●次元俳句378・陰暦の月5=卯月・丸山しげる1・2018-5-6(日)
○「鯉跳ねて雲の移れる卯月かな」(丸山しげる1)
○季語(卯月・初夏)【→次元俳句-索引1・索引2・索引3 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:鯉の跳ねる近景と、雲の流れる遠景が連動している。陰暦四月の名称「卯月」は2018年では5.15~6.13あたり。初夏から仲夏にあたる。
●丸山しげる(まるやましげる)(1918~2011)
○好きな一句「足摺の椿ばかりの夏落葉」2
○季語(夏落葉・初夏)(「今はじめる人のための俳句歳時記(角川学芸出版編)」より引用)
【Profile】:東京都出身。1951年「馬酔木」入会。1953年、→富安風生に師事。翌年「若葉」入会。「冬草」の→加倉井秋をに師事、1982年から5年間編集長。1988年「みちのく」副主宰。同時に「雅山房」創刊主宰。
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