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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●技法俳句020・比喩(直喩)=ごとく01・加倉井秋を

2010-12-10 20:04:49 | 特集俳句

○技法俳句020・比喩(直喩=ごとく01・加倉井秋を

○「折鶴のごとくに葱の凍てたるよ」(加倉井秋を01)

○季語(葱、凍てる・冬)

【鑑賞】:白葱が凍てついて折れ曲がっています。あたかもひしゃげた折り鶴のように。

 

加倉井秋を(かくらいあきを)(1909~1988)

○好きな一句:「すれ違つてから金魚売は呼ぶ」02

○季語(金魚・夏)

【Profile】:茨城県生まれ。少年時代は横浜で過ごす。神奈川県立横浜二中を経て東京美術学校建築科を卒業。建築家として活躍。武蔵大学教授。俳句は→富安風生に師事。「若葉」編集長。戦後「諷詠派」を発行。「冬草」の雑詠選者を経て主宰を継承する。第24回俳人協会賞受賞。

加倉井秋を掲載句

03笹鳴や妻いくたびも燐寸擦る(笹鳴・三冬)〈次元30・反復(時間)3〉2011/2/13

04洋傘しか抱くものなし毒消売(毒消売・三夏)〈特集283・傘の俳句1-2〉2016/6/17

05田舎から母が来る日百合咲く日(百合の花・仲夏)〈特集536・いろは俳句3-5(ゐ)〉2021/6/25

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