この日は、石川県遠征をして小松商と輪島の三つ巴を行いました。
こうした中、遠征メンバーは21人にしぼられ、夏の予選に向けたベンチ入りも意識させられるようになりました。
それもそのはず。
夏の開幕まで1か月を切り、残す練習試合もわずかとなりました。
夢舞台へ一歩でも近づけるよう、心身共にベストな状態にしたいものです。
この日の結果は1勝1分けでしたが、試合の内容はまずまずと言えました。
要所の失策が失点に結び付きましたが、それでも2枚看板が共に7イニングずつ投げ切り安定感を魅せました。
また、攻撃面では下位打線に下がった3年生がこの日は復調の結果を残しました。
今日の2試合を通じて5安打5打点と久々に暴れてくれました。
一時の結果ではなく安定した結果になるよう、更に磨き上げてほしいと思います。
夏の予選まで1か月を切った今、個々の出場機会にも差が見え始めました。
これは、昨年のこの時期に目の当たりにしたものです。
夏の予選を見据え、3年生でも出場機会が激減します。
1日2試合を出場する選手も出てきます。
また、出場機会が廻ってこない場合もあります。
ベンチから大きな声で励ましの声を上げてくれる3年生達がいます。
ワンポイントの出場機会で頑張ってくれる仲間達がいます。
下級生達は、バット引きやブルペンキャッチャーなどを全うしてくれます。
Aチームにいる以上、それぞれが今出来る事を精一杯にやっています。
こうした状況を見ていると夏が近づいた事を予感させられます。
様々な想いが交錯する時期。
その想いが1つになるよう、チームが1つになってほしいと思います。