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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

●五感俳句0248・嗅覚051・心敬01・2015-10-12(月)

2015-10-12 04:56:00 | 五感俳句
●五感俳句0248・嗅覚051・心敬01・2015-10-12(月)
○「むすふ手ににほひはこほれ菊の水」(心敬01)
季語(菊・秋) 「むすふてににほひはこほれきくのみず」(「俳句界201405」より引用)
【鑑賞】:困ったときの「嗅覚」俳句。「五感」の4連続になります。句頭の「むすぶ」はおそらく「掬ぶ」でしょう。両手で掬った水に、菊の花から菊の香のしみ込んだ滴が落ちました。【→五感俳句-索引 →俳人一覧()】
 
心敬(しんけい(1406~1475)
○好きな一句「やまふかし心におつる秋の水」02
季語(秋の水) 「やまふかしこころにおつるあきのみず」(引用同上)
【Profile】:紀伊国生まれ。室町時代中期の天台宗の僧、連歌師。15歳で比叡山で学び、28歳で連歌に参加。47歳で十住心院の院主、57歳で放浪の旅に出る。70歳で相模国の大山の麓で没した。

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