甲府の「鏡温泉」に行きました。温泉といっても殆ど銭湯のような施設です。県民ホールの近くにあるというので、夜間に行くと、異変に気がつきます。役所などがひしめく場所に、夜間人通りが少ないことは納得が行くのですが、街灯が明らかに少ないのです。真っ暗な中を地図もなしに当てずっぽうにさまよっていると、これまた省エネモードの暗闇に浮かぶレトロ建築の建物がありました。明かりの漏れるドアの向こうはすぐ脱衣場になっていて、通りからお年寄りのご婦人のヌードを見たような見なかったような・・・。番台のようなものも無く、お金を払うときに女湯の脱衣場が見えまくりという困った作りの内部をどう説明したら良いでしょう?天井で回る送風機、鍵の壊れた木製のロッカーは文化遺産級・・・。昭和のレトロな作りの浴槽はアールを描いた豆タイル仕立てで、奥には源泉の打たせ湯がありました。しかし冷泉なので、一人で打たれていると滝修行・・・。何処へ行っても同じ雰囲気のスパ銭に飽きた方はお試し下さい。
帰りは何か食事でも、と思ったのですが、とりあえず役所の裏通りを歩くとこれがなんと歓楽街でした。大通りは呼び込みがギロリと睨んでいたので、かろうじて小さな路地を撮影しました。あとで調べて分かったことですが、甲府駅(甲府城)の南側に位置するこの周辺は昔から旅籠屋に付属する歓楽街であったということです。南西部に穴切遊郭という計画的に作られた新地(戦後は赤線)がありましたが、業者は撤退したようで、今は区割りや古びた日本家屋で花街の面影を見る程度だと言います。
オリンピック通り・・・カフェーとか直球勝負のネーミングセンス。
スナックシェルブール・・・よろしく・・・。小料理屋もありましたが、色っぽい外装。
柳小路飲食店街は民家ばかりで、青線酒場の成れの果てだと思います。
次の日、一時間に一本しか来ないバスに愛想をつかして2キロ程歩くと、見えてきたのはぶどう畑ばかりでした。こちらは農家が吊るしている偽物です。のどかですね。
帰りは何か食事でも、と思ったのですが、とりあえず役所の裏通りを歩くとこれがなんと歓楽街でした。大通りは呼び込みがギロリと睨んでいたので、かろうじて小さな路地を撮影しました。あとで調べて分かったことですが、甲府駅(甲府城)の南側に位置するこの周辺は昔から旅籠屋に付属する歓楽街であったということです。南西部に穴切遊郭という計画的に作られた新地(戦後は赤線)がありましたが、業者は撤退したようで、今は区割りや古びた日本家屋で花街の面影を見る程度だと言います。
オリンピック通り・・・カフェーとか直球勝負のネーミングセンス。
スナックシェルブール・・・よろしく・・・。小料理屋もありましたが、色っぽい外装。
柳小路飲食店街は民家ばかりで、青線酒場の成れの果てだと思います。
次の日、一時間に一本しか来ないバスに愛想をつかして2キロ程歩くと、見えてきたのはぶどう畑ばかりでした。こちらは農家が吊るしている偽物です。のどかですね。