推しに甘噛み 1〜3巻
漫画、鈴木ジュリエッタ
今時ひきこもり吸血鬼ヒナが
推し活のために日本で一人暮らしをすることに
したら、お隣さんは推しにソックリ！
というラブコメです。
ヒナちゃんは、吸血鬼の祖の娘ちゃんなので
お嬢様なんですが、
吸血行為は断固拒否なひきこもり。
今時の吸血鬼は血液パックで血を飲めばOK
なので、吸血行為はしなくても良いらしい。
そんなヒナちゃんが日本のアニメに出てくる
脇役（しかも途中で亡くなってしまってる）の
“マオ”にハマり、推し活を充実させるために
反対を押し切り単身日本へ。
一人暮らしをするヒナのお隣さんは
推しのマオ様にソックリだけど口が悪く
でも優しいお人好しな甘夏くん。
甘夏くんはマオとやらが出てくるアニメは
知らないので、ヒナが興奮しまくってても
意味がわからないが、
お嬢様育ちのヒナが危なっかしいので
ついつい手助けしてしまいます。
そして、甘夏くんの血は吸血鬼を魅了し
吸血したくて堪らなくなる甘い香りがする
そうです。
ヒナは吸血したくないから、
踏みとどまりますが
吸血鬼だということはバレます。
バレてもやっぱりお人好し甘夏くんは
ヒナを放っておけない。
というか、吸血鬼だとわかったから
や余計に危なっかしくて見てられない
みたいです。
甘夏の友人の星野くんも実はマオ様推しで
ヒナと意気投合して推し活友達となり
ますます絶好調なヒナ。
実は星野くんも吸血鬼で
甘夏くんのことが好きなんですが、
友達になれただけで幸せと思ってます。
健気だ星野くん。
そして謎の吸血鬼 不死宮くんは
ヒナに惚れてストーカー状態に。
吸血鬼は本来、血の濃い順番での命令は絶対で
逆らえないハズなのに、
ヒナの命令が効かない不死宮。
逆に不死宮からヒナヘの命令も効かない
ということで、ヒナのパパからスマホ越しに
命令して貰って退散してもらい
事なきを得ますが、
不死宮くんは諦めてなさそうです。
甘夏くんが吸血鬼の存在を知る前から
そばにいた星野くんは
甘夏くんがあっさりと吸血鬼の存在を
受け止めていることに戸惑い
自分が吸血鬼であることを告げて
自分の気持ちも打ち明けようと
一大決心して旅行に誘います。
しかし星野を心配し応援したくて
尾行してるヒナとヒナを尾行し守る吸血鬼に
たまたま居合わせた不死宮にと
結局ドタバタして甘夏に見つかります。
甘夏は自分の周りが吸血鬼だらけで
自分の血が吸血鬼を魅了してしまうから
気が休まらないこと、
星野といると安心（吸血鬼じゃないから）と
いうようなことを言われてしまい、
星野くんは自分が吸血鬼ということを
打ち明けるタイミングを無くしてしまいます。
後にバレてしまった時に嫌われる覚悟も含め
甘夏が安心できるように
吸血鬼であることも恋心も隠すと決めた
星野くんは優しいな。
ハロウィンイベントで、
推しアニメのコスプレ撮影をすることになった
ヒナはウキウキるんるんです。
甘夏は自分は好きなことがないなぁと
思っていたけどカメラが好きなことを
思い出します。
そのタイミングでハロウィン撮影の
手伝いをヒナに頼まれ快諾する甘夏。
読者の予想通り、ヒナが頼んだのは
『マオ様コスプレの甘夏と撮影したい』
でした。
予想できてなかった甘夏は
ショックを受けますが、
嬉しそうなヒナのため我慢。
無事に撮影会を終えたのでした。
というようなところで以下次巻。
ヒナちゃんは天然なので、
甘夏くんへの想いは
マオ様に似てるからドキドキするだけと
思い込んでて恋心に気づいてません。
甘夏くんは、無邪気なヒナに振り回されて
ヒナを意識し始めました。
ラブコメなので
これからハッピーエンドに向けて
どんなことが起こるか楽しみです。
甘夏くんの気苦労が少しでも減りますように。
