goo blog サービス終了のお知らせ 

Everyday is a Special Day.

英語、日本のドラマ、日々のあれこれについて熱く語ってます。

秋ドラマに期待

2011-10-05 17:13:47 | Review
子供二人もいて、自分の時間なんか全くなくなっちゃうんだろうなぁ~と、次男が生まれる前はネガティブに想像していたんですが、思ったより自分の時間が取れます。

次男にミルクあげながら、インターネット閲覧。
長男が一人遊び、次男がご機嫌な時は、図書館で借りてきた雑誌読んだり…

ただ、その時間はすぐ中断されるので集中力が必要なことは出来ないけど、意外と細切れに自分の時間があるので、精神的にも結構楽。

夏のドラマは出産に重なったため、一つも見ていなかったのですが、子供たちが寝付いた後に自由時間が2時間くらいあるので、その間に見れば、秋ドラマは見られそう。
…ってことで、何を見るか検討してみました。

「家政婦のミタ」水曜10時
松嶋菜々子さん久しぶりのドラマ、なので初回は見てみるつもり。コメディなのかな?無表情な役ということなので、意外と難しいかも?主役の魅力にドラマのおもしろさがかかってますね。しかし菜々子さん、老けたなぁ~、って、ひとのことは言えないが。

「蜜の味」木曜10時
大石静さん脚本のドロドロ三角関係ドラマだそう。
大石さんの、女性の業みたいなのを描き出すドラマは結構好き。女性ならではの、醜い嫉妬とか焦燥感とか生々しい感情を描くのがうまいと思う。
でも、そういうのが苦手な人は好きじゃないかも。
ARATAさんも好きなので期待。

「11人もいる」金曜11時15分
クドカンの久しぶりの脚本ドラマ。これははずせません!!
クドカンのホームドラマは、笑えて温かい気持ちになれるので、期待大。

「妖怪人間ベム」土曜9時
ドラマ化に合わせてか、夕方再放送してます。
子供の頃も再放送してて、子供ながらにあの映像が怖くて、、、でも見たくて。
最終回は今も忘れられない。
亀梨くんがベムって…いいのかなぁ。杏のベラはかなり合ってる!
子供と一緒に見てみようと思います。

「南極大陸」日曜9時
かなりの豪華キャスト。綾瀬はるかちゃん好きなので、見るつもり。
タロとジロの話、子供の頃、映画で見た気がするけど、あれを連ドラにして、そんなに持つのかな。

今のところ、「蜜の味」「11人もいる」「南極大陸」は絶対見るつもり。
面白くて次回まで待てないようなワクワクさせられるドラマに出会えるといいなぁ。

ガラスの仮面47巻

2011-07-31 19:20:31 | Review
夫の休みにあわせて、実家からまた家に戻ってきました。
生まれて2週間を過ぎた次男は、昼間は起きていることが多くなったものの、夜はミルクをあげて寝かすと4時間くらいぶっ通しで寝てくれるので、長男よりはかなり楽です。
ミルクは母乳に比べて消化が悪いそうで、3時間空けた方がいいらしいので、昼間は欲しがっても抱っこして寝かしつけたりして、大体3時間置き。
夜は12時にあげるとそのまま寝て、4時頃愚図り出すので、そこでまたあげて、また3時間後の7時くらいに欲しがる…というペースなので、続けて4時間眠れるので、新生児を育てるときに一番つらい寝不足問題も、だいぶ解消。それでも、夜中に起こされると、睡眠不足らしく、午後には眠くなるので、長男と次男と一緒に昼寝してるので、体力的にはとても楽。親孝行な息子だわ。

ミルクあげると途中で寝てしまい、そのままベッドに降ろしても寝てるので、こうしてガンガン、インターネットしている時間もあります。
妊娠中は体力が辛くて、PCを長時間見ることもできず、書き込む気力も起きなかったので、今の方が全然元気!
お腹も軽いし、気持ちも軽い。
妊婦生活はきつかったなぁ~~


テレビを見てたら、デイブ・スペクターが、漫画「ガラスの仮面」の速水真澄に扮したそうで…それによって、47巻発売を知り、実家に帰る途中、本屋ですかさず購入。
「ガラスの仮面」は私にとって「キャンディ・キャンディ」「はいからさんが通る」と並ぶバイブル!
小学校の頃からずっと愛読してます。
「ガラスの仮面」が完結するまで死ぬに死ねない。主人公マヤと真澄さまがハッピーエンドを迎えないと、死にきれない…
途中で連載がストップしてどうなることかと思ってたけど、最近コンスタントに新刊が出るようになり、テレビでも作者が「近い将来」結末が見られる、みたいなことを言ってたので、一安心。

47巻の内容は…
ついにマヤと真澄さんが気持ちを確かめあった!!!!
ばんざーーーい!!!
子供の頃からこの日を何度夢見たことか。
少女マンガにありがちな、思い合ってるというのに、すれ違う二人の気持ち…
このまますれ違ったまま、完結しなかったら、と思ってたけど、二人の気持ちが通じ合ったのを見られて、本当に嬉しくて泣きました~。
真澄さまから、自分が「紫のバラのひと」だとはまだ明かしてないけど、それは最後にとっておくんだろうな。
女の子にとって、こういう「あしながおじさん」的な存在の男性は永遠の憧れだよね「キャンディ…」の「丘の上の王子様」しかり。

久しぶりに全巻読み返したくなったけど、家宝とも思える(笑)子供の頃から小遣いで集めたコミックスが、弟に貸した途端行方不明になり、手元にないのです。
実家中探したのに出てこない…どこに行っちゃったんだろう。
かなりショック。
弟に出産祝いとして、全巻プレゼントしてもらおうかしら。

ドラマ「JIN-仁-完結編」最終回

2011-06-27 20:25:11 | Review
ついに「JIN完結編」が最終回でした。
もうおおおお、泣けた、泣けた…!
現代で仁が咲からの手紙を読むシーンは、久しぶりに喉が痛くなるほど号泣してしまいました。
切ない。切なすぎるよぉぉぉーー。
ハスミシンを取りに帰るため、病床の咲の手を握り話すシーンで手が印象的なアップになったので、たぶんもう二人はこれで会えないのだろうなぁ~という感じはしてたのですが、やっぱり。
いつも仁先生のことを一番に考え、たとえ会えなくなっても、仁先生が幸せで生きていてくれれば、それが幸せだと願った咲。
何回か前に咲の夢は「仁友堂を後世に残すこと」と言っていましたが、その夢は叶ったし、手紙で仁に気持ちを伝えて、仁も同じ気持ちであったこと。
それはきっと健気な咲にとって、十分に夢が叶ったことになるのかもしれませんが、それでもやっぱり、二人が結ばれて欲しかったよぉ。

ストーリー的には綺麗にまとめてあり、満足いく終わり方でした。番宣などで言われていたとおり、全員にとってのハッピーエンドだったと思う。
でも、個人的感情から言えば、咲の思いを遂げさせてあげたかったなぁ。

あの後、きっと仁は未来(みき)の手術を成功させ、二人は…という未来の暗示だと思うのだけど、仁がいなくなった後、咲が一人誰とも結婚せず医の道を進んだことを想像すると、涙が出てきてしまいます。
橘医院で見せてもらった古ぼけた咲の写真が切なかった。
きっと咲にとって、幸せな人生を送ったんだろうけどね。

現代で仁が咲からの手紙を読むシーンですが。
公式ホームページを見たら、大沢たかおさんの脚本だけ、咲の手紙内容の部分が白紙になっていて、あのシーンを撮るときに初めて読んだんだそうです。
だから、あのとき流した涙は仁を演じた大沢たかおさんの本当の涙。
あとでそのシーンを見直してみようと思います。

平井堅のエンディング曲は、最初聞いたときは前作のMISIAのと比べると地味だなぁ…なんて思ってたんですが、毎回流れていくたび好きになりました。
で、今改めて聞くと、咲の思いそのままの歌詞で、最終回を見た後に聞くとまた泣けます。
「世界でいちばん綺麗な夕日」という歌詞もあるので、多分脚本を読んでイメージしながら、作ったのかも。

タイムスリップして恋におちて別れてしまう…という展開は私の好きな古い洋画「ある日どこかで」を彷彿させるものがありました。この手の話が好きなら、この映画はお勧め。

ドラマでは、原作の漫画ではいない仁の恋人、友永未来というキャラがいたので、どうやってドラマはすべての謎を回収して、完結させるのか話題になってましたが…うまくまとめてあったと思います。
パラレルワールドの話は、ちょっと理屈っぽかったし、いろいろ考え出すと夜も眠れなくなりそうだけど、そういう可能性もあるよ、みたいな感じでまとめていて、私は納得できました。
戻ってきた仁の代わりに、タイムスリップした仁が、咲のところに戻って二人は結婚して子孫を産んだのかな~とか期待しちゃったけど、そうなると、仁が同じ世界(ドラマの世界)に二人存在してしまうわけで。
でも、他のパラレルワールドの世界では、そういう展開もあるかもしれないんだよね。
その世界では咲と仁は結ばれているかも知れない。そう思うと、咲の切なさも報われる気がします。
そういう想像の余地を残すという終わり方もうまいなぁ~と感じました。

江戸時代で仁と咲が別れる前、仁が咲を抱きしめた後、「しょう義隊が江戸幕府もろとも死んでも、案外明るい気持ちだったのかもしれない」(うろ覚え)みたいなセリフをいうんだけど…あれは遠回しな咲への愛の告白なのかな、と。
たとえ現代に戻れなくても失いたくない大切なもの(咲)と一緒なら、脳腫瘍でそのままこの世界で死んだとしてもいっそ本望だ、ってことかと。
結局は現代に戻ってしまうんだけれども。

本当に誰かを愛するって、咲や野風が仁に対して思ったように、相手を自分のそばにおいて、ずっと愛されたいという私利私欲でなく、「相手の本当の幸せを祈ること」なんだな、とこのドラマを通じて感じました。
咲や野風のようにたとえ結ばれなかったとしても、仁が自分の夢を実現し、生き生きと生きていってくれること、それを望むことが本当の愛。
現代人が忘れがちなことを教えてもらった気がします。

そして、現代の日本は、昔から多くの名もないひとたちが、少しでも良くしようと必死に生きてきたその末にあるのであり、その歴史を忘れてはいけないこと。
そういう長い歴史を持つ日本という国を誇りに思うこと。
そんなことを感じました。

ああ、今でも咲のことを思うと涙が出てきちゃう。
なので、私は別のパラレルワールドで二人が結ばれたんだと思いこむことにします。

完結編は、たくさんの内容を盛り込んで、じっくり考えるシーンが少ないのが少し不満だったけど、最高の終わり方で満足しました。
俳優陣はどの方も素晴らしかった。
大沢たかおさんの泣きそうな困ったような笑顔は魅力的。漫画とはちょっと違うらしいけど、人間らしい弱さや脆さがあって、深みのあるキャラクターになっていたと思う。
そして綾瀬はるかちゃん。凛とした武家のお嬢さん役、良かったなぁ。
中谷美紀さんも、さすがの存在感でした。
最終回、また見直してみようっと。

海外ドラマ「ゴシップガール」ファーストシーズン、「The OC」ファイナルシーズン最終回

2011-05-14 00:46:59 | Review
GyaOでGW期間中、限定配信されていた海外ドラマ「ゴシップガール」のシーズン1を一気に見ました。
で、今日は、同じくGyaOでずっと見てきた「The OC」のシーズン4(ファイナルシーズン)の最終回を見ました。

「The OC」は私がアメリカに住んでいたとき、放送されていて、英語が分からないながらもたまに見ていたので、あのテーマ局が流れるとあの頃のいろんなことを思い出してしまいます。
GyaOで新しいシーズンが放送されるたび、見てきましたがついに最終回。
打ち切りでの最終回ってことだったので、尻切れトンボかと思いきや、うまくまとまっていて満足。
ライアンが、コーエン家に来たばかりの頃を思い出す映像が出てくるんですが、やっぱりライアンは若い頃のが格好良かったなぁ。ファイナルシーズンではオッサンぽくなってしまった。
そこでマリッサと出会い…紆余曲折、いろんなことがあり。
最後はハッピーエンドでした。
ずっと見てきた人には満足できる最終回だと思う。
シーズン3は暗い展開ばかりで、見てるのが疲れたけど、シーズン4は明るい雰囲気が戻って面白かったのに、打ち切りなんて残念。
やっぱりずっとヒロインだったの看板娘?ミーシャ・バートンが降板したから視聴率が下がったんでしょうね。
コーエン家の温かい雰囲気がすごく好きだったので、これで終わりかと思うと寂しいけど。。(…って本放送はもう何年も前に終わってますが)
大好きなドラマでした。

同じジョシュ・シュワルツが製作に関わっている「ゴシップガール」も面白いけど…
もっとどぎつく、ドロドロにした感じで、ティーンドラマらしいさわやかさとかは全くないので、私は「The OC」のが好きだなぁ。青春の甘酸っぱさみたいなのが好きなので。
「ゴシップガール」は毎回すごい展開で、キャラもそれぞれ強烈。
でも、思い入れを持てるキャラクターがいないんだよね。セリーナはなんか浮世離れしてる感じだし、ブレアの強烈な意地悪キャラは共感できない。。ドラマとして見てるには面白いけど。
とか言いつつも、シーズン1、全部見ました。
今後、ブレアとチャックの意地悪強烈キャラクターコンビがどうなっていくのか気になる…

海外ドラマを見ると、日常英会話の何気ない言い回しが勉強になります。そういえばいいんだー、みたいな。
でも、ちゃんと確かめて使わないと、くだけすぎた表現だったりして、相手に驚かれることもあるので注意しないといけませんが。

ドラマの感想いろいろ

2011-05-02 16:51:47 | Review
妊娠8ヶ月になり、ただ座っているだけでもお腹の大きさのせいで背中が痛くなったりして、すぐに疲れてしまう。じゃあ、横になったら楽になるかというと、上向きだとお腹が胃腸を圧迫して苦しくて、横向きに寝ると横っ腹が重みで痛くなる。
楽な体勢というのが一つもない。大げさに言うと、ただ生きてるだけで疲労するというか…
ああ、妊娠後期は辛い。妊娠初期もつわりできついけど…
生まれたら生まれたで、また新生児の世話で眠れぬ日々が続きそれはそれで疲れるんだろうけどね。
まぁ、子供を授かり、大きな問題はなく妊娠期間を過ごせるのは、それだけで幸せなのだとは分かっているのですが、最近の腹デカ生活に疲れてきました。

いきなり愚痴でごめんなさい。
再放送していた
「世界の中心で愛をさけぶ」
が終わりました。
涙腺崩壊。泣きまくりで、息子に「ままー、また泣いてるの?」と突っ込まれた。
オーストラリアの青い空を見たいというアキをどうにか空港に連れて行き、でもそこで倒れてしまって…「助けてください」とサクがさけぶシーン。
泣けて泣けて泣けて…
山田孝之くんの演技は、本当に素晴らしい。
隠し子騒動などで、最近はドラマにあまり出ていないけど、確かな演技力がある俳優さんだよね。

とにかくロケ地の映像が美しく、みずみずしい景色の中、初々しい二人の純愛に心打たれるドラマ。
原作の小説はハッキリ言って、男の幻想?って感じの理想化された世界で、現実的な私は冷めた目で見てしまっていたけど、それをこんなに素敵なドラマにしたスタッフの力はすごいと思う。
サクがアキをウルルに連れて行くくだりも小説や映画では、「なんで瀕死の病人をいくら本人が望んだからって連れ出すかなぁ」と批判的に思ってしまったけど、ドラマではサクがそれを迷うシーンや、そこまでしてでもアキを思う気持ち、二人の絆が描かれていたので、自然に見ることが出来た。
登場人物たちの心の動きが丁寧に描かれていたのが良かったと思います。
やっぱりこのドラマは名作です。


「JIN 完結編」第三話
を昨夜見ました。
無事に助け出された仁先生。で、決心して咲さんに「一緒になろう」と言い、ついに健気な咲ちゃんの思いが実る日が!
と思ったら…
そうだよね、野風の気持ちを知ったら自分だけ幸せになっていいのか。
で、そこで素直に仁先生の気持ちを受け入れられないのが、やさしい咲ちゃん。
切なくて、泣けました。
野風も仁先生を思いつつ、自分から身を引く決断をし…それも切ない。
このドラマ、「世界の中心で…」と同じ脚本家さんなのですが、自然に感情移入できるのは、登場人物それぞれの心情を丁寧に描いているからだと思いました。
いろんな気持ちの積み重ねがあって、それが行動に繋がっていく。そこがきちんと描かれているから、感動できるんだと思う。これってすごく重要なこと。

仁先生役の大沢たかおさんはホントはまり役。
医者としても人間としても素晴らしいけれど、ちゃんと人間的な弱さ脆さを持っている。そこがとても魅力的。

とりあえず野風はライバルから脱落?あとは咲ちゃんの思いで、仁友堂を未来に残す、現代まで続くような形に持っていき、咲ちゃんの思いを通して、結ばれる。そういうハッピーエンドなのかな。現代では仁先生にはミキという恋人もいるしね。


アメリカドラマ「ゴシップガール シーズン1」
GyaOでGW中、全話が放送されています。無料で見られるので、興味あればぜひ。
好きだった「The OC」のクリエーターが参加したティーンドラマなのですが、こちらの方がドロドロ。
NYを舞台に良家の子女が通うハイスクールの仲間たちの恋愛ドロドロ騒動を描いています。
主人公のセリーナとライバル?親友のブレアは、私的にはあまり美人に見えないんだけど…このドラマ後、ブレイクしたみたいですね。
ブレアの恋人、ネイトがとってもハンサム。お坊ちゃん風ルックスが素敵だけど、ドラマの中だと庶民派ダンのが格好良く見える。
チャックのルックスはあんまり…だけど、演技がうまくて、ホント役になりきってる感じ。
高校生とは思えぬドロドロな展開で、その手のドラマが嫌いな人にはお勧めできないけど、ドロドロで展開の早い群像劇が好きなら楽しめると思います。

でも、私はティーンドラマなら、「The OC」や「ヴェロニカ・マーズ」の方がすき。
どこかピュアな部分があって共感できるので。

ドラマ「世界の中心で愛を叫ぶ」再放送

2011-04-18 14:44:29 | Review
テレビをつけっぱなしにしていたら、ドラマ「世界の中心で愛を叫ぶ」の再放送が始まりました。
「世界の中心で…」は何年か前、ものすごく流行りましたよね~。原作小説は売れに売れ、映画化され、ついにはドラマ化。
私もブームに乗って、誰かから小説を借りたのですが、そのときは全然いいと思えなかった。ありがちな悲恋物だよなー、と。映画もテレビか何かで見たけど、あんまり…
でも、この連続ドラマはすごくすごく良かったです。再放送で見たんだけど。
ロケされた伊豆?千葉?の風景と、主人公二人のみずみずしい演技、ストーリーの丁寧な展開、描写、毎回楽しみに見ました。
素朴な二人の純粋な恋がどこか懐かしく、そして切ないです。
音楽もいいし、本当に映像が綺麗。
小説読んで、今後のお話は分かってるし、エンディングも知ってるんだけど、そんなの関係なく引き付けられるものがあります。

今見てみると、綾瀬はるかと山田孝行、すごくいいなぁ。
そして、脚本は「JIN」の森下佳子さんで、プロデューサーも一緒ですね。
全体の雰囲気が「JIN」に似ています。綾瀬はるかちゃんも出てるし。

「JIN」はまだ全部見てないので、これから録画したのを見ます。
やっぱり、大沢たかおの目がなくなっちゃう笑顔にときめくなぁ~

ドラマ「四十九日のレシピ」

2011-03-22 10:37:33 | Review
原発事故についてのニュースを見ると、不安になって気持ちが暗くなり、なのに、情報チェックをやめられない…で、なんだが何をするにもだるくなって…
なので、最近はそれ関連のニュースはあまり見ないようにしています。
とはいえ、放射能の値とか気になるので、朝晩はチェックするけど、他は録りだめてあったドラマのビデオを見たり、エコクラフトでのかご作りに夢中になったり、借りてあった小説を読んだり。
被害のなかった地域の人まで、落ち込んでやる気がなくなってしまったら、被災した人たちや地域を助けることなんてできませんよね。
それぞれの人が出来ることを出来る範囲でやることが大切だな~と思います。

で、NHKで放送してた「四十九日のレシピ」を最終回の前まで見ました。
丁寧な作りのドラマで、さすがNHK。
不妊で悩み、他に女性を作ってしまった夫と別れる決意をした主人公の気持ちが切ない。
結婚後長い時間が経ってから、たまたま子供ができたけれど、いないときは子供が欲しいと思ったことがなかったので、これまで不妊症に悩む女性の気持ちが理解しきれない部分があったのだけど、このドラマを見て、同じ女性として考えさせられました。
子供がいるか、いないか、で女性の人生は大きく変わってしまう。子供がいて、幸せな人もいれば、不幸な人もいて。子供がいなくて、幸せな人もいれば、不幸な人もいて。
女性っていろいろ難しい。
家族のあり方、女性としての生き方について、じーんと来るドラマです。

あとはGyaOで「The OC」のラストシーズンを見ています。
このドラマは私が一回目にアメリカにいたときに放送されていて、内容が分からないながらもたまに見ていて、あのオープニングテーマが流れると、その頃の想い出がよみがえってくるよう。
GyaOでずっと見てきたので、ついに最終回かと思うと、寂しい。

「ヤングスーパーマン」のシーズン4もGyaOで始まったので見てます。
これも一時期ハマってDVD借りたりしてたので、続きが楽しみ。

日本のドラマは、今期「冬のサクラ」のみ見てました。
これから最終回を見るつもり。
次シーズンはいよいよ「JIN」の完結編。楽しみだな~。

ドラマ「大切なことはすべて君が教えてくれた」

2011-01-20 15:40:28 | Review
久々に月9ドラマを見てみました。
三浦春馬くんのドラマを見るのは、「14才の母」以来?
可愛らしくて初々しく、俳優さんとしては好感持てるんですが、「14才…」の時は中学生役だったので、どーもそのイメージが抜けきらない。
先生役じゃなく、生徒役かと思ったよ!
相手役の戸田恵梨夏ちゃんもまだ生徒役できそうなくらい若いし…
なんだか主役の二人が教師役にはまだまだ早い気がしました。

ドラマの内容は…
修二のモノローグを聞くと、さわやかなシリアスもの?、って感じなんだけど、話の展開的にはサスペンス?
来週は夏実とひかりの間がドロドロになりそうだし…
純愛ものなんだか、学園ものなんだか、ドロドロ愛憎ものなんだか、進みたい路線がハッキリせず、曖昧な印象を受けました。

個人的に戸田恵梨香ちゃん、苦手。あの声が意地悪そうで。
生徒役の武井咲ちゃん、美しすぎる。10代のあの頃のいちばん綺麗なものすべてを集めて女性にした、って感じで、見とれてしまいました。
なので、主役のはずの夏実より、ひかりを応援したくなってしまう…
タイトルになっている、大切なことを教えてくれた「君」ってやっぱり夏実のことなんですかね?一話を見る限り、ひかりの方が印象が強くて、「君」にふさわしい感じがしました。

生徒とそういうコトに至ったわけなのに、なんだか修二の態度が軽すぎるように見えたんだけど…真面目なキャラクターなら、もっと慌てるんじゃないのかな。
で、そんな真面目な男性がいくら酔ってたんだか、何か事情があったとしても、軽はずみに女性とそういうコトするのかなぁ?
一話目の修二のキャラを見ると、そんなことしそうもなくて、ストーリーの肝になる部分が前提として成り立ってない気がしました。

とはいえ、三浦春馬くんの演技も悪くなかったし、今後の展開が気になるので、2話目も見てみます。


ドラマ「冬のサクラ」第一回

2011-01-17 15:34:02 | Review
佐藤健くん目当てで「冬のサクラ」初回を見てみました。
あまり期待していなかったんだけど、映像が綺麗で、それぞれの心の動きとか描写が丁寧で最後は涙…でした。

オーソドックスな純愛悲恋もの、で最近には珍しい雰囲気でした。
「ドラマのTBS」と呼ばれて、80年代、90年代にヒットドラマを連発してた頃のTBSドラマを思い出させるような…
主演の今井美樹や、主題歌の山下達郎、と、まさにバブル期を彷彿とさせる。
今井美樹さんは久しぶりに見たけど、相変わらず綺麗ですね。一面の銀世界に薄幸そうな雰囲気が似合う…

今井さんといえば、私の青春時代の憧れのアイコン的女優。
カラオケで彼女の曲をよく歌ったもんだ…
昼間に1990年放送の今井美樹主演ドラマ「想い出に変わるまで」の再放送をやってるけど、まさにあの頃です。
ソバージュに大きな輪っかのイヤリング、前髪を立ち上げるヘアスタイル、なつかしいー。
あれからもう20年以上…
なんてことも考えて感慨深かった。

おっと、ドラマの話からはずれた。
ストーリーは、悲恋、病気、陰謀(姑?夫?)の、「いかにも!」な内容。
普通だったら、わずか数日間、一緒に暮らしただけで、引かれ合う、なんて、あり得ん!ドラマの世界、って思っちゃうところけど、祐と藻奈美の境遇や二人の気持ちが丁寧に描かれていたので、自然に理解できました。
ラブストーリーってフィクションとは分かりつつも、おもいきり感情移入してハマりこんで楽しむ物だと思うので、このドラマは、そういう点ではよく出来ていたと思う。

今後、姑や夫がどんな意地悪を仕掛けてくるのか、楽しみ。ラブストーリーは障害あってこそ、だしね。

あ、佐藤健くんは今回もうまかったです。でも、前髪は降ろしている方がいいな。


今期は見たいドラマが少ないのですが…
あとは、月9「大切なことはすべて君が教えてくれた」と初回見逃したけど、「美しい隣人」あたりをチェックしてみようと思っています。
最近多い警察ものは、ドラマでまで殺人とか犯罪とか心がすさむ物を見たい気持ちになれないので、全部パス。

映画「ノルウェイの森」

2011-01-05 22:52:43 | Review
久しぶりに母に子供を預けて、一人で映画を見に行ってきました。
松山ケンイチファンなので、彼主演の映画はなるべく映画館で見たい。(でも「ガンツ」は見に行かないかも…)
そして、あの「ノルウェイの森」の映画化ということで、松山くんがどんなふうに主人公を演じるのか、見てみたかったのです。予告で見た映像も綺麗だったし。

原作の小説、村上春樹の「ノルウェイの森」は流行った頃に友達に貸してもらって読みました。
今から22,3年前かな?
その頃、この本はすごく売れていて、あまり本を読まない友達が大絶賛していて、会ったときに貸してくれたのです。
村上春樹の小説は高校の時に、演劇部の先輩が大ファンで薦められて読んだことがあって、何作か短編とか読んだことがありました。
流行っていたから読んでた感じで、すごく好きだった訳でもないかな。
村上氏の小説は独自の世界があって、あれが好きな人にはたまらないんだろうけど、私は完全に理解しきれなくてハマれない気がしていました。

「ノルウェイの森」の小説を読んだ感想は…
私にはただただHなシーンばかりが印象に残り、悲劇的な題材を借りた主人公の下半身放浪記、みたいな小説に思えました。
正直、そんなに売れて話題になるほど名作とは思えなかった。
とにかくHなシーンばかりで、生理的に受け付けない感じ。読後感も悪かった。
まぁ、村上氏の小説らしく、独自の空気感があって、さすがだな、とは思いましたが。

だから、映画もあまり期待していなかったのです。
でも、あれから20年以上も経ち、名作とされてる小説の良さを、大人になった今なら分かるかも、という期待も少しあったかな。

映画を見てみて…
うーん、やっぱり、上記の印象はぬぐえない。
やっぱり好きな小説ではないです。

でもね、映画は良かったと思う!
とにかく映像が美しくてこだわってる。
ワタナベと直子が雪の山で戯れるシーンとか、はかなくてすごく綺麗で見る価値あり。
キャストがそれぞれ、良い演技で、村上ワールドをうまく映画に再現していたと思う。
特に、主人公ワタナベを演じた松山くんは、やっぱりすごいよ!
村上ワールドのあの、物憂げな空虚な感じ?をちゃんと体現していて、ワタナベそのものだった。
まっすぐに前を見て歩く姿は美しく、村上文体のセリフもすごく似合ってた。
正直、直子を演じた菊池凛子さんは、20歳には見えず、松ケンと並ぶとお姉さんみたいに見えたけど…
あの可愛らしい高い声での話し方、何かのバランスが崩れたら壊れてしまいそうな危うい感じをうまく表現していました。
緑役の水原希子さんは新人ってことでどうなのかと思ったら、かなり頑張っていて、緑の生き生きした感じが伝わってきました。滑舌悪くてところどころセリフが聞き取りにくかったけど。

「yahoo映画」のレビューを見ると、結構酷評されてます。
確かに、エンタテイメントなラブストーリーを期待して見に行ったひとには退屈な映画だと思う。
実際、隣に座ってたカップルの男性から、途中、寝息が聞こえました。始まる前は「泣いちゃったらどうしよ」みたいな会話が聞こえたのに。
芸術的、文学的な映画で、本来はミニシアターみたいな映画館で見たい人だけが見る、みたいな内容なんじゃないかな。
村上春樹原作ってことで、有名な俳優、監督で映画化されたので、全国ロードショーになったけどね。

「セリフに違和感がある」「エロい」という批判もあったけど、これは原作通りだから、仕方ないんじゃないかな~。
確か、原作はもっとエロかった。私には、映画では、セリフやシーンは直接的だと感じたけど、エロさはあまり感じなかった。
「セリフに違和感がある」は、映画化でセリフを自然なものに変えようとしたんだけど、原作の良さを残そうと、松山ケンイチくんが「敢えてそのままで」って要望した、ってどこかで読んだ気がします。
原作を読んでいない人には、ワタナベのセリフはキザっぽくて文学的すぎに聞こえるよね、きっと。でも、それが村上ワールドの味なのだと思う。

私は最後まで見て、美しいシーンとか、ワタナベ、直子、緑の関係を通しての愛についてとか、いろいろ心に残りました。見ている間、映画の空間に吸い込まれた気がしたので、そういう意味では、印象的な作品でした。

ただ、原作を含め、ストーリーにはいろいろ違和感、反論があったりする。
ワタナベはいろんな女性とそういう遍歴を重ねて、必要以上にそういうシーンがありすぎ。下半身事情ばかりクローズアップしていて、そのシーンに必然性を感じなかった。
やはり男性の書いた物語だから、男性の願望なんですかね。
あと、女性をちょっと美化しすぎ。これも男性の願望でしょう。
なんでもかんでも「死」で片付け過ぎでは?
直子の恋人キズキや直子の自殺の理由が分からない。私には、死を美化している気がしました。
プレイボーイ永沢の彼女、ハツミも永沢がドイツに赴任後、他の人と結婚し、最後は自殺、だそうだけど、これも男性の願望を感じる。好きな男を一生思い続けて死を選ぶ。
実際、女性はそんなに弱くない気がします。
他の人と結婚し、子供をたくさん産んで長寿で生き抜いた、って方が、女の強さを感じて好きだなぁ。
(村上春樹ファンの方、ごめんなさい。個人の感想です)

原作が好きな人、しっとり芸術系、文学系なものが好きな人以外には、オススメでない映画ですが、私は良かったと思います。