
先週の土曜日、香川にいる医者をしている従姉弟から電話があった。
「浩ちゃん、来週木曜日に岡山の心臓専門病院Sで手術をすることになった。五分五分みたいやから、電話しとくね」
お別れの電話か?
「おいおいそんな悲しいこと言うなよ。治ったらまた電話して。頑張れよ!」
それからいろいろな話をして電話を切った。
今朝は今日手術やな、大丈夫やろと、朗報を待つことにしてた。
よくよく考えたら、母が一人っ子、父が妹一人だったので、僕には同年代の従姉弟2人しか近い肉親はいない。
これは行かねばならぬと今、新幹線に飛び乗った。
間もなく岡山に着く。
従姉弟は僕と同い年の姉の年子の弟の方。
高校まで山口県で過ごし徳島大学医学部を出て香川県で小児科の医師をしている。
47歳の時に病院内で大動脈解離で倒れ、それが幸いして生還。
自分には大動脈解離の20年生存率は分からんが、そろそろかなとか弱気なことを言っていた。
最近は心臓の調子が良くないとかも。
先日、掛かった電話では破裂しそうな大動脈瘤があり、その手術をするということだった。
(続く)
有り難うございます。
僕も何の力にもなりませんが、見守りたいと思います。