蒼い空の下で

文系男子の何気ない1日を記します。

2002年度に生まれた野球少年達へ

2020-07-17 20:23:05 | 基本凡事徹底
新型コロナウィルス感染症の影響で中止になった全国高等学校野球選手権大会。
それに代わる福井県高等学校野球大会が、明日に開幕します。

今から1年前、中学野球を早々に引退した長男坊を連れて何度も県営球場に足を運びました。
「お前、ここへ来るんか?ちゃんと勉強しとるか?」
スタンドで顔を合わせた当時1年生の先輩達にそう言われていた事を想い出します。

早いものであの夏から1年が経ちました。
しかし、あの時に思い描いた1年後とは、少し違った状況となりました。
5月20日に日本高野連から発表された大会の中止。
日本中の3年生が涙を流した日でした。
自分が過ごした18歳を消してでも、子供には18歳という1年間をしっかりと過ごさせてやりたい。
おそらく、3年生の親御さんはそう思われていたと思います。

今朝の紙面には、各校の登録メンバーが掲載されていました。
こうした中、私立校には当中学出身の先輩方の名前もありました。
15歳でこの町を離れ、相当な覚悟を持って臨まれた事と思います。
こうした先輩方の活躍も陰ながら応援しています。
そして、頂上に辿り着くまでのどこかで対戦される事を願っています。

この日、マネージャーからひとりひとりに手作りのお守りが手渡されました。
日頃から部員を支えてくれるマネージャーの為にもやり切ってくれる事と思います。

夢舞台「甲子園」に挑めない悔しさや無念さを乗り越えて辿り着いた特別な夏。
生涯忘れる事のない夏になってくれる事を心から願っています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする