もういっぽん! 24〜30巻(全30巻)

漫画、村岡ユウ

高校女子柔道部漫画
24〜25巻 インターハイ埼玉県予選
女子団体準優勝
26巻〜30巻 金鷲旗
1回戦 上海柔道舘に勝利
2回戦 錦山高校に勝利
3回戦 御所河原に勝利
4回戦 足立学院に勝利
5回戦 立川学園に勝利
6回戦 博多南に敗退
3年生最後の大会、
1〜3回戦までは2年生コンビが頑張ります。
4回戦から姫野から温存してた永遠にチェンジ
5回戦が熱望してた立川学園。
大将戦 未知vsエマは延長戦になり
最後の最後に未知が勝利!
エマは敗北を知ります。
6回戦の博多南
青葉西との対戦の戦略を練ってたこともあり
青葉西は敗退。
でも、未知を中心にどの学校も仲良く楽しく
笑顔で金鷲旗を終えます。
そこからは卒業へ向けて進路を考えたり
3年が抜けた柔道部は1年生が入って充実。
卒業した未知たちは、それぞれの道へ。
そしてオリンピック予選に挑む永遠。
この世代は優秀な選手が多い。
なぜなら未知が高校3年間で出会った選手たちの
世代だから。
柔道が大好きな未知に影響を受けた彼女たちは
選手ではなくても柔道に関わってる人も
多いようで、中継の解説なんかもしてる。
そして、この強豪世代を
『未知なる世代』と命名する。
それは同じ世代で戦った仲間はわかる言葉。
優勝はしてなくても
いかに未知が選手たちの心に残る選手だったか
ということを表してます。
ですが予選の応援のために駆けつけた中に
未知はいない…がリモートで応援!
その声はちゃんと永遠に届くのでした。
という大団円でした!
リモートの背景で
どうやら未知は柔道を教えるために
世界へでたようです。
漫画らしい展開と言ってしまえばそれまで
ですが 十分に説得力のある納得の展開でした。
未知の謎な自信は苦手ではありましたが
努力も沢山しているので、
エマに勝ちたい気持ちの強さが
勝利を引き寄せたんだと思います。
試合展開としては、スラムダンクのラストに
似ているものがありますが
(強敵に勝って力尽きる)
それは作者さんも感じていたようで
そうなりきらないように
きちんと闘志は燃え尽きてない状態で
博多南戦を戦いぬく未知達を描いたそうです。
うん、それが真っ直ぐに柔道が好きな
未知たちらしくて良かったです。
爽やか柔道漫画、満喫させてもらいました。
ありがとうございました!