『ベースボール不要論』

[副題]~大マスゴミと野球(よきょう)/現代日本の致命傷~
[副々題]~がんばれ日本! なくなれ読売!!~

第2章 どうしてこんなに野球なの? 私の勝手な推測① 日本の男は「へなちょこ」である!!![1]

2005年04月01日 | 第2章
[1]

 はい、それでは本題に入りましょう。

  わが国日本はどうしてこれほどまでの「野球大国」になったのか?──

 まずは、その抜き差しならない理由、のっぴきならない事情を白日の下に晒していきます。つまり「そもそも」の部分。

 そして、このベースボールという、とても不活発で、不自由で、世界にほとんど普及していない米国産マイナーボールゲームが(野球サイドの人々は「野球は奥が深いんだよ」などとしきりに言いますが、まあ、何だってそこそこ「奥が深い」です)、なぜこれほどまで多くの日本人を魅了しつづけるのか、という疑問に迫っていきたいと思います。

 みなさん、どうでしょうか? この疑問はきわめて自然なものだと思われませんか? とくに他競技の方々、いかがでしょう? たとえば、日本プロ野球界でグルグル回っている潤沢なおカネが、ほんの少しでもいいから自分たちの競技に回ってこないかなぁ、なんて思いませんか?(思ってください)

 プロ野球選手って何千万、何億もの報酬を得ています。なかには「ヒット一本ウン百万」なんて人もいます。ホント、冗談じゃありません。また、春夏に開催される高校野球を見ても、この国の「野球びいき」は目に余ります。どうして野球をしている高校生があんなにチヤホヤされるのでしょうか?
 
 よく「国民性」という言葉を耳にしますね。「日本人は野球が好きな『国民性』だ」などと。でも、そんな言葉ではちっともわかりません。

 ベースボールをおおいに好む現代日本人の「国民性」の中身は、いったいどんな塩梅なのか? 現代日本人は数多くある選択肢のなかから、なぜこうも豪快に、なぜこうも大胆にベースボールを選び取ったのか? そして、いまだに「ベースボール大好き国家」でありつづけるのはなぜ? そののっぴきならない事情とは? 抜き差しならない背景とは? はたして……

 はい、その答えは意外と簡単、至ってシンプルだと思います。ベースボールが……

  ①不活発で、②不自由で、そして③米国産だからでしょう。

 以下に、私の勝手な推測を書きなぐります。(つづく)

  × × × × ×