goo blog サービス終了のお知らせ 

Everyday is a Special Day.

英語、日本のドラマ、日々のあれこれについて熱く語ってます。

新ドラマ感想

2009-04-22 19:54:12 | Review
買い物行ったら、するめいかまるごとが安くなってたので、夕飯のおかずに決定。
人生で初めて家でいかをさばきました。インターネットでやり方を検索して見よう見まねでやったら、2枚目の皮をはぐのに手間取ったけどなんとかなりました。
遠い昔、お料理学校に通っていたとき、魚の三枚おろしと一緒に習ったんだけど、すっかり忘れて。。。いつもは面倒でお刺身になったやつを買ってました。
自分でさばけば手間は多少かかるけど、断然安く済む。次回からはそうしよう。

録画しておいた新ドラマをいくつか見てみました。

「ザ・クイズショウ」
クイズ番組の生放送の中で、ゲスト回答者の犯罪を暴き出す、、、という変わった趣向のドラマ。第一回目のゲストは哀川翔さん。
なぞめいた司会者の櫻井翔くんが皮肉たっぷりにゲストの秘密を暴いていくのだけど、櫻井くんは…微妙。すごく頑張ってたとは思うけど、あの女の子みたいに可愛らしい顔が皮肉たっぷりの冷静な司会者にはどうも合わない。キャスティングのミスな気がします。
そして、ディレクターの横山裕くんも悪くはなかったのですが、テレビ局のディレクターにはあんまり見えない。ADなら分かるけど。若すぎる感じ。
毎回、こういう感じで進んでいくんだとしたら、すぐ飽きてしまいそう。来週も見てみて、続けて見るか判断しようと思います。
この作品、以前深夜に放送されて好評だったのをリメイクしたそうなので、お話的には面白くなるのかも。

「婚カツ」
龍居さんの脚本だったので見てみましたが、ダメだー。
もうこの手のドラマについていけない。
これは同世代の婚カツ中の人とかが「あるあるー」「そうなんだよねー」とか共感しつつ見て楽しむドラマだと思うので、結婚して何年も経ってるアラフォー主婦の私には、見るのがつらい。
ただ、興味があるのは、中居くんは上戸彩ちゃんと最後はうまくいくの??年齢離れすぎじゃない?

「アイシテル」
ちょうど再放送が2回目放送の日の昼間にやってたのでつい見ちゃいました。
うーーーん。かなり重い内容。
しかし、殺人をしたかもしれない息子に関して、父親が「産まなければ良かった」とか言うのだけど、そのあたりの展開が、我が子が殺人をしたことを知った親としては軽々しくて切迫した感じがなく違和感がありました。演技の問題?
同じ子供を持つ身としてはこれからどうなっていくのか興味があります。2回目も見てみるつもり。

そうそう。何年か前、横山裕くんをすぐ近く、5メートルくらい?で見たことがあります。近所のショッピングモールで買い物してたら、カメラマンみたいな人?と青年?少年?がいて、ただならぬ雰囲気。
どこかで見た顔、、とじろじろ見つめたら、向こうもこちらをじーっと見て、見つめ合っちゃいました。誰も気づいてくれないのが少し不満な感じでした。
普通に客がいるところで撮影してたのに、ファンが群がることもなく、誰一人気づかず。。。横山くんは周りを意識してる感じだったのに気づいたのは私だけで気の毒でした~。芸能人オーラもあんまり出てなくて、華奢な男の子って感じでした。
…って長々と自慢しちゃった。

ドラマ「スマイル」第一回

2009-04-18 15:03:50 | Review
今週から新しいドラマが次々始まりました。
松ケンドラマがないのが寂しいけど、、、…って前クール主演したんだから当たり前か。昨日、録画しておいた「スマイル」を早速見てみましたよ~。

松本潤くん、花より男子以来、人気ありますね~。正直、私あの濃い顔は苦手なのです。整っていて端正な顔立ちだとは思うけど、自分が東南アジア系の濃いーい顔つきなので、顔のパーツはちっちゃめな薄い顔の方が好みなんです。
なので、最近人気の水嶋ヒロくんにもあまり魅力を感じません。。彼の顔も濃いですよね。松潤に似てると思ってるのは私だけ?
今、人気があるのは目鼻立ちくっきりはっきりのソース顔(ふるっ)みたいですね。
そのため、松潤が出ているドラマはそれだけでスルーしてきました。(「花男」はたまたま再放送で見て面白くてハマった)フィリピン人とのハーフの少年と失語症の少女の恋、、、っていかにもお涙ちょうだいっぽい?と最初はまったく興味がなかったのだけど、脚本が好きだったドラマ「歌姫」の脚本家さんなんです。
あのドラマはストーリーも面白かったし、最後は感動でした。「花より男子1」の脚本家さんでもあるんですよね。(宅間孝行さんとサタケミキオさんは同一人物だそうです)面白くなりそう!…ということで、期待してみてみました。

「歌姫」みたいに、本編の何年か後からドラマは始まり、やがてさかのぼるという見せ方でしたね。
今は刑務所の中にいるビト…彼に優しく話しかける弁護士。いったい何が起こったのか、と冒頭から引き込まれました。やっぱりドラマは第一回目の最初の10分が大切だと思う。
話が進むにつれ、なんかシリアスっぽい展開に。ビトがCD屋で社長に電話して泣き崩れるシーンはもらい泣きしそうでした。
松潤くん、熱演でしたね。ちょっと気が弱くて心優しいビトが出ていて良かったです。彼は演技もなかなかやりますねー。最後、刑務所で一人のモノローグのセリフも良かったです。声が良いですね。
失語症の少女、新垣結衣ちゃん、かわいかった~。彼女はすごい美人という訳じゃないけど、笑うととても可愛くて、可憐で、見ているだけでしあわせな気分になります。おばちゃんは何度も「かわいいいい」と言ってしまいました。若い頃の松嶋菜々子に似た雰囲気があると思うのは私だけ?
そして、中井喜一さんはやっぱりうまいなぁ。彼の存在がドラマを引き締めていました。彼が出ているだけで見てみようかという気分になります。
「歌姫」で大事な役をしっかり演じていた小池栄子さんも出てました。今回はどういう演技を見せてくれるのか、期待。

ただのぬるいヒューマンドラマかと思ったら、結構重い話っぽいですね。今はあんなにさわやかなビトは過去にいろいろやってきたらしい。暴力シーンとか見ているのが辛いので、どうかあまりそっちの方向にはいかないでほしいなー。
これからどういうふうに話が転んでいくのか、すごく興味を引かれました。楽しみです。

4月からの新ドラマ

2009-04-05 16:50:57 | Review
今日は近くの新幹線の駅にドクターイエローを見に行ってきました。
ドクターイエローというのは、乗客が乗る新幹線ではなく線路の検査などのため走らせる新幹線。普通の新幹線は白に青い線が入ってたり、赤い線が入ってたり、、、ですが、この新幹線は黄色。見た目もインパクト大。
10日に一度走るのですが、検査用なのでいつ走るのかは公表されません。なので、ドクターイエローを見られたら幸せになれる、という言い伝え?があるそうです。
新幹線大好きな息子、中でもドクターイエローのおもちゃはお気に入り。そんな息子バカな夫がネットでドクターイエローが走るらしき時間をネットで調べて、その情報を頼りに行ってみました。確かな情報ではなかったので、一か八かだったんだけど、ちゃんと見られました!
通過しちゃうのでほんと一瞬だけど、黄色の車体がしゅーーーーーーんと駆け抜けていきました。夫はビデオ、私は写真を撮るのに夢中であんまり肉眼で見られなかったけど。
他にも鉄道オタクらしき人々が集ってました。

新幹線なんて旅行でも行かない限り乗らないので、久しぶりに見ましたが、すごい速さで走っていく姿は迫力があってかっこいいですね。ちょっと感動しちゃった。
鉄道オタクのひとの気持ちが分かる気がしましたよ。息子もいつかは鉄オタ???
............................................

長い前置きになってしまいましたが、4月からのドラマ、何を見るか覚え書きです。書いておかないと、子供の寝かしつけでバタバタして忘れちゃうので。

日曜日
「ぼくの妹」4/19~
オダギリジョー久しぶりのドラマ出演ですね。長澤まさみちゃんの演技はかなーーーり不安だけどとりあえず見てみます。
脚本は有名な池端俊策さん。倉本そうさん、山田太一さん、など大御所脚本家さんのドラマが最近増えてますね。キャストの印象とは違って深い内容のドラマになりそう。

月曜日
「婚カツ」4/20~
これは見るつもりなかったんだけど、脚本が龍居由佳里さんなので見ることにしました。龍居さん脚本ドラマは結構好きなので。
主演の中居くんと上戸彩ちゃんには全然興味ないんだけど。。。いい年した中居くんがかなり年下の上戸彩と婚カツするんですかね。中居くんの恋愛ドラマってもうあんまり見たくない気がしますが。

火曜日
「白い春」(4/14~)
阿部ちゃんとポニョの大橋のぞみちゃんのヒューマンドラマだそうです。あまり興味がわかないけど、阿部ちゃんドラマはなんとなく気になるので初回は見てみようかな。

木曜日
「夜光の階段」(4/23~)
藤木直人くんが「才気あふれる美しき青年美容師」ってぴったり。「黒革の手帳」の男性版ってことで見ちゃいます。ドロドロしたドラマ、好きなんだよね~(笑)

金曜日
「スマイル」(4/17~)
これもヒューマンドラマだそうです。今期はそればっかだな。
フィリピン人とのハーフ役に松本潤くん、失語症の少女に新垣結衣ちゃん。松本潤くんの濃い~顔には正直合ってる配役かも。新垣結衣ちゃん可愛いくってスキだな~。
でも、可哀想な境遇のキャラが出てきてお涙ちょうだいっぽいドラマだったら見るのやめるかも。とりあえず初回は見てみます。

「名探偵の掟」(4/17~)
東野圭吾さんの小説をかなり前に読んでおもしろかったのを覚えてます。松田翔太くんも好きだし、これは楽しみ。どういうふうにドラマ化されるのかな。

土曜日
「ザ・クイズショウ」(4/18~)
スペシャルで放映されて好評だったので連ドラ化されたみたいですね。おもしろそうなので見てみます。

「イケ麺そば屋探偵」
藤木くんは今期かけもちなんだ。地味に人気あるのかな。
これまたイケメン役。しかもそば屋っていうのが面白い設定。こういうふざけたドラマ好きだし、藤木くんも好きなので楽しみ♪

参考サイト

ドラマ「銭ゲバ」最終回

2009-03-15 11:39:30 | Review
ついに「銭ゲバ」終わっちゃいました。
最終回は、「もしも、風太郎が平凡な幸せの中に生きていたら」という妄想。
点火したダイナマイトの導火線が少しずつ爆発するまで燃えていく間に、子供の頃、壁に書いた「幸せ」という字を見ながら、回想する。。。という展開でした。
銭を求めて、何人ものひとをあやめ、犠牲にしてきた…、だから、風太郎が生き残るという道はないわけで。
主人公が死ぬ終んで決着つける終わり方はあまり好きじゃないけど、生き残ってもいつか罪を償わなければならない日がくるわけで、やっぱりこういう終わり方しかなかったんだろうなーと思いました。

結局、はっきりした答えは出なかった。白か黒か、善か悪か、何が正しくて何が悪いのか、風太郎は間違っていたのか、家族を守るため銭に寝返った伊豆屋や荻野刑事は正しかったのか、間違っていたのか…
全部、このドラマを見たあなたが考えてみてください、という終わり方。
世の中、白黒はっきりつけられることは、実は少なくて。
銭をまったく否定することもできなければ、銭で買えない大切なものがあるのも真実で。
みんなみんな、正しい道を探しながら、一生懸命生きていくしかない、ってことなんだろうね。

幸せな風太郎の妄想は、すごく切なかった。
風太郎が望んでいたのは、普通の人が送る平凡な幸せ。両親に愛されて、平和な家庭で育ち、大学に行き、彼女と出会って結婚して、子供が産まれて…
何か一つでも違っていたらこんな生活が送れていたのかもしれないのにね。
風太郎の最後の言葉で、誰でも「銭ゲバ」になりえる、というようなのがあったけど、本当にそうだよね。平凡な幸せはいつ崩れるともしれない。

最後の瞬間、死にたくなくて必死に抵抗していた風太郎は、自分が殺していった人の無念な気持ちを理解して、それまでの罪の重さを思い知ったのかな。…と思わせつつ、時間が巻き戻って、風太郎の最後の言葉では、「俺は間違ってない」。
風太郎らしい最期だと思いました。

あー、もう終わってしまったのねー。
松山ケンイチくんの演技は素晴らしかった
平凡な幸せを生きる風太郎は、「ひとのセックスを笑うな」のみるめくんみたいで可愛くて、悪を重ねた風太郎とはまるで別人。もとはそんな人間だったのに、こんなふうにさせた彼の人生がとても可哀想に思えた。
このドラマを見るまでは、本当にまったく興味がない芸能人でした。
「デスノート」のL役をやった俳優さんだとは知ってたけど、「顔も地味だし、なんでいろんなドラマや映画に出てるんだろう?」なんて思ってるくらい。
でも、今では松山くんの虜???です。DOCOMOのCMがやると、振り向いて見入っちゃう。好きになっちゃいました

そして、茜役の木南晴香ちゃん、目の演技がうまかった。茜の意志の強さ、それまでの不幸な人生への憎しみ、みたいなものを感じさせました。
椎名桔平さんも、いつものさわやかな役と違って今回はかなりの悪役。でもどこか憎めなくて。風太郎の妄想の中では良いお父さんなんだけど、ちゃんと悪いときのお父さんの雰囲気もあって、すごいなーと思いました。普通なら、まったく別人みたくなっちゃいそうだけど。
他のキャストの皆さんもみんなうまくて、その演技力がさらにドラマの魅力を深めていたと思います。
最近のテレビドラマは人気があるタレントなら、演技なんてどーでもいい、って感じの風潮だけど、やっぱり演技力は大切だと改めて感じました。
そして、脚本はやっぱり大事。岡田恵和さんの脚本は素晴らしかったです。

久しぶりに良いドラマを見ました。
松山くんを知るきっかけにもなったし。
「暗そうなドラマだなー」と敬遠していた人も是非見てみてほしいです。薄っぺらな流し見できるドラマとは違って、見た後いろんなことを考えさせられる深い佳作だと思います。
視聴率的には10%くらいで時にはひと桁と、あまりふるわなかったけど、今日、kizasi.jpでは「銭ゲバ最終回」がランキング一位なので、ちゃんと見ていたひとはいて、良いドラマは評価されるんだなーと思いました。

次クールのドラマは、何がやるかチェックして見たんだけど。。。
今のところ、すごく見たいものはなし。
今クールは他に「ラブシャッフル」「ありふれた奇跡」と二作とも楽しみに見てるので、次もそんなドラマがあるといいなぁ。

ドラマ「ありふれた奇跡」第八回

2009-02-26 23:18:36 | Review
「ありふれた奇跡」の第八回を見ました。物語が大きく動いてきましたね。
加奈と翔太はどうなっちゃうんだろう?
このドラマ、大きな事件が起きるわけでもなく、毎回展開はゆっくり。
でも、ちょっとしたセリフがすごく心に訴えかけてきます。
前回も今回も翔太のおじいちゃんが加奈のおばあちゃんに、いろいろ話すシーンですごく考えされられました。
本当は「優しい」ひとでいられることってすごく難しいことなんじゃないかな。社会に出たら優しいだけじゃ生きていけない、って言うけど、それって人間として大切なことなのかな?
翔太は確かに頼りなくて、はっきりしない部分もあるけど、心の中は誰より優しいと思う。子供が産めないという加奈をかばうために、とっさにおばあちゃんに嘘を付いたり。不器用だけど、なかなかできることではないと思います。
そして、おじいちゃんが加奈のおばあちゃんに結婚を断るシーン。普通なら「子供が産めないからって結婚がダメなんてひどいじいさんだ!」と思いそうなとこだけど、おじいちゃんがどんな思いで生きてきたか知ってしまうと、自分の子孫を残したい気持ちがよく分かって、責める気持ちになれない。
律儀に加奈に謝るシーンも、おじいちゃんの辛い気持ちが伝わってジーンときました。
いろんなシーンから、脚本家山田太一さんの問いかけが聞こえてくるようで、いつも見た後、いろんなことを考えてしまう素敵なドラマだと思います。

翔太役の加瀬亮さん、映画「はちみつとクローバー」のときも地味な人だなーと思ったんだけど、実はすごくうまいですね。
不器用で生き方が下手で、でも心の中はとても優しい…そんな翔太をうまく演じてると思います。
そして、翔太の家族がみんな暖かくて好きです。おじいちゃんもお父さんも日頃は優しい言葉を掛け合うわけでもないけど、心の底ではお互いを思い合っていて。

セリフの掛け合いとか、スナックで加奈たちが会うところとか、時代的に古さを感じさせる部分もあるけど、どのシーンにも無駄がなくて、セリフの一つ一つが考えられて作られた良質なドラマだと思います。
でも、現代はこういうの流行らないんだろうな。演技力なくても人気だけの配役、内容が薄くても展開だけは大げさに。見た後に何も残らなくても、次回どうなるか気を引くために無茶な展開もOK。そういう方が今の視聴者には好まれるんですよね。なんか寂しいなぁー。
山田太一さんはこのドラマで連続ドラマを描くのはやめるそう。彼のドラマ「早春スケッチブック」は今も私の中で忘れられない名作なので、今後見られないのは寂しいです。

映画「人のセックスを笑うな」

2009-02-23 14:27:19 | Review
松山ケンイチくん主演のこの映画を見てみました。
タイトルはすごいですが、内容は全然やらしくないです。純愛映画と言えるんじゃないでしょうか。

松山くん演じる美大生、みるめは、20歳年上の大学のリトグラフ臨時講師ユリに恋してしまう。
幸せな逢瀬を重ねる日々だったけど、ユリが実は結婚していることを知り…

不倫映画なのかもしれませんが、あんまりそんな感じは受けません。みるめとユリのラブラブなシーンは見ているこちらも幸せになっちゃうようなほのぼのした感じだし。女性監督らしく、汚いシーンとか全然なく。全編を通してどこまでもさわやかー。
芸術系映画にありがちなどうでもいいようなシーンがやたらと長くて飽きました。特に、後半の1時間。ユリが既婚者と知り、みるめがショックを受けて…からがとにかく長くて冗長で物語が大きく動くわけでもないので、正直、早く終わってー!と思ってしまいました。

終わり方も曖昧。みるめくんは結局振られたの?ユリは会ってもくれないなんて。
まぁ、みるめくんの気持ち次第ってことかな。
しかし、「みるめ」って名前も違和感あるよね。何か意味があるんでしょうか?

ただ、どこまでも広がる平地に走る電車、遠くに見える山など、思わず私の故郷(一応神奈川県だけど)で撮影したのかと思っちゃった。群馬県みたいですが。
日本の古いどこにでもある町並みで、どこか懐かしい感じで暖かく好きでした。
そして、ユリ役の永作博美さんはやっぱりうまい!ドラマ「四つの嘘」のときのような自由奔放な魔性の女って感じで、でもかわいくてさわやかさもあり、この役は彼女じゃなくちゃ成り立たない感じ。みるめが好きになった理由もよく分かった。
みるめ役の松山くんも演技が自然でかわいかった。電話に出ちゃうから、って携帯をぐるぐる巻きにするとことか、切なくて母性本能がきゅん。
ユリに振り回されても一途に思ってしまう主人公をうまく演じてました。
そして、みるめに片思いする蒼井優ちゃんはやっぱりうまい!変わった子の役だけど、彼女のおかげでかわいいレベルで済んでたと思います。

映画的にはあまり面白くなかったなぁー。でも松山くんは可愛かった。

ドラマ「銭ゲバ」第6話

2009-02-22 00:25:12 | Review
花粉症のせいなのか、最近頭痛がしたり、左耳の聞こえが悪かったりで体調があまりよくありません。先週、病院に行って薬をもらってきたんだけど、眠くならないはずのクラリティンを飲むとイジョーに眠くなってしまう私。
今日も息子と昼寝しました。夜になると目が冴えちゃって困る。
..........................................

「銭ゲバ」第6話を見ました。
松山ケンイチくんは本当に演技がうまいですね~!ただ小手先の演技じゃなくて、胸に迫って来るというか。
お母さんのお墓を建てて、その前で思いをぶちまけて泣く風太郎。。一緒に泣けてきました。
そして、車に戻った後、一息ついて顔がいつもの悪の風太郎に戻るシーン。ぞっとしました。
最後の緑の前でマカロンの塔?を崩して、狂ったように叫ぶ姿もすごすぎました。
鬼気迫るというのかなー。本当にすごい人です。

ただ普通に顔だけ見ると、優しげで少し寂しそうな童顔の男の子、って感じなのに、演技をしてるときはまるで別人。
今度、彼が出演してる他の作品もぜひ見てみようと思ってます。

「銭ゲバ」暗くて悲惨な話で、、、確かに目を背けたくなるけど、内容的にはすごく深くて、きちんと見たら、心に響くものがあると思います。
誰もが見たくないきれい事じゃない世界。でも、目を背けずにそれを見つめて向き合うとき、真実が見えてくる、みたいな。
視聴率、あまり良くない…っていうか、今期のドラマはどれもあまり視聴率がよくないみたい…けど、打ち切りになりませんように。
私の今期一押しドラマです。
松山ケンイチくんはホントにすごい。
まったくファンでもなかった私も今いちばん注目してる俳優さんです。
この間ヤマダ電機でDOCOMOの等身大パネル見て、ドキッとしちゃいました。それまでは気づかず通り過ぎてたのにねー。

顔がいい人ももちろん好きだけど、やっぱり才能がある人に魅かれます。自分には絶対できないことをさらりとやってのけるような人。
ちょっとあくが強くてもOK。
顔が良くて、好感度が良くて、いつも笑顔の万人に好かれるようなアイドルより、あくが強くても、何かキラリと光るものを持っている男性がいいなぁ。
そういう点では、夫は私と全然違うタイプだから、最初は引かれたのかも。文系の私は、超理系の夫が自分にできないことをさっさとやってのける姿が新鮮だったんだろうなー。
結婚した今は、行きたい場所が違ったり、同じドラマで共感したりできないのが寂しくもありますが。

ドラマ「銭ゲバ」第5話

2009-02-14 23:19:35 | Review
惚れました。松山ケンイチくんに!
このドラマ見るまでは、どこがいいんだか、どうして人気があるんだか、さっぱり分からなかったのに。
このドラマでの鬼気迫る演技…すごいです。善人ぶってるときは、童顔ではにかむ顔がかわいいのに、一転してにやりと冷たく笑う顔。すべてを拒絶するような、でもどこか寂しそうな。その表情からいろんな物が読み取れる。
顔に傷があったって、風太郎は輝いて見えます。
ピカレスクロマンっていうのかな、こういうドラマは、主人公に魅力がないと説得力がでないし成り立たないと思うのだけど、ケンイチくんの怪演のおかげで見事に成功していると思います。

社長をあの男に殺すよう指示して、社長を別れた後、一人ほくそ笑むのだけど、その後だんだん顔色が変わって、社長のところへ向かおうとするけれど、、、
そのシーンは、風太郎の気持ちの動きがすごくよく伝わってきたと思います。
無口な役なので、科白はさほど多くないのだけど、風太郎のふとした表情でいろんな気持ちが伝わってくる。松山ケンイチくん、すごいです。

お金をビルの上から投げるシーン。
あれは、誰がやってるかすぐばれると思うんだけどなぁー。そして、社長が亡くなったからって、風太郎がすぐ社長になれるんでしょうか。
まぁ、その辺はマンガ原作だからツッコミ入れない方がいいかな。
今回も1時間目が離せませんでした。

先週は伊豆屋の息子を松山くんが二役で出ていたけど、最初はぜんっぜん分からなかった。話し方とか雰囲気とかまったく違うんだもん。
すごい役者さんですね。今後は彼が出るドラマとか映画とか見に行っちゃいます。

昔のドラマ「高校教師」

2009-02-09 14:23:50 | Review
「オレンジデイズ」の後、「高校教師」の再放送が始まりました。このドラマ、すごく好きだったんですよね~。
もう何度見たか分からないほど。でも再放送すると必ず見てしまいます。

今日は第二話。京本政樹と持田真樹のあのシーン。うーん。あまりにもセンセーショナルで、今だったらかなり叩かれそう。
これからさらにセンセーショナルな展開が待ってるんだけど。。
放送当時はこのどぎつい内容に話題が集まってたけど、このドラマ、本質的には純愛ものだと思うんです。
研究にしか興味がない冴えない高校教師、羽村。
家庭で重大な悩みを抱えて誰にも言えずに苦しむ繭。
最初は繭のアプローチにも見向きもしない羽村が少しずつ繭に傾いていく。その課程がすごく丁寧に描かれていて、二人がどうして引かれ合ったのかすごく説得力がある。だから、後々起こる悲劇すら、二人にとってはむしろ幸福ではなかったんじゃないかとまで思わせてしまう。

今日は私の大好きなシーンでした。繭が羽村に電話をして「ペンギンの話聞かせて」って言うシーン。テレホンカードが切れて十円入れるんだけど、羽村が「じゃああと3分話せるね」って。二人の距離が少し近づいたのが分かる。
胸がきゅんとしてしまいます。

このドラマ調べてみると93年のもの。今から15年も前なんだー。繭の父親役、峰岸徹さんを始め、何人か鬼籍に入ってしまった俳優さんも出てました。
野島伸司さんのドラマはこのころすごく好きだったけれど、「リップスティック」あたりからあまり好きではなくなりました。
今放送中の「ラブシャッフル」は私には面白いけれど、世間的に受けるかどうかは微妙かも。
...................................

先週末、家庭教師の教材を買いに本屋へ行ったら、マンガ「ガラスの仮面」の43巻が出てました。なんと4年ぶりだって。オリンピックか!
このマンガは小学生の頃、友達に借りてから夢中になり、単行本も少ない子供のお小遣いで集めました。全巻そろってるけど、年季が入ってるのでもうボロボロ。
私が小5の頃、既に20巻くらい出ていた気がするので、調べて見たら、連載開始は1976年だそうです!…ってことはもう32年も経ってる!!!
それなのに、多少絵柄が変わってはいるものの、世界観はそのまま。それってすごいですよね。
43巻でお話はちゃんと少し進んだので、あともう少し。連載終了なるかな。長くてもあと5巻あれば終わりそうだけど。
今、また連載再開したそうなので、どうかこのまま続けてきちんと終わってほしいです。

友達がこのマンガに影響され、中学で演劇部に入るというので、私もくっついて入部し、高校もなんとなく演劇部に入っちゃったので、ある意味人生に影響を及ぼしたとも言えるかな。
このマンガが終わるまで、死ぬに死ねません。マヤと真澄さまがハッピーエンドになるまでは。
...............................

息子の風邪はまだ治りません。熱はないのですが、咳と鼻水があって。夫も先週から風邪を引き会社を休んでいます。病院に行ったらインフルエンザかもしれないと言われたそうです。
…ってことは息子も?予防接種が効いていて、高熱が出なかったのかなぁ?
ここで私が倒れると一家総崩れ。持ちこたえねば。
さて、家庭教師の日なので行ってきます。

昔のドラマ「オレンジデイズ」

2009-02-03 13:59:29 | Review
息子が風邪を引きました~(泣)熱はないのだけど、念のため外出はなるべく控えています。午前中も家でだらだら。
私はドラマの再放送を見てました。以前は息子が起きてるとき、テレビなんてまともに見られなかったのですが、…愚図ったり邪魔しにきたり、で落ち着かない…最近は落ち着いては無理なものの、たまに注意を払えばテレビもどうにか見られます。息子も成長したんだなー
…って、ドラマなんか朝から見てないで、育児と家事をしろ、って感じですかね。

今は「オレンジデイズ」をやってました。これ、調べたら2004年の春に放送していたようです。私はちょうどアメリカに住み始めた年です。もう4年も前になるのねぇ。
このドラマ、何度も再放送しているようだけど、これで見るの3度目かな?再放送してるとつい見てしまいます。
妻夫木くんが演じる櫂のキャラクターがとても好きなんです。優しくてまっすぐで純粋で弱くて、でも一生懸命強くなろうとしている。ドラマの中で櫂が恋人になる沙絵に言う台詞がまた良いのです。女の子なら言われてみたーいというような言葉。まぁ現実にはこんなクサイこと言う男性は希有だろうし、飽くまでドラマの世界なんだけど。
今日はこんなシーンが泣けた。
ドイツに行く母親について行くので、櫂を悲しませないよう、わざと冷たく別れを切り出す沙絵。以下、うろ覚え。
「私のことなんてすぐに忘れるわ。そしていつか大人になって、あなたは結婚していて、奥さんにこう話すの。
22歳の頃、耳の聞こえない女の子を好きになって。。。
そして、その話が終わったら次は23歳の恋の話。私のことなんて思い出の一部。」
そうすると、櫂が言うのです。
「じゃあ俺の恋は22歳の今止まったまま、永遠に終わりだ。」
なんて泣かせるんだ。そんなふうに自分への気持ちをストレートに言ってくれる男性、いいよなぁ。現実に言われたら、気障すぎてひくかも?まぁ、ドラマの中で妻夫木くんが言うからいいのかも。
ホント、妻夫木くんが演じる櫂は魅力的です。かわいすぎる。実は、自分の子供に「櫂」ってつけようとしたら、夫に反対されました。(実話)

ストーリー的にはホント、少女マンガをドラマ化したような感じで、「ありえねー」って展開も多々で、何か大きな事件があったりするわけではないのだけど、このドラマに流れる雰囲気とかキラキラした感じがとても好きなんです。
見ていると、10代の頃に誰かを好きになってときめいたり、悩んだり、それで相手を傷つけたり、傷ついたり、、、青春ってやつを思い出すんですよね。
あの頃の壊れやすいキラキラした気持ちを思い出せる気がして。

今見ると、すごい豪華キャスト。
柴咲コウ、妻夫木聡、成宮寛貴、瑛太。白石美帆ちゃんは…だけど。
沙絵はほんっとイヤな女の子なんだけど、柴咲コウちゃんが演じるとこれがまたぴったりで逆に似合いすぎてて、嫌いになれない感じ。
成宮くんはほんと綺麗な顔。。。そこにいるだけで絵になるような人ですよね。
瑛太くんはもてない役。いい人って感じで演技もうまいです。

明日「オレンジデイズ」は最終回で、その翌日から「高校教師」がやるみたいです。このドラマも好きだったなー。「ラブシャッフル」(同じく野島伸司脚本)の番宣かな?