この日は、高校ラグビーの県予選決勝でした。
21年連続の顔合わせとなった若狭対若狭東。
決勝戦に相応しく、秋晴れの下で熱戦は繰り広げられました。
若狭東は、今年で創立100周年。
そして、ラグビー部は創部70年目を迎えます。
第60回大会には、後に日本代表となる選手を擁して3回戦まで進出しました。
これまで長年に渡って県内の高校ラグビーを牽引した学校です。
会場は、小浜市の総合運動公園。
応援席には保護者や生徒、そして多くのOBが詰めかけていました。
その中には私の先輩の姿もあり、挨拶へと伺いました。
高校時代や社会人になってから一緒にラグビーをさせてもらった先輩方。
元気な姿で何よりでした。
99回目を迎えた花園予選の決勝は、若狭東が勝利。
4年連続31回目となる花園出場を決めました。
3年生を中心とした先発布陣。
鍛え上げられた身体が相手を上廻っていました。
試合は一方的な展開になりましたが、ノーサイドの笛を聞いた時は、やはり込み上げてくるものがありました。
あれから26年が経過し、これまで様々な人生経験をしてきました。
こうした中、高校時代に学んだ事が薄れがちとなっていましたが、少なからずまだこうした想いが残っていた事に気付きました。
自己犠牲になれるこの少年達が、将来の若狭地域を支えてくれる-
この日、少年達を見て確かにそう感じました。
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