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術後初めての食事

2007-09-30 08:22:23 | ノンジャンル
昨日と比べて痛みが少なくなってきた。ありがたい。痛みは嫌なものだ。相変わらず、腹筋を使う動作には激痛が走る。それでも。何とかベッドサイドに立ち上がる。看護師は自分のことのように喜んでくれたが、こちらとしては痛いだけのこと。しばらくベッドサイドで座ったり立ったりしていると、眩暈もなくなってきた。がんばって数歩歩いてみる。まぁ、何とか歩けそうだ。トイレまで行けそうだということになり、尿道に入っている管を抜いてもらった。以前誰かに、管を抜いてもらう時は快感を感じると聞いたことがある。そんなものは嘘っぱちだった。痛みしか感じなかった。お昼から食事が出た。食事っていたって、米のとぎ汁のような粥だ。



手術後に初めて口にする食べ物としてはこんなものなんだろうな。しかし、胃を切除してから、まだ3日しか経っていないのに、もう食事をしても良いのかと自分でもびっくりする。
(10月9日記述)

安静という言葉

2007-09-29 08:21:07 | ノンジャンル
看護師がやってきて、起き上がってベッドサイドに立てという。まったく冗談じゃない。ゆっくり寝かしておいて欲しいものだ。最近の病院には安静という言葉はないようだ。早く起き上がらないと回復が遅れるらしいが、2、3日遅れたって平気だ。毎月高い健康保険料を払っているのだから、癌になった時ぐらい、ゆっくり養生させて欲しいものだと思う。じいさん、ばあさんのために安くない保険料を払っているわけではないのだ。とりあえず、ベッド上で起き上がることはできたが、腹部に激痛が走る。痰が切れない。切ろうとすると腹部に激痛が走る。咳も同様だ。咳と痰が恐ろしい。
(10月9日記述)

痛々しい姿

2007-09-28 08:19:23 | ノンジャンル
目が覚めると妻の姿がぼぉ~と目に入る。どうやら手術は終わったようだ。胃の三分の二を摘出したそうだ。左手に点滴が入っている。



栄養剤らしきものと鎮痛剤が点滴吊からぶら下がっている。右わき腹からは透明チューブが出ている。これが手術前に説明のあった「ドレイン」のようだ。尿道にも管が入っている。トイレの心配はしなくてもよさそうだ。結構悲惨な姿だ。体中が痛いし、だるい。こんな状態の中、看護師は起き上れと言う。冗談を言っているのかと思えばそうではないらしい。恐ろしいリクエストだこと。酸素マスクも昼過ぎ頃に外されてしまった。夕方、動脈の酸素飽和度を測定すると80しかない。昨日手術したばかりなので仕方がないと思うが、看護師は非常に慌てていた。深呼吸を続けろとくどい程言われる。1で深呼吸、2、3でゆっくりと吐くリズムで10分近く深呼吸をさせられた。もう一度、酸素マスクを付けてくれると楽でよいのになぁ。
(10月9日記述)

手術

2007-09-27 08:18:29 | ノンジャンル
エコノミー症候群防止のため、サポーターソックスを捌かされて1時に手術室に入る。



酸素マスクをつけられ、麻酔注射を打たれるまでは記憶があるが、後のことは当然ながら記憶にない。手術室入口まで担当看護師と看護学校の学生、妻の3人が連れてってくれるが、連れて行ってもらう意味があるのかどうか不明だ。看護師から「頑張って下さいね。」と言われたが、何をどう頑張れば良いのかわからない。手術中は本人は麻酔を打たれて寝ているだけだからなぁ。何やら儀式のようでもある。病室に帰ってきたのは19時頃だそうだ。麻酔の覚めが悪かったらしく、麻酔から覚めても眠いのったりゃありゃしない。医師や看護師の質問に頷くことぐらいしかできない。すべてが煩わしい。手術後のことは、すべてが煩わしく、眠かったことしか覚えていない。子供も病室に来ていたらしいが、まったく覚えていない。
(10月9日記述)

病院生活

2007-09-26 08:17:42 | ノンジャンル
朝から体温、血圧を計測される。まぁ、当たり前の入院生活がすでに始まっているわけだ。指にもパルスオキシメータをはめられ、動脈の酸素飽和度を測定。このパルスオキシメータ、こんな簡単な物で本当に酸素濃度が測れるのかと思うようなちゃっちい機器です。夕方、昨日のバリウムが体内に残っていないか調べるためにレントゲン撮影を受ける。その後、看護師におへそを奇麗にしてもらう。これが結構気持ちがいい。
(10月9日記述)