日日べんとう 全13巻
主人公の黄理ちゃんのレシピ漫画。
漫画、佐野未央子
主人公の黄理ちゃんのレシピ漫画。
お弁当にこだわりがある黄理ちゃんですが、
食事全般のことも気にしてるので
レシピはお弁当に限りません。
そんな黄理ちゃんの“わっぱのお弁当箱”が
語りをしています。
黄理ちゃんは女優さんの娘さんですが、
育児放棄でお寺に預けられて育ち
そこで食べてた精進料理が基本で
育ての親である方丈爺（寺の和尚）がくれた
“わっぱのお弁当箱”を大事にしてます。
そんな黄理ちゃんの仕事と恋と母親とのお話。
最初は職場の上司で
黄理ちゃんの母親と飲み仲間で憧れてもいる
荒井さんと恋愛に発展しますが、
荒井さんのご実家は
荒井さんの元嫁推しだったせいなどもあり
ゴタゴタとすれ違ってしまい
荒井さんが黄理ちゃんの母親（紅子さん）と
関係したため破局。
荒井さんと紅子さんが付き合い始めます。
黄理ちゃんは、荒井さんと付き合う前から
想ってくれてた紫藤くんと何やかやあって
めでたく仕事もプライベートもパートナーに。
荒井さんは紅子さんと破局。
色々と拗らせてる黄理ちゃんなので
紫藤くんともギクシャクすることもありつつ
それでも立て直して一緒に進んでいけるように
なりました。
めでたしめでたし。
黄理ちゃんが紫藤くんではなく荒井さんを選び
結婚すると決めたのには驚いたけど、
その後に荒井さんがまさかの紅子さんの方に
行ってしまうという更なる驚愕。
しかも結局は紅子さんに捨てられてるし。
紅子さんは、
どこまで荒井さんに本気だったのやら。
娘の邪魔をしてるようで
娘のことを想っていないわけではない紅子さん
なので、この程度の誘いでぐらつく男に
娘はやらんぞという想いもあったのかもと
思いたい。
ずっと黄理ちゃんのことを想ってくれてた
紫藤さんと上手くいって本当に良かった。
掻い摘んで書くとドロドロな内容みたいですが
サラッとホンワカしたお話になってるのが
凄いなと思います。
