僕の妻は感情がない 5〜6巻
家事ロボットが売られてる世界で
漫画、杉浦次郎
家事ロボットが売られてる世界で
ロボットのミーナを妻にしたタクマのお話。
隣の家の娘 勇絵里栖はロボットで
ロボットは価値がなくて憎い排除したいと
思っている(そうプログラムされてる?)。
なので、ミーナを狙う。
ミーナはそれをタクマに内緒にしてて
危ない目に合ってしまう。
怒ったタクマは、勇さん(お母さん)に
絵里栖のアップデートをするよう迫るが
お母さんはひたすら謝りつつも
娘として一緒にいるので
それだけは許して欲しいという。
絵里栖が通う高校の女子がロボットに詳しく、
絵里栖は両親は価値があるとしてて
悲しませることは出来ないようになってるが
バレなければしてもいいとなっている。
なので、お母さんが悲しむと予測できることを
しようとすると録画してお母さんに送信される
(バレる)ように設定したので
これで、お母さんが悲しむことは出来ないから
もうミーナに危害を加えることはないといえる
ということだそうです。
それでも納得いかないタクマだったが
結局は納得する。
マモルはミーナに、
こういうことを隠さないようにと怒る。
ロボットがロボットに危害を加える
ことはあるが、ロボットが人間に危害を加える
ことはないから、人間(タクマ)が間に入る
ことが平和的解決への近道だと解く。
ミーナは一応納得したのかな。
マモルはどんどん色んなことを吸収して
覚えていくので、タクマはそれが嬉しくて
オセロを教える。
ルールを少しずつ覚えながらのマモルに
わざと負けてあげて喜ばせるタクマ。
ミーナはわざと負けていることに気づき
2人きりの時に、それはよくないと伝え
何故かということも論理的に述べるが
タクマはそれも一理あるけど
楽しんで覚えて欲しいと思っていることを
ミーナに納得させる。
マモルはどう成長していくのか?
というところで以下次巻。
理論的で確率論のミーナに対して
感情論のタクマですが、
結局はロボットは人間に逆らえないという
プログラム的なこともあり
ミーナはタクマの言うことに従ってますが
納得はしてなさそうに見えたりましす。
ロボットなので、納得という感情もないハズ
なんですけど不思議ですよね。
そして、納得してないように見えると
理論的に畳み掛けてることも
感情的にも見えてくるから更に不思議。
そして、
タクマはミーナを妻として愛してますが
きちっとロボットとしてなんですよね。
ロボットゆえの制限も
ちゃんと利用したかと思えば
ロボット相手でも人間のように扱ったり。
巻が進むごとに哲学的要素が増えていくので
難しいことを考えだすとキリがないですが、
複雑に考えずにミーナ可愛いマモル可愛いと
思いながら読んでます。