黒猫貸します 1・2巻
漫画、黒川晋
黒猫は夜におこる怖いことや災難から守る
神様からのお使い。
だから彼らには不思議な力がある。
なんてことを言ってる
ミステリー作家の三辻さんが
店長をしているカフェ寧古屋では、
黒猫の万福、天福、呑福の3匹を
貸してくれる。
貸し出し料金は、何かお話を聞かせて下さい。
というもの。
本のネタにするために。
神のお使いかどうかは置いといて、
3匹の黒猫ちゃんが優秀なのは確か。
何かを抱えているお客様をみつけて、
貸し出されるように仕向けて、
困りごとを解決に向かうように動いてくれる。
というお話。
『黒猫は主夜神尊のお使い』というのは
聞いたことがないけど、
うちの黒猫さまは怖い夜は
一緒に怖がってくれることはしてくれるかな。
お話は面白いし好みかなとおもうのですが、
何か微妙に読みにくいのは
絵が薄いというか線が細いからなのかな。
いや、絵の方も嫌いな絵ではないんですけど。
万福、天福、呑福の3匹が、
どの子がどんな問題に強いのか
というようなことがあるのかなと
思いながら読んだのですが、
あんまりわかんなかったです。
連載中なので、
この先になったら分かるような話とか
出てくるかもしれないけど。
単純にそんなもんはない可能性もあるけど。
せっかく3匹いて、
1匹ずつしか借りられていかないのなら、
そういうのがあってもいいかなと。
いや残った2匹には、
借りられた1匹に何かが起きたら
飼い主（三辻）に教えてるという
役割はあるけど。
3匹が可愛いからいっか。
