁先生を見つめて思っていて。思わず応援したくなります。
でも彼女の恋路はこの先も厳しそう?

仁と未来の出会いの話も良かった。「「できない」って言葉が嫌いなんです」という未来。彼女の性格を表していて、そんな彼女に仁も引かれたんだろうな、と。

次回からは、仁が歴史を変えたことによる歪みが新たな騒動を起こしそう。
しかし。仁先生はすてきです。あの普段のぼんやりした優しい感じと、反面、医者の時の熱心で誠実な姿を見たら、咲じゃなくても惚れちゃいますね。

ドラマ「東京DOGS」第3回、「小公女セイラ」第3回

2009-11-03 00:21:15 | Review
「東京DOGS」の第3回を見ました。
うーん、私はやっぱり好きです、このドラマ。テンポ良く話が進むので見ていて飽きないし、なんといっても奏がイイ。
奏のキャラクターが好きなので、このドラマの評価も3割増しになってるかも?
小栗くんの立ち姿は美しいですね~。顔はあんまりタイプではないのだけど、スーツ来て立ってる姿はホントかっこいい。声もいいなぁ。
「花より男子」のときは、世間では人気があっても、私は特に興味なしだったんだけど、今更ながら小栗くんの魅力に気づいてしまいました。
暴力団の内部調査のために、用心棒志望のふりをしてチンピラ風に乗り込んだときの演技は、「スマイル」のときのあの極悪演技を彷彿とさせました。
「スマイル」のときの役は、救いようのない悪役で、残虐、思いやりのかけらもない恐ろしい男、で本当にうまかった。小栗くんが出てくると、恐怖心が湧いたくらいに。
でも、この奏は、別人みたい。奏役は時々不自然な感じもあったりするけど、別人に見えるほど、いろんな役ができるってやっぱり演技力があるんだろうな。

水嶋ヒロくんは…。。ファンの方、ゴメンナサイ。やっぱりあの濃い~顔は苦手です。役的にもあまり光ってなくて、ダブル主演のはずが完全に小栗くんに食われていると思います。

今回はユキの姉が出てきて、絶対偽物!って思ったら本物だったみたい?姉妹間で何かもめ事があったみたいですね。ユキの記憶喪失に深く関わる部分っぽい。

このドラマ、気軽に見られていいですね。「不毛地帯」の対極、かな。


「小公女セイラ」第3回
昨日、感想を書いたのに間違って消しちゃったので、再度挑戦。

今回は今までの中で一番面白かった。
真里亜に徹底的に意地悪されて、ついにはカイトにまで無視され。。真里亜に屈してしまうセイラ。
トマトをぶつけられるシーンは見ていて辛かった。
でも、この手のドラマは、苦難をいっぱい乗り越えて最後にハッピーになる方がよりカタルシスを得られるってことで、善悪、はっきりさせた方が面白くなると思います。

今回、ぐっと来たのは、雨の中、カイトがセイラに言うセリフ。
辛いことがあっても「神さまが私を試しているの」と頑張ってたセイラだけど、生まれたときからずっと試練続き、ずっと試されているカイトにしてみたら、セイラのそんな言葉は、絵空事にしか感じられないよね。
現実の世の中は、そんなセリフじゃ耐えられない辛い出来事もたくさん起きるわけで。。。
それをカイトがセイラに言うことで、打ちのめされたセイラが、いじめっ子真里亜に屈服してしまい、でもやっぱりカイトによって助けられる。
それまでのただ夢見るお嬢さんみたいなセイラを、一度否定することによって、よりドラマに説得力が生まれたと思う。
もちろん、どんな逆境でも明るく生きていくという態度は素晴らしいことなんだけどね。
カイトの言葉は、脚本家、岡田さんが言いたかったことの一つだね、きっと。

セイラがいじめられるのは見ていて辛いけど、でも逆境に耐えて耐えて耐えて、最後に幸せになる方がカタルシスが得られてより面白くなるわけで。。
でも、最終回までの何回もセイラの逆境シーンが続くのかと思うと、見るのがイヤになっちゃうかな?
子供の頃、世界名作全集みたいな本で「小公女」を持っていたけど、正直あまり好きな本じゃなかった。上記の通り、いじめられるシーンが辛すぎて、子供の私には読むのがイヤだったの。だからアニメも見ていません。
このドラマはえみ子先生とか、ネズミとかファンタジーっぽくして暗くなりがちなドラマをソフトにしてるから今のところは大丈夫ですが。

ドラマ「JIN -仁-」第4話

2009-11-02 00:47:37 | Review
うう。。。「小公女セイラ」3話の感想書いたのに、間違って消してしまった。
また後で書きます。
で、とりあえず、「JIN」の第4話の感想。

今回も面白かった~!話の盛り上がりという点では3話の方があったかもしれないけど、恋人未来にそっくりな花魁、野風との出会い、ドラマチックで素敵でした。
野風役の中谷美紀さん、なんて、なんて、なんて美しいんでしょう!!!
いろんな人が花魁役を演じてるけど、ここまで美しい花魁は初めて見ました。
艶のある凛とした声、ちょっとした目の動き、プライドが高くて気が強く、どこまでも艶やかで…野風にピッタリでした。
正直、以前は中谷さんって顔が端正すぎて能面みたいに見えちゃって、暗い雰囲気だったのであまり好きな女優さんではなかったんだけど、演技力もあるんですね。
3話までは面白かったけど、恋人にそっくりな野風が、仁を引き付ける程、魅力的じゃないと、おもしろさも半減すると思ってたけど、安心です。

野風の過去は切なかったですね。。。貧しさゆえに花街に売られて、、そこで生き抜くしかなかった野風。吉原で働いていた女郎にはそういう女性がたくさんいたんでしょうね。

そして、咲ちゃん。仁が帰ってきて、気にしてないふりを必死にするのがかわいかった~。そして、仁にくっついて鈴屋に行き、仁が吉原で何事もなく(笑)帰ってきたらしいこと、「揚げ出し豆腐が食べたい」と言っていたことを知って、安心する姿も、一緒に嬉しくなって見てしまった。
でも、未来と仁が写る写真を見た後、野風に出会って、、、咲ちゃん、これから苦しい恋になりそう。仁はきっと野風に引かれていくんだろうなぁ。
今後は仁を巡る三角関係もお話にからんできそうですね。
でも、二人が仁に引かれる気持ちもよく分かる。テレビを見ている私も思わず引き付けられちゃうし。

手術シーンはちょっと怖かったけど、あんまり血とか出てなかったから、どうにか見られました。
来週は梅毒、、ですね。辛い展開になりそうだけど、来週も楽しみ。
本当に一週間が待ちきれません。ここまでドラマを楽しみに見るのって、何年ぶりか。。。名作です。

ドラマ「不毛地帯」第三回

2009-10-31 00:17:11 | Review
「不毛地帯」、期待していたわりになんだかな~と思ってたんだけど、第三回から面白くなってきました。
商社マンとして家族のために誠実に働いて、、、と入社したの壱岐が、いつの間にやら、戦闘機の利権に関わる重要な役割を担うようになっていき、、、
相手をどうやって出し抜くかだけを目的に、政府の関係者のコネを使って裏取引したり、汚い手も使い…。
シベリアでは正義感溢れる誠実な軍人だったのに、その壱岐が自分のポリシーを曲げて、ダーティーな世界に飲み込まれていく課程があんまり描かれていなくて、ちょっと唐突に感じました。そんなに簡単に宗旨替えしちゃうの?って。

お話的には面白くなってきました。
あの手この手を使ってくる鮫島と、それを一つ一つつぶして攻防する壱岐。でも、自分の意図とは裏腹に、ついには新聞記者の田原や同僚の小出などに恨まれることになってしまう。
刑事に尋問されて「壱岐です」と答える小出役の松重豊さん、迫力あった~。
きっとこれから、壱岐は近畿商事のためにあれこれ奔走し、そのために敵を作り、自分のやっていることに疑問を感じる、、、っていう展開になるんでしょうね。

壱岐を心配して進言する奥さん(和久井映見)のこともだんだん疎ましくなってきて、きっと、千里といい感じになっちゃうんだろなぁ。奥さんが可哀想な気がするけど、その方がドラマチックだもんね。

今回は二転三転物語が動いて、面白かったです。読んだことはないけど、原作がしっかりしているんだろうから、今後も期待です。


「不毛地帯」を見たついでにこの間見た「JIN」の第三回を少し見てしまいました。
やっぱり今期は「JIN」がダントツに面白い。
大沢たかおさん演じる仁が素敵すぎです。最後の髷を結って、咲に対して笑うあのくしゃっとした笑顔にやられてしまいます。
目が細くてたれ目の人に弱いんだよなぁあ。。「星の金貨」の頃は大沢さんのファンでした。
そして、咲の前で泣く姿は何度見てもぐっと来ます。泣きの演技が素晴らしい。
早く日曜日にならないかな~。

ドラマ「東京DOGS」第二回

2009-10-26 23:55:10 | Review
子供の寝かしつけの時間帯なので、ドラマをリアルタイムで見るのは無理。で見たいのは録画しています。
「不毛地帯」の二回目を、録画してあるのになかなか見る気になれない。。。内容が重いのでなんとなく気軽に見る気が起きないんですよね。
だけど、今日放送の「東京DOGS」第二回は、放送後すぐに見てしまいました。なにげに気に入ってるかも?

途中、何回か声を出して笑っちゃいました。でも、ネットで他の人の感想を読むと、このドラマ、苦手な人も多いみたい。笑わせるシーンも凝ってるというか、、とにかく1時間、奏とマルオのセリフの掛け合いとかでめまぐるしく展開するので、それが面白く感じられなければ、ただの疲れるドラマになってしまう。
私は、このノリ好きなので面白かったです。
本来、一話完結の刑事ドラマってあんまり好きじゃないんです。刑事ドラマって、謎解きとかありきたりですぐに犯人が分かるような内容が多く、こんなん見るならミステリ作家の小説読んでた方が面白い、とか思っちゃう。でも、このドラマは謎解き以外の部分が面白いので、最後まで見られそう。

今回は狙撃者から狙われる父親と子供が出てきて。そこが奏の過去とリンクするわけです。
学校でいじめられている子供に一生懸命、戦い方を教える奏。で、子供は自分で父親を守る!と言ってハッピーエンドなんですが、奏が強くて正義感あふれる刑事になったのは、父親を守れなかったから、ってことなんですね。
そう思うと、あのド真面目な姿がより愛らしく思えてくる。
奏のキャラクター、結構好きです。今頃、小栗くんのファンになるか、私?

水嶋ヒロくんのマルオ役は頑張ってるとは思うんだけど、必死すぎるというか、、コメディの部分が今ひとつ面白くない。二人の掛け合いでは、奏に食われてしまってます。本当は、二人のキャラクターが同じくらい強烈に立って、初めてコメディとして成立すると思うのだけど。
まぁ、奏とマルオの役は演技力がないと難しいなぁ~と今回も感じました。役者泣かせな脚本かも。

小栗くん演じる奏にちょっと萌えな私。彼の声、好きです。
今期は、「JIN」の仁先生と奏、二人に胸がきゅん。ドラマの見甲斐があって嬉しいかも。
私の中で、男性を好きになるときに「声」って大きな部分を占めるんだな~と気づきました。

ドラマ「JIN -仁-」第3話

2009-10-25 23:43:04 | Review
子供を寝かしつけた後、楽しみに「JIN」の第三話を見ました。
今回も1時間があっという間で、、、録画で見てたので、CM飛ばしながら、タイムバーで今どの辺りか確認したら、15分くらいしか見てないと思ったのに、もう30分経っていて。。。1時間が30分、いや20分くらいに感じました。
そのくらい、ドラマの中にすっかり入り込んで見入ってしまっています。毎回終わってしまうのが惜しくて、、、まだ3話目だというのに、あと7話くらいで終わってしまうのが悲しい。「不毛地帯」みたいに半年くらい放送してほしい。

今回も泣きました。。。助けたはずのタエさんが辻斬りにあって死んでしまう。そして、息子のきいちは仁に「助けてもらわなければ良かった」と泣きながら言うんだけど、、、
そんな話を聞いて、自分のしていることの意味が分からなくなってしまう仁。
咲に自分が未来から来たことを打ち明け、自分の気持ちをぶつけて泣き叫ぶ姿は切なかった。
そんな仁に、自分は仁のおかげで変わることが出来た、と言う咲。
綾瀬はるかちゃん、すごく良かったです。まっすぐ仁を見つめて、凛としていて。
そして、仁を演じる大沢たかおさんもいい役者さんだな~としみじみ思いました。
顔をくしゃくしゃにして泣きじゃくる姿から、仁のやり切れなさ、辛さ、悲しさがすごく伝わってきて切なかった。
そして、ラストにまげを結って、咲にいたずらっぽく笑う姿がかわいくて、胸がきゅんとしてしまいました。
仁が恋人、未来に向かって話すナレーションが情感があっていいですよね。声フェチの私は、あの優しい声にやられてしまう。
気づいたけど、SOYJOYのCMの声も彼ですよね。

そして、龍馬も仁と会ったことによって、自分のすべきことを考え、変わっていく。
龍馬役の内野さんもいい!舞台っぽい大げさな演技が、龍馬の豪快で親しみやすい性格をよく表していてすごく魅力的です。
このドラマが面白いのは、脚本、演出などの良さももちろんだけど、キャラクターの魅力が大きい。そして、そのキャラクターを実力のある俳優陣がしっかり理解して演じているからだと思います。

見ていると、自分が普段忘れていることとか、今ここに生きていることの意味とか、いろんなことを考えさせられます。普段は手芸したり、DSやったり何かしながらドラマを見ることが多いけど、これはながら見できないドラマ。1時間しっかりテレビの前にかじりついて、吸い込まれてしまってます。まるで自分も江戸時代にタイプスリップしたみたいに。
本当にすごく良いドラマです。ここ数年では一番夢中になっているかもしれない。
録画したのは普段なら見た後、即消去だけど、これは保存してます。
ああ、一週間待てない~。

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…ってことで、今期は
「東京DOGS」
「不毛地帯」
「小公女セイラ」
「JIN仁」
の4本を見続けるつもり。こんなにたくさんドラマを見るのは子供が産まれてから初めてです。