●五体俳句0211・腸04・太田紫苑01・2015-01-27(火)
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○「腸の煮える土鍋を時々ゆする」(太田紫苑01)
季語(土鍋・冬) 「はらわたのにえるどなべをときどきゆする」(「現代俳句データベース」より引用http://www.weblio.jp/content/%E5%A4%AA%E7%94%B0%E7%B4%AB%E8%8B%91)
【鑑賞】:煮えるのが「はらわた」というとなにやらおだやかではないのですが、もつ鍋のことですね。少々かみごたえがありすぎますが、色々な部位が美味しい冬の御馳走です。
○太田紫苑(おおたしおん)
●好きな一句「竹筒の中のさざなみ雪降る中」(『鳥の音』1978)02
季語(雪・冬) 「たけづつのなかのさざなみゆきふるなか」
【Profile】:1917年北海道出身。1959年「花藻」入会。元「俳句評論」同人。1974年花藻作家賞、第2回六人の会賞受賞。俳句評論賞受賞。
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