異世界居酒屋のぶ1〜3巻。
原作、蝉川夏哉。漫画、ヴァージニア二等兵。
キャラクター原案、転。
アニメを先に見てました。
Abemaで。
アニメでは、
ちょっとドラマ孤独のグルメを意識したようなコーナーが終わりについてますが、
漫画ではなくてホッです（笑）
いや、嫌いだったわけではないですが。
アニメを先に見ていると、
頭の中で声優さんの声で再生されて
動いてくれるので読むのが楽です。
1巻。
もう異世界モノって溢れてるので、
なんでとかそんなことは考えず楽しむべし。
大将、しのぶちゃんが営む居酒屋のぶが
城壁の古都アイテーリアに繋がってます。
1巻は、のちの常連さんたち登場。
のぶの料理を食べて心の中の感想で
アイテーリアの料理との違いを説明してくれる感じ。
じゃがいもはあるんだなとか、
鶏肉は若鶏じゃないんだなとか、
ケチャップないんだなとか、
生魚は食べないんだなとか。
そしてタイショー（大将）が微笑んで
美味しいものを食べてお客さんが幸せそうな顔をしてくれることを
とてもいいことだなぁって思って終了。
綺麗な終わり方の1巻で読んでる方もホッコリします。
2巻。
すっかり常連の衛兵ニコラウスとハンス。
アイテーリアには魚の鱚（きす）はないようで、キスと勘違いするというお約束。
しのぶちゃんが看板娘としてお客様たちに愛されてることが分かる。
新たな従業員エーファちゃん登場。
嫌な客が出てきたり、ハンスさんのお父さんが出てきたり。
中隊長ベルトホルトさんがお見合いの為に
苦手なイカを克服しようと頑張ったり。
（1巻で苦手という描写がちゃんとある）
どうやら、のぶが異世界に繋がってるのは
おいなりさまが関係してるっぽい。
そこは深追いせずサラッと流して2巻終了。
3巻。
どんどん街に馴染んでいく居酒屋のぶ。
うなぎで水運ギルドの問題解決し、
密偵と知らずにサラダで唸らせてアイテーリアの危機を回避したっぽい。
ベルトホルト中隊長、めでたく結婚！
なんやかんやあって奥さんのヘルミーナさんが新たな従業員として加わります。
（間接的にのぶのせいなんですが誰も気づいてないのが上手いなぁとフフフと思う。）
新たな嫌な客登場と思いきや、
従者は同じ人。
エール問題勃発。
引っ張るかと思いきや3巻の中で無事に解決。
スッキリ終われて良かった良かった。
最後の短い話で、
大将としのぶちゃんの関係がサラッとわかる。
恋人でも夫婦でもなく、
なんとなく従業員のしのぶちゃんの方が強気な気がすると思ってた謎が解けてスッキリ。
キチンと解決してくれるので安心して読める。
細かいことは気にせず、でも細かい細工におぉっと思いながらホッコリと読めばいいと思います。
食べ物で幸せになる話って好きです。
美味しいものを食べて幸せって、
どこでも共通だなとしみじみ。
現在12巻まで出ているようで、
ガンガン買い足しているところです。
たぶん今月中に揃えると思う。
