●色彩俳句411・~色29・西宮舞3・2018-12-26(水)
○「誕生石色の日記を買ひにけり」(→西宮舞3)
○季語(日記買ふ・暮)(「俳句201601」より引用)【→色彩俳句-索引1・索引2・索引3・索引4 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:例えば九月の誕生石である「サファイア」は濃紺。濃紺の表紙の日記も素敵である。さて何月の誕生石か。作者本人にしかわからない、つつましい「ほのめかし俳句」である。
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■Pickup「冬の~色俳句」5句
01「ねこの眼に海の色ある小春かな」(久保より江)(小春・初冬)(『より江句文集』1928)(色彩俳句105~色1)
02「骨色の石をあらはに水涸るる)(檜山哲彦)(水涸れる・三冬)(色彩俳句 157~色6)
03「京といふ色の時雨に合ひにけり」(稲畑廣太郎)(時雨・初冬)(色彩俳句159~色7)
04「寒牡丹目蓋のうらの色なりし」(辻直美)(寒牡丹・三冬)(『春の構図』1998)(色彩俳句262~色17)
05「誕生石色の日記を買ひにけり」(西宮舞)↑
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