ミイラの飼い方 1〜10巻
漫画、空木かける
父親がエジプトから送ってきたミイラを
飼うことになった高校生のお話。
ミイラのミーくんを溺愛する空くんと
その仲間達のほのぼのコメディと見せかけて
どんどん深刻なお話へと移行しつつあります。
ほのぼの面の前半は空くんの友達の
他月くんには小鬼のコニー、
茂木ちゃんにはドラゴンのいさお、
立秋くんにはバク（夢を食べる）のムクムクを
飼うことになり、
さらに空くんの家には
九十九神のアヌビス像アーやんも
エジプトから送られてきます。
そういう不思議生き物たちは、
コレクターと呼ばれる捕まえようとする
悪い人たちと、
保護官という守る人たちがいるようです。
話が進んでいくと、
空くんはコレクターと保護官の存在を知らず
他月くんは知ってます。
そして空くんのお父さんは保護官です。
そしてそして保護官の仕事は
害ある不思議生き物から人間を守ることも
含まれているようで、
山姥なんかはやっつけてます。
でも種族で一括りにしてるので
良い山姥も容赦ナシなようです。
実は空くんは母は亡くしてて
父も不在がちなため、
優しい山姥が通ってきてくれてたことが
あります。
そして、
他月くんは昔コレクターに襲われたドラゴンを
助けようとして怪我をしたことがあり
その時に助けてくれたのが
空くんパパだったりします。
それを内緒にしてるのが
時折しんどそうです。
10巻で
立秋くんがムクムクと出会うことになった
毎日見る悪夢が悪魔の呪いであることが判明し
それを解くためには天使の涙が2粒必要で
その天使の涙を1粒入手するも
飲んで悪魔を見なくなったら
ムクムクがいなくなるんじゃないかと
悩んでムクムクが怒って
立秋は天使の涙を1粒飲むとこまで。
あと1粒を飲むことが出来るのか、
なぜ立秋くんに呪いをかけた悪魔は
どうしているのか、
空くんがコレクターと保護官のことを
知ったらどうなるのか、
などなど深刻な問題が山積みですが、
そんな話を挟みつつ
普段は飼ってる不思議生き物たちを
溺愛する彼ら彼女らの
ほのぼのコメディです。
