


ワイルダー衝撃の一発KO勝ち。
前回の試合でオルティスに7RにKO寸前まで追い込まれたせいか、今回はいつもの荒々しさは陰を潜め、ワイルダーは超慎重な試合運びだった。
1Rから6Rまでワイルダーは全く手を出さず、オルティスがすべて10ー9とリードしていた。
このままじゃと思った瞬間の7Rの終了寸前、ワイルダーの右ストレートがオルティスの顔面に炸裂。
オルティスは仰向けに倒れ、必死に立ち上がろうとしたが、そのまま10カウントを聞いた。
なんちゅう男や!なんちゅうパンチや!
これぞヘビー級。

これでWBC世界ヘビー級チャンピオン、ワイルダーの戦績は43戦42勝41KO1分となった。
10回目の防衛はあのアリと並んだ。
試合後、ワイルダーは「次はフューリーとリマッチをやる。その次は統一チャンピオンになる。チャンピオンは1人でいいんだ」と鼻息荒く叫んだ。
ワイルダーがつまらん選手とは決して思わないけれど(誤解なきよう)