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猫絵十兵衛 御伽草子 4巻 漫画 ネタバレ感想

2024年09月03日 21時16分00秒 | 漫画と本とアニメとドラマとCD
猫絵十兵衛 御伽草子 4巻
漫画、永尾まる
江戸の猫絵師 十兵衛と怪猫ニタの猫話。



夜逃げした一家に飼われてた猫が
毎日まるで飼い主を待つように
決まった場所に決まった時間にいる。

八百屋の親父は犬派なので
娘が引き取ろうと言っても聞き入れないが
痩せていきつつも待つ
その姿が健気に見えてくる。

十兵衛は猫は縄張りを見回りしていて
飼い主が戻ってこないのもわかってるけど
あぁしていたいんだよと八百屋の親父に
教える。

辛抱たまらずコッソリ餌付けする親父。
実は娘もコッソリ餌付けしてて鉢合わせ(笑)

八百屋の看板娘(猫)が増えたのでした。




武家の息子たちがイタズラで化け猫騒動を
引き起こすお話。
3男や4男は家を継げるわけでもなく
鬱憤が溜まっていたらしい。



迷子の子供が十兵衛の所へ。
えらい遠くから母親を探しに来たらしい。

三味線を弾く別嬪さんに
母だと抱きついたとこで猫の姿になったので
ニタがその場は煙にまく。

化け猫の母親は三味線の皮になってたんだね。
三味線になっても
母猫は意思疎通できるっぽい。

子猫は別嬪さんに飼ってもらうことになり
三味線を聴きながら膝上で微睡むのでした。




ニタと十兵衛の出会い話。
猫又になった猫を猫仙人であるニタのところへ
送っていくことになった十兵衛。
ニタは人間が来たと面白がって悪戯するが
猫又が十兵衛は良い人なのにと怒る。

十兵衛が下山しようとすると荷物にニタが。
猫仙人してるより十兵衛と一緒にある方が
面白そうだからとついてく事にしたのでした。




師走の煤払いで、
どこの家の猫も外に出されてしまう。
ニタたちは干されてる畳で囲んだ中で
皆んなでギュウギュウになって暖をとる
ホッコリ話。



手習いに行き始めた長屋の娘おえん。
意地悪をしてくる男の子と喧嘩するが
その男の子が野良猫を可愛がっていて
手習いにきてる子供たちみんなで可愛がる。
雪の日、猫が心配で見に来たおえんは
男の子が猫を抱いてるのをみつける。
彼の家は餅屋なので動物は飼えないと嘆く。
おえんは長屋に連れて行こうとしますが
手習の先生にみつかります。
怒られるかと思いきや、
猫は手習いの先生として
飼われることになりましたとさ。
ホッコリ。
生徒が増えたんじゃなく、
先生が増えたんだよという子供たち可愛い。



という感じです以下次巻。


癒される〜!
猫話で癒されるサイコ〜!!!


           
          



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